yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

奥方様は仕事人

2011-10-26 22:05:52 | 時代小説
六道慧さんの「奥方様は仕事人」を読了。

お友達が貸してくださった1冊です。

八丁堀同心野村平左衛門の妻・留以は剣術小町と称されたほどの武芸の腕前。

両親を殺害した夜盗への復讐の為に仕事人としての別の顔を持って暮らしている。

TVドラマの「必殺・仕事人」の女性版の様なお話です。
留以の姑、小姑による嫁いびりも激しいですし・・・でも夫の平左衛門が留以にべた惚れなのが可愛らしいですが・・・
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口入屋用心棒 2冊まとめて

2011-10-23 22:26:59 | 時代小説
鈴木英治さんの「口入屋用心棒」シリーズの第19,20弾を読み終えました。

バスで移動の合間に・・・

「毒飼いの罠」  口入屋の山形屋を刺客から守った湯瀬はおきくを伴って故郷の沼里へ。
また未だに山形屋を付け狙うものが富士太郎の慕う智代の実家・一色屋ににも悪手を伸ばしていた。


「跡継ぎの胤」  又太郎の急を知らされ直之進は急ぎ沼里へ。頭を強く打って意識のない又太郎が口にした言葉を便りに、お家騒動の芽を摘むべく佐之助や琢ノ介の手を借りて江戸の町を駆ける・・・

読みなれていて気が張らなくっていい軽く読めるのですが、さすがに飽きてきたなぁと思っていましたが、そろそろ幕でしょうか。
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切り絵図屋清七 紅染の宿

2011-10-22 23:09:37 | 時代小説
藤原緋沙子さんの「切り絵図屋清七」シリーズの第2弾「紅染の宿」を読了。

前作の「ふたり静」がすごく良かったので・・・切り絵図屋って言うのが目新しかったし、今までと違う時代小説かなと期待してたのですが。

う~~ん、なんか普通の時代小説だなぁ。もうちょっと違った切り口ってなかったのかなぁとすごく残念。
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サヴァイブ

2011-10-21 22:16:41 | その他
近藤史恵さんの「サヴァイブ」を読み終えました。

「サクリファイス」の続編「エデン」・・・そして本書の「サヴァイブ」はその過去と未来を描いた6編で構成されています。

海外に行った白石誓、バイク事故を目撃してロードレースに初めて恐怖心を抱いた伊庭、石尾のアシストとして生き宇決意をした赤城。

其々の過去やそれからを切り取っていて楽しめます。

私は「Story Seller」ですでに読んでいた短編もありましたが十分楽しめました。

その後の白石誓が知りたいです。
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居眠り磐音江戸双紙 帰着準備号

2011-10-20 22:28:20 | 時代小説
な~んにも考えずにルンルンで買ってきて、ページをめくって、ウン?うん??

10周年記念だそうで、今までの磐音の歩いた道などを年表にまとめてあったり、住んでいた界隈の紹介があったりと、磐音がぜ~~んぶわかるようになっています。

そして短編「橋の上」が含まれていて、磐音の若かりし時代が描いてあります。

短すぎて物足りないですが・・・
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英雄の書

2011-10-18 21:22:39 | ミステリー
宮部みゆきさんの「英雄の書」を読み終わりました。

お友達が送って下さったのですが・・・ご本人は途中で脱落したそうですが・・・なんとか最終ページにたどり着きました。

小学5年生の女の子・森崎友理子の兄・大樹が同級生を刺して行方不明になってしまった。

兄を心配する友理子に叔父の別荘のたくさんの本たちが語りかけてきた・・・

彼女は兄を助けるべく現の世界ではない世界へと旅立つ。

宮部さんはかなりゲームがお好きだとか。ゲームになりそうというかゲームっぽいお話なので、まるっきりそっち方面には疎い私にはイマイチでした。

「十二国記」もこの世界とは別の世界でのお話でしたが、こんな世界の在り様を考え作ってすごいなぁとその想像力と創作力にただただ脱帽。
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烏金

2011-10-14 22:28:39 | 時代小説
西條奈加さんの「烏金」(からすがね)を昨夜遅くまでかかって読み終えました。



因業な金貸し婆、お吟のもとに現れた謎の若い男、浅吉。お吟のもとで押しかけ居候を始めた浅吉には、実は秘密の目的があった…。相棒の烏、勘左とともに、浅吉が貧乏人を救う!

・・・と図書館のHPの紹介文に書いてあります。

浅吉が説明する算術が、私にはちんぷんかんぷんでしたが解る人には解るんでしょうねぇ。

金貸しであるために皆から嫌われていたお吟婆さんが浅吉が居候して金貸しの仕事を手伝いだし、貸した金をちゃんと返してもらうために商売の仕方や金の計算の仕方を借り手に教えながら商売を広めていくうちに・・・皆が浅吉だけでなくお吟にも笑顔を見せるようになる。(なんか、いい話だなぁ)
そして浅吉は親のない子供たちが集団でかっぱらいなどの悪事を働いてるのを知り、何とか子どもたちだけで暮らしていけるような商売をやらせたいと知恵を絞るのだが・・・

ここで稲荷鮨が出てきて・・・あっ!これって!・・・と気づきました。

以前読んだ「はむ・はたる」の前作になるんだ!  う~~ん、逆だなんて大失敗。
長谷部様やその母上との繋がりがちょっとわかりにくかったのもそのせいですね。
しかし、「はむ・はたる」には浅吉って顔を出してなかったのかなぁ。

浅吉がお吟に何故お吟のところに押しかけたのかを話す場面はなんか切ない。
そして浅吉が兄貴をやくざから取り返すために大事に売らずにしていた山を売って、その金を持って乗り込んでいくところも良かったですぅ。
「烏金」って朝貸してその日の夜には返す金貸しのことです。
この話の中に浅吉が可愛がってる烏・勘佐が出てきます(結構大事な役回りです)が、読みながら宮部みゆきさんの「ぼんくらにも」鳩の官九郎が出てくるのを思い出しました。

3作目ってあるのかしら?

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無名騎手

2011-10-12 22:34:54 | ミステリー
蓮見恭子さんの「無名騎手」を読了。

自殺した先輩騎手の遺品整理に訪れた女騎手・夏海は、かすかな異変に気づき、本当に自殺したのかと疑問をもつ。同じ頃スポーツ新聞社で、自殺した騎手の名が勝利騎手として掲載されるという誤植事件が起こり…。  (これも図書館のHPでの紹介文です)

先日読んだ「女騎手」より面白いかな。

ただ話が少しバタバタしていて繋がりがすっきりしてないのでミステリーとしての鮮やかさが無いのが残念。

人物が深く描けてないせいかなとも思うのですが。(なんかエラそうですねm(__)m
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御師 弥五郎

2011-10-11 22:16:11 | 時代小説
西條奈加さんの「御師 弥五郎」を読了。

お伊勢参りの案内役「御師」の手代見習・弥五郎は縁あって材木商・清兵衛のお伊勢参りに付き合う羽目に。だが行く先々でなぜか清兵衛が狙われて…。笑い、涙、謎ありの痛快時代ロードノベル・・・・・と借りた図書館の本の紹介欄にありました。

何故清兵衛が狙われるのか?  弥五郎はいったい何者なのか? そもそも御師とは何なの?

などなど疑問をいっぱい抱えながら読んでいきましたが・・・終盤にやっと謎解きが完了・・・完了しないと困るわけですが。

お伊勢参りってこんなことだったのねと、今まで小説で良く出てきたので知ったつもりになってましたが結構奥深い。
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本を語る楽しさ

2011-10-09 23:35:58 | 全般
今日、出かけてたら・・・Right-onとユニクロで買い物中・・・本を返しに行きたいけどいつがいいですかってメールが。

で、3時半に我が家でということになり、帰ってから大慌てで片づけです。

彼女とは私が通ってるスポーツクラブで一緒に泳いでいたのですが、本が好きで好みも似ていて・・・珍しく本の話が出来るお友達なのです。
今はプールを辞めているのですが、本を何冊か貸していたので返しに来てくれました。

宮部さんの新作「おまえさん」やあさのあつこさんや三浦しをんさんなどなどいろんなお話が出来て楽しいひと時でした。

なかなか、本の趣味が同じ人が身近にいるって無くって・・・めったにないチャンスでした。
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