yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

倒れるときは前のめり

2020-03-23 19:05:09 | その他
有川ひろさんのエッセイ「倒れるときは前のめり」を3日前に読み終えました。
私はほぼ「エッセイ」は読まないことにしてるのですが・・・読みたいなぁと思って買って読んだのは、宇江佐真理さん、三浦しおんさん、武田鉄矢さんのエッセイくらいです・・・今回、本屋さんで見つけてつい買ってしまいました。

すごく楽しい本でした。歯に衣着せない語り口も良かったですが、べらんめい調の言葉も、真摯に訴える言葉もすごく素直に頷けるました。

次作には改名のいきさつも書いてあるらしいので是非読ませてもらいます。
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活版印刷三日月堂 空色の冊子

2020-03-23 18:58:31 | その他
ほしおさなえさんお「三日月堂」シリーズの「空色の冊子」をすでに6日前に読み終わってます。

小さな活版印刷所「三日月堂」の店主・弓子が活字を拾い刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった言葉。弓子が幼いころ、初めて活版印刷に触れた思い出など、三日月堂の知られざる「過去」を描いた番外編。

弓子の祖父母、両親、などなど  読みながら想像してた人たちが登場して、シリーズで読んでいた弓子をかたちどっていく彼らの存在が知れて、満足って感じです。
だから今の弓子さんがいるんだなぁと思いながら読みました。
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騙し絵の牙

2020-03-20 13:22:43 | その他
塩田武士さんの「騙し絵の牙」を5日前に読み終わりました。

大手出版社で雑誌編集長を務める速水は、上司から廃刊を匂わされたことをきっかけに、組織に翻弄されていく…。唯一無二の俳優・大泉洋を「あてがき」した社会派長編。

大泉さんをあて書きというだけでなく、表紙にも中の章変わりの扉にも大泉さんの写真なので・・・どう頑張ってみても頭の中は大泉さんいっぱいになってしまいます。
速水が喋るとそれは大泉さんのせりふ回しとなり表情や仕草も・・・今まで見たことのある大泉さんのそれとなって進んでいきます。
まぁ、それが不満でもなく「はまりすぎ」なので知らず知らずに笑ってしまいます。

私は電子書籍よりやはり紙のページを一枚ずつめくっていくのが好きなので、出版界の現状を心痛めながら読みました。
面白くて一日で読んでしまいました。
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愚者の檻 警視庁文書捜査官

2020-03-20 13:15:56 | ミステリー
麻見和史さんの「文書捜査官」シリーズの「愚者の檻」を6日も前に読み終わってます。

古新聞に頭部を包まれた遺体が発見された。文書解読班の理沙は、古新聞で見つけた傷害致死事件の犯人で印刷会社社長との関連を疑う。一方で矢代は、班の解体を目論む岩下管理官から、念願の殺人班に来ないかと誘われ…。

今回は残された文書が暗号だったというので「解読」という捜査です。
やはり「文書」っていうと地味な仕事になるので盛り上がりに欠けてしまいますね。
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かがみの孤城

2020-03-12 20:21:14 | ミステリー
辻村深月さんの「かがみの孤城」を昨日読み終えました。

部屋に閉じこもっていたこころの目の前で、鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先の世界には、似た境遇の7人が。秘めた願いを叶えるため、7人は城で隠された鍵を探す-。

読み始めはゲームっぽいお子様向けのお話かなぁと思いながら読んでいたのですが、なかなか人物設定とか面白くて後半から終盤は一気に読んでしまいました。
鏡を通り抜けてお城に行くなんて設定、ありえないじゃん!って思うはずなのに・・・結構気にならなくて楽しみました。
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不審者

2020-03-10 15:16:00 | ミステリー
伊岡瞬さんの「不審者」を今日読み終えました。

夫と息子、義母と都内に暮らす里佳子。ある日、行方知れずだった、夫の兄が現れた。夫の一存で彼を居候させることになるが、それ以降、里佳子の周囲では不可解な出来事が多発し…。

いかにも思わせぶりな内容なので、最後のどんでん返しがどうなのかなと読みましたが、結構普通だったので残念。
なので、ドキドキ感やスピード感がなかったです。
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さよならの儀式

2020-03-10 15:08:37 | ミステリー
宮部みゆきさんの「さよならの儀式」を3日前に読み終えました。

小さな漁村に、海の向こうから「屍者」のトムさんがやってきて…。「海神の裔」をはじめ、親子の救済、老人の覚醒、別の人生の模索などを描いた作品全8編を収録。

どの短編のちょっと気味が悪いなぁという思いを抱きながら読んだのですが、その中で気になったのが監視カメラに気づいたおじいさんのお話です。
今の時代どこにでもある監視カメラ・・・「見られてる」という感覚は怖いものだなぁと改めて思いました。
それ以外のお話は、どうも気味悪くて斜め読みで終わってしまいました。
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