yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

空也十番勝負 青春篇 声なき蟬 上下巻

2017-01-30 23:07:30 | 時代小説
佐伯泰英さんの「居眠り磐音」シリーズの続編となる
「空也十番勝負青春篇 声なき蟬」の上下巻を読み終えました。

このシリーズはもう読むのを辞めようかなと思ってたのですが、手許に読む本が少なく
ついつい手に取ってしまいました。

ちょっと長すぎる感じもありますが・・・

また長いお話になるのかしら。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嶽神伝 鬼哭 上下巻

2017-01-30 22:47:04 | 時代小説
長谷川卓さんの「嶽神伝 鬼哭」の上下巻を2日前に読み終えました。

嶽神伝の第三弾になるこの本は、無坂、月草、真木備たちが躍動する1冊です。

長谷川さんのこのシリーズは本当に面白くて大好きです。

多十がまだまだ若すぎる時代なのでちょこっとしか登場しません。
無坂も本当にかっこいいけど、多十も最高です!

このシリーズ、もっと書いていただきたいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017-01-25 13:52:45 | ミステリー
伊岡瞬さんの「痣」を読み終えました。

2週間後の妻の命日を機に辞職すると決めている真壁を引き止めるかのように、奥多摩分署管内で連続美女冷凍殺人事件が発生。被害者の左胸には在りし日の妻の左胸にあった痣と酷似した印が…。

久々に読みごたえがある警察小説です。
読み始めて数ページで面白くてやめられなくなりました。

主人公に陰と温かさとが共存していて、そのせいか悲惨なお話が意外にも嫌な読み心地ではないのかもしれません。楽しみました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たとえば、すぐりとおれの恋

2017-01-24 22:54:54 | その他
はらだみずきさんの「たとえば、すぐりとおれの恋」を読み終えました。

就職した夏、保育士のすぐりは新米営業マンの草介と偶然出会い、付き合い始める。
草介のことをもっと知りたいと望むすぐり。だが、草介は自分の家族や過去について触れたがらず、ある日デートの最中に突然いなくなってしまう。
お互いをどこまで知ることが幸せな明日につながるのか・・・

「サッカーボーイズ」を書かれたはらだみずきさんがラブストーリーを書かれるなんてと半信半疑で読み始めましたが、、、なんかはらださんらしい恋愛小説です。
すぐりと草介の独白が交互に繋がってお話が進んでいきますが、、、、

"そうか、はらださんはこの最後のシーンを描きたかったのか" と最後の最後で納得しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蛮政の秋

2017-01-23 22:37:54 | ミステリー
堂場瞬一さんの「蛮政の秋」を読み終えました。

新聞記者・南のもとに送られてきた、政界を揺るがす1通のメール。送信したと思われる人間は姿を消していた。真相を追い求めた先にあるものとは…。虚実入り乱れる情報社会を捉えた長編小説。

政界のスキャンダルを扱ったお話は、分かりにくいうえ、この新聞記者の南さんが煮え切らない性格なのでイライラが募ってしまいました。

読み物の話だけど政界の化かし合いにうんざりでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青光の街

2017-01-21 16:14:03 | ミステリー
柴田よしきさんの「青光の街」を読み終えました。

青い電飾が遺体のそばに撒かれる連続殺人事件が東京の街を騒がせるなか、数奇な縁で探偵事務所所長を務める作家の草壁ユナに旧友から助けを求めるメールが届く。

久しぶりに面白かったです。全く別物だと思われる事件が最後には繋がってくる。
青い電飾と言うのが、何故か冬っぽくって、いい時に読んだなぁと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アレグロ・ラガッツァ

2017-01-20 22:15:40 | その他
あさのあつこさんの「アレグロ・ラガッツァ」を読み終えました。

中学時代、フルートに「選ばれなかった」美由。だが高校入学早々に出会った友里香と咲哉に巻き込まれ、美由は再び音楽に触れて…。女子高生の揺れ動く気持ちを丁寧に描いた長編ストーリー。

あさのさんは中高校生の女の子の揺れ動く心を描くのが上手いですねぇ。

相野、菰池、九樹、・・・美由、咲哉、友里香というより名字の方で読んだ方がしっくりきます・・・この三人のバランスがすごくいい。
美男美女がその事に無頓着と言うか気づいてないのが笑えますが。

相野さんの生き方が普通なんだろうけど、そこから自己を強く出していくのって大変なことだと思うの。
こんな風に歩いて行けたらいいのだろうけど、今のこの時代難しいでしょうねぇ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あさ美さんの家さがし

2017-01-18 22:26:56 | その他
黒野伸一さんの「あさ美さんの家さがし」を読み終わりました。

タワーマンションに惹かれる32歳のキャバ嬢あさ美、ゴミ屋敷で暮らす蓬萊のおばあちゃん、シェアハウスで出会った譲二と唯…。高齢化や待機児童など、様々な問題の中で生きる人々が織りなす、住居と人生をめぐる連作長編。

読み始めると、まず思ったのが『しまったなぁ、キャバ嬢の話なの?』でしたが、あさ美さんに関わる人たちが連作の主人公になっていって、それぞれの人たちが抱える問題が結構リアルで・・・考えさせられるんですよね。

それにしても女装が好きな男が最近は流行ってるのかしら?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女子的生活

2017-01-17 20:54:25 | その他
坂木司さんの「女子的生活」を読み終えました。

毒親、マウンティング、意識高い系バトル…。アパレルで働きながら、都会で女子的生活を楽しむみきが日々のモヤモヤを痛快にぶっとばす、超デトックス小説!

男の子が可愛い女の子になりたくて、頑張って頑張って(と言うよりも、女の子でいることが好きで好きで)女子力を高めて生きている。

なんか愛しささえ感じてしまう、そんな小説です。

しかし、坂木さんが書かれたとは思えませんでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名もなき風たち

2017-01-13 22:18:38 | その他
はらだみずきさんの「名もなき風たち」を読み終えました。

2011年、高校生になった遼介は関東の強豪サッカー部に入部。東日本大震災から1ケ月、サッカーができる現状に葛藤を抱きながら部活に励む。「サッカーボーイズ」後継作の新シリーズ。

高校生になった遼介が何十人もいるサッカー部員のなかで自分の立ち位置を模索し、そして直前に起こった東日本大震災後の自分の生き方に悩みながら少しずつ自分らしさを見つけて、前を向いて進んでいこうと気づくあたりまでのお話です。

これから続編が出ると思うのですが、遼介が高校生としての三年間を如何に過ごしていくのか・・・楽しみです。
今回は新しい登場人物が多く、なおかつサッカーの描写がより緻密になって、サッカーをよく知らない私にはなかなか大変でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする