yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

読んでる時間がない・・・

2008-12-30 23:24:01 | 全般
「再起」の余韻を残しながら手に取ったのは、佐々木譲さんの「駿女」。
裏表紙を読んだところでは、義経の時代を書いた小説らしいです。

が、なにせ師も走るという年の瀬も思いっきり押し詰まって・・・のんびり本を読んでる状態ではなく。。。。

そう、ブックカバーに入れたまま、10ページほどしか読めてません。
高橋さんの「炎立つ」と重なるので楽しみです。
結構この頃のお話は好きなんです。
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再起

2008-12-29 23:05:36 | 翻訳もの
ディック・フランシスの競馬シリーズ、第38作め「再起」読了です。

元騎手で今は調査員のシッド・ハレーが四たび登場です。

競馬場で人が二人、そして優勝馬が・・・死んだ。

今回もどれほど痛めつけられるのかと戦々恐々と読み進んだのですが、悪の手はシッドではなく、シッドが愛するものへと牙を向けたのです。
前三作品ではシッドは手ひどい仕打ちを受け(読み進むのを躊躇うほどの酷さでした)左手を失うことになったのですが・・・痛めつけられても怯むことなく悪に敢然と立ち向かったので、『シッドは暴力には屈しない』と評判を得た。

シッドが愛する二人、恋人のマリーナと義父のチャールズはシッドの重荷になりたくないと決断する。
つまりシッドを傷つけても屈しないので、マリーナを殴れ、チャールズを殴れという事になってしまう重荷になりたくないと。
(私なんかには考えられない潔さだけど)

ディック・フランシスの書く女性はすごく欠点のない素敵なレディが多いのですが、シッドの元妻、つまりチャールズの娘のジェニィはシッドをすごく嫌っていて、、、というか憎んでいて、会えばシッドを目の敵にしていて・・・嫌な女に書かれているんですが、今回やっとジェニィの心の辛さや哀しさもわかって良かったなぁと。人間臭くて好きだったんですよ。。。ジェニィ。

今回から翻訳の方が変わったんですよね。
菊池さんが亡くなられて・・・
文章の雰囲気が変わってるのかなと心配してましたが杞憂でした。
あの菊池さんの切れの良さを北野さんの翻訳でも味わうことが出来ました。
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新ほたる館物語

2008-12-27 22:50:35 | その他
あさのあつこさんの「ほたる館物語」1,2,3の完結編です。

とある山間にある小さな温泉旅館「ほたる館」を舞台に、小学5年生の一子の春休みの出来事が書かれてます。

小学5年生と侮ることなかれ。一子ちゃんの心の中を覗いてみると、こちらの背筋がぴーーーんと伸びること請け合いです。
なにしろプロの仕事とはどんなものか、ちゃーんとわかってるんですから。
それもこれも、生まれた時から旅館の仕事を見て育ってきたのだから。

一子の幼馴染ののんびりした雪美ちゃんや転校してきた頼りなげな柳井くんとの関わりから色んな事を感じ学んでいく・・・
そして自分の言葉で自分の考えを言えることがどんなに大変なことで、どんなに大切なことか、こんな難しいことを考えてる。
すっごい大人な一子ちゃんですが、可愛いのです。

こんな一子ちゃんとついつい若かりし頃の自分とを比べて、『あ~~あ』と落ち込んでいる私です。

読んでいて一子ちゃんに負けないように生きていかなくてはと、背筋が伸びます。

あさの先生、どうか大人になった一子ちゃんに美雪ちゃん、柳井君に是非会わせて下さい。
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何処へ?行方不明・・・

2008-12-26 22:29:48 | 全般
昨日、丸善で仕事に必要な黄色のコピー用紙を買って、文庫本を探していたら・・・わ~~お久しぶりに新作が文庫で出ていました!
ディック・フランシスの「競馬シリーズ」
ルンルンで買ったまではいいのですが、その後ケーキ買ったり母のところに寄ったり、生協で買い物したりで・・・すっかり忘れていて、、、
旦那が車を見に行ってくれたのですが見つからず。

え~~!?後部座席に置いたと思うんだけどなぁ・・・
明日、自分で探してみよう。 


発見!
どうにも納得いかないので、寒い中防寒して車の中を探しに。
後部座席の隙間に挟まるようにして忘れられていました。
ヤレヤレ。
明日からは久々の翻訳ものです。
D・フランシスの「再起」に行きます。愛しいシッド・ハレーですよ
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螺鈿迷宮 読了

2008-12-25 23:17:04 | ミステリー
海堂尊「螺鈿迷宮」読み終わりました。
下巻途中から怒涛の展開でした。

作者は何を言いたかったのだろうか。
今の医療の矛盾。
厚生省の思惑と臨床とのギャップ。
私なんかでも日々悔しい思いを味わっているので、現在も臨床医として働かれている作者にはやりきれない思いの日々ではないだろうかと推察されます。
そのギャップのありようを世に問いたかったのだろうか?
はたまた「オートプシー・イメージング(エーアイ)」の重要性を訴えているのだろうか?

原作では白鳥って背が低く小太りの体型なのですが、どうも阿部寛さんのイメージになってしまいます。映画、観てないのですが何故?
ドラマは観てたのですが、中村トオルさんはあのとぼけた味を醸し出すには真面目すぎて・・・人を馬鹿にしてるようにしか見えなかった・・・

現実の臨床医が書いているせいなのかと思うのですが、専門用語が多すぎてその辺りが理解しにくく、そのせいで最初ついていきにくいのが残念。
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あさのさんの新作だ!

2008-12-23 22:43:08 | その他
あさのあつこさんの「新ほたる館物語」が発売になっているのを発見!
モチロン早速買ってきました。
「ほたる館物語」1,2,3巻で終ったのかと思っていたので嬉しい。

現在読書中の「螺鈿迷宮」の下巻を読み終えたら、次はこれですね。
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ムー大陸沈没

2008-12-21 20:10:37 | その他
少し前に読んだ今野敏さんの本「海に消えた神々」にムー大陸が沖縄にあったのではないかというお話が書かれていて、そのお話にすごく魅せられて・・・

参考文献に載っていた木村政昭さんの「新説 ムー大陸の沈没」という本をネットで買って(本屋さんで探したのですが見つからなかったのです)
少しずつ読んでいる所です。

小説を読んでいてすごくロマンがあるお話だなぁと・・・もし私がダイビング出来たらな、絶対沖縄の海に潜って遭遇してみたいと思ったのでした。

なかなか読み進まないのですが、、、少しずつ。
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螺鈿迷宮 上巻読了

2008-12-20 23:29:36 | ミステリー
やっとこさ上巻読了。
何が言いたいのか?何が面白いのか・・・よく判らない。

上巻の終わり頃にやっと白鳥登場。
田口先生は登場ナシなのかなって思ってたら、話題でご登場でした。

なんとなく終末医療の待遇の悪さを訴えるお話かなと思ったりしてますが、この先下巻ではどんな展開になるのかなぁ。
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HPにリンク

2008-12-19 22:24:31 | 全般
先ほどからHPにリンクさせました。

ここでは読書感想だけでなく、買った本や手に取った理由やあれやこれやも書いていこうかなと思っています。

ブログだったら一言の感想やコメントでも書き易い気がするのですが。

同じ本を読まれた方の感想やコメントを寄せてもらえたら嬉しいです。
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購入

2008-12-18 22:41:14 | 全般
街に出かけたので大型書店で本を物色。

購入したのは
川端裕人「銀河のワールドカップ」
今井絵美子「出入師夢之丞覚書 星の契」
堂場瞬一「検事・城戸南 神の領域」

当たりがあるといいけどなぁ。
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