yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

ころころろ

2011-03-31 22:29:40 | 時代小説
畠中恵さんのしゃばけシリーズ第8弾「ころころろ」を読み終えました。

今回は若だんなの一太郎の目が見えなくなり、それを治そうと頑張る佐助と仁吉がメインのお話でした。

少々飽きてきましたが・・・小鬼の家鳴たちは可愛いです。
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お鳥見女房 巣立ち

2011-03-27 10:39:30 | 時代小説
諸田玲子さんの「お鳥見女房」シリーズの第5弾「巣立ち」を読み終えました。

このシリーズはなかなか新作が出なくって、ついに図書館で見かけて手を伸ばしてしまいました。

珠世の二人の息子、久太郎と久之助が其々の想い人、恵以と綾との婚儀が整い結ばれる。
源太夫と多津には新たな命が育ち・・・そして命の終演を迎えるものが・・・

すべては人の世のことわり。

珠世のほんわかした人柄と笑みに心慰められるんは登場人物だけでなく、読んでる私もなのです。

矢島家の人々の行く末をいつまでも見守りたいと読み終わると次作が読みたくてたまらなくなります。
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歌舞伎町セブン

2011-03-25 23:00:16 | ミステリー
誉田哲也さんの「歌舞伎町セブン」を読み終えました。

歌舞伎町商店街の町内会長の一人であった高山が神社の境内で急性心不全で亡くなってから歌舞伎町がざわざわとし始め、「歌舞伎町セブン」について聞きまわるものが現れてきた。

読み終わって、もやぁっとした読み心地なのです。

面白いって言うのでもなく軽快でもなく、、、

「歌舞伎町セブン」という必要悪をどうとらえていいのか、そこが消化できない私が楽しめなかっただけかもしれない。
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武士道セブンティーン

2011-03-23 22:17:09 | その他
誉田哲也さんの「武士道セブンティーン」を読了しました。

東松高校の剣道部員の香織と早苗は剣道へ対する心構えも形も、また剣道を始めた出発点までまるで正反対の二人である。

その二人が同じ高校で剣道を競い合い、お互いを必要と思い出した1年後、早苗は家庭の事情で福岡へ転校する。

離れてしまうことでお互いの必要性を一層認識してしまう二人。

今回のお話の中で一番気になったことは、東松と福岡南の剣道の違いである。

部活としての剣道は・・・勝ちだけにこだわっていいのか?

スポーツとしての剣道はどうあるべきなのか?

「武士道」とは?

剣道がオリンピック種目となったら、やはり柔道と同じ運命をたどってしまうのか?

早苗が今まで馴染んでいた東松の剣道から転校することで違うカラーの剣道に出会ったことで、読み手の私も早苗の悩みに同化して剣道のことをいろいろ考えてしまいました。

18歳になったら彼女たちは何を考え何を感じているのだろう?

次回作が楽しみです。
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巡査の休日

2011-03-21 17:13:02 | ミステリー
佐々木譲さんの「巡査の休日」を読了です。

北海道警察シリーズの第3弾になります。

札幌でよさこいソーラン祭りが開催されている期間に起こった事件・・・・ストーカー事件、バイクによる窃盗事件、白骨事件、横浜の現金強奪未遂事件などが絶妙に絡み合い、

よさこいソーランの音楽とダンスが見えてくるような賑やかさを背景にノンストップの捜査が進みます。

面白かったですが、追いかけられるみたいに急いで読んでしまいました。
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髪結い伊三次捕物余話 我、言挙げず

2011-03-18 22:14:26 | 時代小説
宇江佐真理さんの「髪結い伊三次」シリーズの「我、言挙げず」を読み終えました。

晴れて若同心となった不破龍之進は「八丁堀純情派」と名乗った仲間たちと江戸の町の平和を守るために奔走する。

そして伊三次とお文は自分たちの今の幸せをどう測っていいものかと・・・
思い悩みながらも自分たちの幸せに気付いていくことになるのだが。。。

このシリーズは初めは伊三次とお文の恋模様を背景に捕物をからめて話が進んできたけれど、前作位から息子の龍之進の成長物語に重きが置かれ始め、今回は伊三次と龍之進が2本の柱となってきました。

私は・・・そりゃぁ若い龍之進の成長が楽しみです。

でも、焼け出された伊三次とお文のこれからも気がかりです。
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主よ、永遠の休息を

2011-03-18 21:56:32 | ミステリー
誉田哲也さんの「主よ、永遠の休息を」を2日前に読了。

共有通信の記者である鶴田はたまたま行きつけのコンビニで強盗事件に出くわす。

その時コンビニでバイトしていた桐江、犯人逮捕に力を貸したコバヤシ。
コバヤシは鶴田に事件の情報を流すが、それは14ねんまえの女児誘拐事件の犯人がとったと思われる事件のビデオが流失しAVサイトで流れている事件にと繋がっていく。

読み始めから実際の宮崎勤事件(?)を題材にしてるのだろうと思いましたが、いやいやなかなかひねってありました。

こういう題材は好きじゃないなぁ。
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深川にゃんにゃん横丁

2011-03-13 20:57:52 | 時代小説
宇江佐真理さんの「深川にゃんにゃん横丁」読み終えました。

江戸深川のにゃんにゃん横丁。名前の通り猫が大きな顔で暮らしてる喜兵衛店と呼ばれる長屋のある横丁である。

此処の大家は徳兵衛といい雇われ大家である。

長屋の店子や、にゃんにゃん横丁で起こった出来事を、徳兵衛の目を通して語っていきます。

人情溢れる連作でにゃんにゃん横丁の一年を感じられます。

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下町ロケット

2011-03-12 23:16:14 | ミステリー
池井戸潤さんの「下町ロケット」読了。 面白かったです!

宇宙科学開発機構の研究員だった佃航平は実験衛星打ち上げロケットに搭載したエンジンの不具合の責任をとり、亡くなった父親の後をついで社長になった。

会社は、佃製作所。業種は精密機械製造業。いわゆる中小企業である。

その中小企業が、大企業に戦いを挑む話である。

池井戸さんの小説には中小企業が良く登場して、その経営の苦しさが描かれていますが、今回は銀行や大手企業から見下され搾取され痛めうけられている。

それを地道に頑張ってる町の中小企業が苦難を跳ね返している姿を頼もしく読みました。

読みながら、元銀行員だったと言われる池井戸さんはたくさんの中小企業の苦しみを三重来たんだなぁと思いました。



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口入屋用心棒 平蜘蛛の剣

2011-03-10 22:22:57 | 時代小説
鈴木英治さんの「口入屋」シリーズの第18弾「平蜘蛛の剣」を読み終えました。

読み始めは、、、退屈でというかもう慣れ過ぎてちょっと飽きていたのですが、まぁ次回作も読もうかなって感じで読み終わりました。

直之進、佐之助、富士太郎の恋路も落ち着きそうだし・・・そろそろ終わるかなぁって。
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