夏川草介さんの「神様のカルテ 2」を読み終えました。
かなり読み応えがあり幾度となく鼻の奥がツンとしてきました。
図書館の解説には
新年度、本庄病院の内科病棟に、一止の大学の同窓である進藤が着任してきた。だが、進藤の医師としての行動は、かつての姿からは想像もできないもので…。地方病院を舞台に個性豊かな登場人物たちが織りなす、いのちの物語。
とあります。
第一作よりこちらのほうがず~~っと読み応えがありました。
前作は、ちょっと軽めの医療作品だなぁと思っていましたが、作者の思いはこちらに凝縮されてるのではないかと思うほどに、気持ちがビンビン伝わってきました。
進藤の妻・如月が囚われた心の病、や「医師の前に人間である」という心からの叫び、そして古狐先生の死に向かう姿。
「医者は、患者のために命がけで働くべきだという。この国の医療は狂っているんだ。医者が命を削り、家族を捨てて患者のために働くことを美徳とする世界。夜も眠らずぼろぼろになるまで働くことを正義とする世界。」・・・これが今の日本の救急医療の実態だと・・・医療に関して狂ってる世界。
もっと医者も人として尊重されべきとの筆者の叫びが聞こえてきます。
かなり読み応えがあり幾度となく鼻の奥がツンとしてきました。
図書館の解説には
新年度、本庄病院の内科病棟に、一止の大学の同窓である進藤が着任してきた。だが、進藤の医師としての行動は、かつての姿からは想像もできないもので…。地方病院を舞台に個性豊かな登場人物たちが織りなす、いのちの物語。
とあります。
第一作よりこちらのほうがず~~っと読み応えがありました。
前作は、ちょっと軽めの医療作品だなぁと思っていましたが、作者の思いはこちらに凝縮されてるのではないかと思うほどに、気持ちがビンビン伝わってきました。
進藤の妻・如月が囚われた心の病、や「医師の前に人間である」という心からの叫び、そして古狐先生の死に向かう姿。
「医者は、患者のために命がけで働くべきだという。この国の医療は狂っているんだ。医者が命を削り、家族を捨てて患者のために働くことを美徳とする世界。夜も眠らずぼろぼろになるまで働くことを正義とする世界。」・・・これが今の日本の救急医療の実態だと・・・医療に関して狂ってる世界。
もっと医者も人として尊重されべきとの筆者の叫びが聞こえてきます。