yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

ルーズヴェルト・ゲーム

2012-08-31 22:34:27 | ミステリー
池井戸潤さんの「ルーズヴェルト・ゲーム」をあっという間に読了。

監督に見捨てられ、主力選手をも失ったかつての名門・青島製作所野球部。廃部か存続か。繁栄か衰退か。人生を賭した男達の戦いが始まる…。

青島製作所の企業としての戦いと野球部の戦いとが連動して動いていく。

最初からず~~っと苦難の連続なので読み進むのが苦しく感じるのですが終盤の急展開にはヤレヤレと胸をなでおろしました。

表題の「ルーズヴェルト・ゲーム」はかのフランクリン・ルーズヴェルト大統領が7対8のゲームが一番面白いスコアだと言ったのが起源だそうです。

しかし企業と野球と二つのメインを抱え込んでいるので400ページ少々ではどちらも描ききれなかった中途半端さが気にはなりましたが、それなりに面白く読みました。
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うさぎパン

2012-08-30 22:20:41 | その他
滝羽麻子さんの「うさぎパン」を読み終えました。


なんかすごく可愛い本なんです。まぁ、可愛いだけじゃぁないんですけども・・・心がほっこりしてきて・・・

こんな高校生活って・・・羨ましいなぁって思いながらあっという間に読んでしまいました。
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償いの椅子

2012-08-29 21:54:36 | ミステリー
沢木冬吾さんの「償いの椅子」を読了。

5年前、脊髄に銃弾を受けて能見は足の自由を失い、同時に親代わりと慕っていた秋葉も失った。
車椅子に頼る身となった能見は復讐の為に昔の仲間の前に姿を現した。

とにかくひたすらハードボイルド!

車椅子でこんなこと、そんなこと無理だよぅと心の中で呟きながら読みました。

が、結構楽しんで読み終えました。
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小説・震災後

2012-08-26 22:22:57 | その他
福井晴敏さんの「小説・震災後」を読み終えました。

札幌のお友達が送って下さった翻訳のミステリーの中に混ざっていた1冊です。

まず一番に手が伸びそうな一冊なんですが・・・最後になってしまいました。

すごく悲惨なことや苦しいこと哀しいことが詰まってるんではないかと酔うのが怖かったのがその原因です。

ですが読み終わって・・・なんかこれからの日本の進む道に少しだけど光が射してるようなそんな感じを受けました。

震災直後のサラリーマンの野田の慌てぶりや喪失感。中学生の息子の心に芽生えた将来への不安と闇。そして出来過ぎの元防衛庁職員の父親。(この父親像は『亡国のイージス』を書かれた福井さんならではだなぁと)

息子・弘人が野田に叫ぶ「このどうしようもない世界で、これから生きて行かなきゃなんないのはおれたちだ。返せよ、未来を。・・・返してよ」

原発に関して「脱原発」と言うのは簡単なんですよね。でも今の生活を維持していくには・・・、昔に帰れるわけもなく・・・

何となく流されている私たちに、「解決に向けて出来ることを頑張って、前を向いて歩いて行こう!」と大きな声ではっぱをかけてくれる1冊です。

思うところがたくさんあって、なかなか言葉にならないです。
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つるかめ助産院

2012-08-25 23:03:52 | その他
小川糸さんの「つるかめ助産院」を読み終えました。

感想は後日に、たぶん。
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サッカーの神様をさがして

2012-08-24 22:27:03 | 時代小説
はらだみずきさんの「サッカーの神様をさがして」を読了。

サッカーライターに転身した尾高春彦は、仕事もなく高校時代の思い出を私小説として書き始める。そこには足が不自由な青年との出会いと別れがあった。

はらださんってサッカーに熱中する子供たちの揺れ動く姿を描くのが上手いですね。

高校時代の思い出だけでなく、現在の自分を取り巻く環境も・・・息子との関係や妻との距離感など・・・ももう少し掘り下げて書いてくれたらもっと面白かったのにと思いました。
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カーラのゲーム

2012-08-21 22:16:16 | 翻訳もの
ゴードン・スティーヴンズの「カーラのゲーム」上下巻をやっとこさ読了。

ハイジャックの事件とボスニアの戦争とが入り乱れて書かれていて最初はどんな話が進んでるのかついていくのが大変でしたが・・・

難しい話はななめ読みでしたが後半は面白かったです。

カーラとSAS隊員のフィンやジャナーの繋がりと、フィンたちの妻のカーラへの想いがすごく心に残りました。
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小袖日記

2012-08-19 22:06:02 | 時代小説
柴田よしきさんの「小袖日記」を読了。

上司との不倫に敗れて自暴自棄になった『私』は死のうとしたその時雷に打たれ・・・気付くと平安時代にタイムスリップ!
女官・小袖と入れ替わった『私』は「源氏物語」を執筆中の香子さまの片腕として働くことに・・・

「源氏物語」を読み始めて5ページまでたどり着かなかったくらいなので、最後まで読んでいたらこの本をもっと楽しめたのにとちょっぴり残念。
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「ひとりの老後」はこわくない

2012-08-17 22:06:53 | その他
松原惇子さんの・・・「ひとりの老後」はこわくない・・・を読み終えました。

以前、「おひとり様の老後」という本を読んだことがあるので、それを知っているお友達が貸してくださった中の1冊です。

今はだれもが歳をとると「ひとりの老後」を迎えることに。

切実ではないにしてもこの本の中にはいろんな為になることが書いてあって、是非参考にしたいです。
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燦 (3)土の刃

2012-08-16 23:13:50 | 時代小説
あさのあつこさんの「燦」の第3弾「土の刃」を読み終えました。

世継ぎ・圭寿を刺客が襲う。

燦は圭寿に出会いその得体のしれない奥深さを感じ取る。

伊月、燦、そして圭寿の周りで何かが起ころうとしていた。

いや~~ 面白くなりそうです。
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