yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

花競べ 向嶋なずな屋繁盛記

2014-09-26 19:30:46 | 時代小説
朝井まかてさんの「花競べ 向嶋なずな屋繁盛記」を昨晩読み終えました。

朝井さんの本って女の人が主人公なのが多いですが、この本は誰が主人公なのかしら?

新次?雀?・・・おりんではないし・・・

吉野桜がいかにして出来上がったのか?やっぱり葉が花が終わってからっていうのは珍種だったのねぇ。  なかなか物知りになりました。

本?もちろん面白かったです。
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警視庁強行犯係・樋口顕  廉恥

2014-09-24 23:22:40 | ミステリー
今野敏さんの「警視庁強行犯係・樋口顕」シリーズの「廉恥」を読了。

警察にストーカー被害の相談をしていたキャバクラ嬢が殺され、浮足立つ捜査本部。そして最前線に立つ警視庁強行犯係・樋口顕の娘の名前が、学校への脅迫メールの発信源リストに…。

今野さんの小説の中で、湾岸署の安積、隠蔽捜査の??(名前が出てきません、、、)とこのシリーズの樋口・・・揃いもそろって心の中でかなり悩んで気を遣って・・・

読みながら私は『疲れるだろうなぁ』と思ってしまいました。
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クラスメイツ 前期 後期

2014-09-22 22:43:35 | その他
森絵都さんの「クラスメイツ」の前期・後期の2冊を読み終えました。

中学生になったら、変わりたいって、思ってたんだ-。1年A組24人のクラスメイトたちそれぞれを主人公に、1年間を通して変化していく関係や、つみかさなる思いを描く、中学生群像ストーリー。

中学生っていうと・・・幼かったり、背伸びしてたり。

今も昔もそんなに変わりないのかなぁと思ったり、なかなか厳しい環境かなぁと思ったり。

1年A組24人、一人一人を描いてその一年間を優しい視線で書いています。

まとまりのないA組が卒業近くには一つにまとまっていく様がかわいいです。
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鬼役 六、七

2014-09-19 22:09:47 | 時代小説
坂岡真さんの「鬼役」シリーズの6,7巻を先週に読み終わりました。

止めようと思いながらもついつい買ってしまいます。

次の8,9巻は月末から行く白馬への旅に持っていきます。
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まるまるの毬

2014-09-15 16:52:09 | 時代小説
西條奈加さんの「まるまるの毬」を読み終えました。

親子三代で営む菓子舗「南星屋」。繁盛の理由は、ここでしか買えない日本全国、銘菓の数々。でもこの一家、実はある秘密を抱えていて…。思わず頰がおちる、読み味絶品の時代小説。

美味しいだけじゃなく、口惜しかったり、ほろっとしたり、切なかったり、嬉しかったり・・・いろんな味がいっぱい詰まったとっても美味しい本です。
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もしも俺たちが天使なら

2014-09-13 22:42:33 | ミステリー
伊岡瞬さんの「もしも俺たちが天使なら」を昨日読み終えました。

この闘いは、大金のためか、友情のためか-。詐欺師、ヒモ、元刑事のイケメン小悪党トリオが、人助けのために凶悪組織に立ち向かう! 痛快クライムノベル。

伊岡さんの今まで読んだ本とは少々イメージが違います。
が、サクサク読めてしまいます。

どう違う?と言われても困るけど、今までと違って軽い読み心地n1冊です。
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おれたちの故郷

2014-09-11 21:38:06 | その他
佐川光晴さんの「おれたちの故郷」を読み終えました。

中学生ばかりが暮らす札幌の小さな児童養護施設に存続の危機が! 生きる力、信じる力をまっすぐに見つめ続ける感動の青春小説。「おれのおばさん」シリーズ第1部完結編。

施設の子供たちがみんないい子に育っているっていうのが『小説だなぁ』とは思いますが、子供たちがすごく自主的にいろんなことを学び、考え、実行に移していくその力強さに思わず声援を送ってしまいます。
確かに出来すぎた子供たちかもしれないけれど、その行動力や友情、師弟愛、家族愛などの愛情がいっぱい詰まっているところがなんかほのぼのします。

第二部があるらしいので楽しみです。
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ぬけまいる

2014-09-11 10:02:47 | 時代小説
朝井まかてさんの「ぬけまいる」を昨日読み終えました。

若い頃は「馬喰町の猪鹿蝶」で鳴らした江戸女3人組が、それぞれの鬱屈を胸に、仕事も家庭も捨ておいて、お伊勢詣りに繰り出した。かしましい道中は波乱の連続で…!?

退屈ではないけれどもう一つ面白さがないというか、読みごたえがないというか。

期待してた分ちょっとがっかりの一冊でした。
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屋根屋

2014-09-07 22:08:40 | その他
村田喜代子さんの「屋根屋」を昨日読み終えました。

雨漏りのする屋根の修理にやってきた屋根屋。自在に夢を見られると語る彼の誘いに乗って、「私」は夢のなかの旅へ一緒に出かける。屋根職人と平凡な主婦の奇想天外な空の旅。

新聞の書評を読んで面白そだなぁと図書館に予約した一冊です。

すごく不思議な気分にさせられる本です。

虚み進んでいくうちに、『私も夢で好きなところに空の旅が出来るんではないかしら』とマジで考えて実行しそうな気分になりました。

そんな不思議な本です。
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胡蝶殺し

2014-09-03 21:40:05 | ミステリー
近藤史恵さんの「胡蝶殺し」を読み終えました。

梨園を背負う2人は「胡蝶」を舞えるのか? 歌舞伎の奥深さ、そしてそこに生まれる確執と妄執…。歌舞伎子役の愛と夢を描いたミステリー。

梨園と言う狭い世界での子役としていかに生きるか、そこから一人前の歌舞伎役者となるにはどんな葛藤があるのか?
自分の息子と同い年の子役の子供の後見人になった父親の葛藤。才能に対する深い愛情。
舞台に立つということの厳しさ・・・それは年端もない子供にも容赦なくのしかかる。

父親を亡くした息子に一途に思いを掛ける母親。そんな母親の狂気に心を痛め母親まで喪うことを恐れる息子・・・
親が子供を思うと同じに子供も親を大事に・・・わが身を削ってでも救いたいとおもっているのに・・・親ってそこには気が回らないんだねぇ。

登場人物は、父親の市川萩太郎、6歳の息子の俊介、後見人となった6歳の秀司とその母。

全編近くが萩太郎の心の中の葛藤で話が進んでいきますが、後半、青年になった俊介と秋司の存在に救われる思いで読み終わりました。
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