yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

ドルチェ

2014-06-27 22:22:04 | ミステリー
誉田哲也さんの「ドルチェ」を読了です。

元捜査一課の女刑事・魚住久江、42歳独身。
ある理由から一課復帰を拒み、所轄で10年。現在は練馬署強行犯係に勤務する。

そんな彼女が遭遇した6件の事件の連作です。

女目線の捜査状況の描写とか、ちょっと立ち位置の違う警察小説と言えるかも。

次回作があってもいいかなって思います。
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吉原裏同心(二十一) 遺文

2014-06-25 22:33:45 | 時代小説
佐伯泰英さんの「吉原裏同心」シリーズの21作目「遺文」を読み終えました。

さて、ドラマの方はどうなのかなぁ?
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先生のお庭番

2014-06-23 22:42:13 | 時代小説
朝井まかてさんの「先生のお庭番」を昨夜読み終えました。

出島に薬草園を造りたい。依頼を受けた長崎の植木商「京屋」の職人たちは、異国の雰囲気に怖気づき、15歳の熊吉を行かせた。
依頼主は阿蘭陀から来た医師しぼると先生・・・

最初、表題を見た時は、「忍びの人を描いたお話」かと思いましたが薬草園の園丁を務めた熊吉としぼると先生の交流の話でした。

直木賞作家の朝井さんの本なんで手を出しかけてはやめていたのですが・・・このような賞を取られた方の本はどちらかというと避けて通っているので・・・

とっても読みやすい文章で、お話もとっても面白かったです。シーボルトのお話はよく知られているのですが意外な切り口で、しぼると先生を尊敬しひたすら仕える熊吉の心の交流がとっても温かくて、でも切なく怖かった。
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ラン

2014-06-21 22:20:19 | その他

森絵都さんの「ラン」を読み終えました。

図書館の新着図書にリストアップされていて予約していたのですが・・・読んだ気がする題名だなぁと思っていたのです・・・でも、私が読んでいたなら文庫だし、これは新刊だから私の思い違いでしょう・・・と思っていたら加筆されてはいますが同じものでした。
『図書館で借りた本なので助かった。お金かからないもの。』

で、ほぼ2年前に読んで感想を書いていたのを探し出して下に再掲しました。

22歳の夏目環。9年前に家族を交通事故で失い、2年前に共に暮らしていた叔母を亡くし、大学も中退した環は孤独だった。

引っ越し先で自転車が必要となりたまたま除いた自転車屋で仲良くなった紺野さんに貰った自転車で環は異世界へとひた走る。

家族の死や叔母の死で孤独でネガティブな孤独な日々を送る環は異世界・・・家族が暮らすあちらの世界なんだけど、そこにたどり着くためのルールや決まりが笑えるんですが・・・に行って亡くなった家族に会いたいがために走り始める。

スポーツをすること、チームの一員になること、なにか目的を持つこと・・・で、後ろ向きで生きてきた環が悲しみを乗り越えて前を向いて歩き始めることができるんだと思いました


今回読み始めて、やっぱ読んでる!って判ったのですが結構忘れていて思い出しながら読んだので感想は・・・えー?!こんなに忘れちゃってるの?やだぁ~!・・・なのでした。
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夜叉萬同心 藍より出でて

2014-06-20 22:16:09 | 時代小説
辻堂魁さんの「夜叉萬同心」シリーズの第四弾、「藍より出でて」を昨日読み終えました。

辻堂さんのシリーズものの中で、こちらは少々渋い読み心地です。
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書店ガール3

2014-06-17 21:57:59 | その他
碧野圭さんの「書店ガール3」を読み終えました。

今回は母親となった亜紀と仙台の老舗書店のリニューアルを任された理子、二人の目から書店員の仕事が語られる。

亜紀は子供を育てながら仕事をする女性の立場で悩み、理子は3年目を迎える震災を改めて考えどんな姿勢で書店員として向き合うのかと悩む。

読んでいて、本をプレゼントすることの重大さが語られるところがあって・・・すごく考えさせられてしまった。
また、書店として震災後の復興に参加できることって何かと語られていて、寄付や募金をするだけでなくその人、その立場でいろんなことが考えられるんだなぁと思い知らされました。

女性の働く姿を教えてくれる本です。
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高積見廻り同心御用控 目目連

2014-06-13 22:02:15 | 時代小説
長谷川卓さんの「高積見廻り同心」シリーズの第三作目になる「目目連」を読み終えました。
「百まなこ」「犬目」に続く三作目がやっと発売になりました。

同心見習いの瀬島利三郎が袈裟懸けで殺された。彼と同じ同情の朋輩の失踪も判明。
高積見廻りの滝村与兵衛は敵を討つべく探索に乗り出すが・・・

大好きな長谷川さんの本であっという間に読んでしまいました。
与兵衛の息子・与一郎がすごくいい味を出していて次回作は楽しみだなぁと期待してたのですが・・・

次回作からは主人公は滝村ではなく、口入屋「川口屋」が主体になって話が進んでいくそうで、すごくがっかり。
滝村や松原も脇役として登場するらしいのでそれは嬉しいのですが。

でも、どう変わっても期待はしてます。
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代償

2014-06-12 21:05:54 | ミステリー
伊岡瞬さんの「代償」を昨日読み終えました。

平凡な家庭の小学生・圭輔は、ある事故をきっかけに遠縁の同級生・達也と暮らすことになり、一転、不幸な境遇に陥る。寿人という友人を得て苦境を脱し、長じて弁護士となった圭輔に、収監された達也から弁護依頼が舞い込み…。

前半は小学生・圭輔の災難とその後の悲惨な精神生活に読むのも苦しくなるほどで、途中で止めようかと思ったほどです。

後半は成人して弁護士になった圭輔が幼馴染の協力を得て、子供の頃の苦痛をもたらしていた達也に
その代償を払わせる・・・最後の最後にやっとホッとできる結末で救われました。

圭輔にはもっと前を向いて生きていってほしいです。
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ソロモンの偽証 第Ⅲ部 法廷

2014-06-09 22:04:28 | ミステリー
宮部みゆきさんの「ソロモンの偽証」三部作の第Ⅲ部「法廷」を読み終えました。

第Ⅱ部を読み終わってから余り日が経っていないので、読み始めから一気に話の中に取り込まれていきました。

神原弁護人はとてつも大きな秘密を持ったままこの裁判に参加してると感じてはいたけど・・最後の最後に明かされる全貌に言葉がありません。

『宮部さんにやられた!さすが、宮部みゆき!』と唸ってしまいました。

この巻は神原弁護人が主役なのだと思いますが、野田君が弁護人の助手としてすごくいい存在感を示しています。
私はこの野田君の成長がイチバンの喜びで、意外にも陰の主役化もなんて思っています。

とにかく3冊ともに700ページからあるにも関わらず、一切だらけることなくスタートからフィニッシュまで全速力で駆け抜けた感じの読み応えです。

文庫化されたら・・・絶対買うと思います。面白かった!!
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ルーキー

2014-06-09 22:02:57 | ミステリー
堂場瞬一さんの「ルーキー」を昨日早くに読み終えました。

ちょっと物足りなかったです。
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