yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

蒼林堂古書店へようこそ

2012-07-29 09:55:13 | ミステリー
乾くるみさんの「蒼林堂古書店へようこそ」を昨日読み終えました。

書評家の林雅賀が店長の蒼林堂古書店はミステリファンのパラダイス。
バツイチで林の幼馴染の大村、高校生の柴田、教師の茅原は日曜ごとにこの店にやってきてささやかな謎解きを楽しんでいる。

100円以上の売買をしたらコーヒーがサービスされるってのはいいあぁって羨ましいですが・・・

お話はまったりと楽しむにはいいかなぁ。
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骨の記憶

2012-07-26 22:03:10 | ミステリー
楡周平さんの「骨の記憶」を読み終えました。

東北の没落した旧家で、末期癌の夫に尽くす妻の清枝。
ある日そこに51年前に失踪した父親の頭蓋骨が届く。送り主は集団就職で町を出た翌年、火事で死んだはずの同級生・長沢一郎だった。

高度成長期の昭和を舞台に、成功しそして喪失した男の復讐とすべての因果を書いた物語です。

一郎が成功への階段を上り始めると、いつ落ちていくのかと気になって・・・

でもこういう裏切りと喪失とは思わなかった。

最後に清枝の復讐は・・・怖い。あの苦しみを傍で見ていられるって言うのは・・・女だからなのかと。いやだなぁ。
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ホームグラウンド

2012-07-21 23:43:26 | その他
はらだみずきさんの「ホームグラウンド」を昨日読み終えました。

サッカーをする場所を探し求める親子。校庭の扉は閉め切られ、公園からも追い立てられたふたりが偶然たどり着いたのは、緑の芝生がどこまでも続く広場だった。フレンドシップパーク・ストーリー。

ある意味で夢物語です。サクサク読めてしまいます。

大人にとっても子供にとってもの夢・・・なんでしょうね。

外で遊ぶ子供たちを見なくなったのはいつ頃からでしょうか?
我が家の駐車場が結構広いので、近くの中学生や近所の子供たちが勝手に遊びに来てたりしますが、これも近くに遊べる場所がないからかなぁと思ってみたりもしますが・・・

近所には空地っていっぱいあるんですけどねぇ。
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二流小説家

2012-07-19 22:30:36 | 翻訳もの
デイヴィッド・ゴードン作の「二流小説家」を3週間ほどかけて読み終えました。

主人公・ハリーは冴えない中年の作家である。そんな彼が、ニューヨークを震撼させた連続殺人鬼より告白本の執筆を依頼された。

死刑が言い渡された殺人犯が起死回生の秘策を考えたのか??

とにかくハリーはいくつものペンネームを持っており、それぞれのペンネームでミステリー、SF、ヴァンパイアものなどを書いていて、その小説までもがところどころに現れてくるので・・・頭がこんがらがってしまって・・・SF小説は読み飛ばしてしまった。

結構疲れる小説でした。
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RIKO

2012-07-16 21:31:04 | ミステリー
柴田よしきさんの「RIKO」を読了です。

女性刑事・村上緑子が男性優位の警察組織の中で突っ張って走る姿を・・・

ただ読む側は結構きついものがあります。

でも読み終わると、このあと緑子はどんなふうにこの組織の中で生きていくのか気になって気になって・・・シリーズものなのでついつい手にしてしまいそうです。
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ビブリア古書堂の事件手帖3 

2012-07-12 23:36:39 | ミステリー
三上延さんの「ビブリア古書堂」シリーズ第3弾を読み終わりました。

今回取り上げられているのは 「王さまのみみはロバのみみ」
              「たんぽぽ娘」(ロバート・F・ヤング) 
              「チェブラーシュカとなかまたち」
              「春と修羅」(宮澤賢治)

少しずつ栞子さんの母親の謎がひも解かれていく・・・

この本を読んでいると、書かれている本を読みたくなるんですよねぇ。
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居眠り磐音江戸双紙 秋思ノ人

2012-07-07 23:44:10 | 時代小説
佐伯泰英さんの「磐音シリーズ」の39冊目・「秋思ノ人」を読み終えました。

甲府勤番支配職に就いていた速水左近が奏番者の命を受けて江戸に向けて旅立ったのだが、快く思わぬ田沼の手のものが次々に襲いかかる・・・

速水左近も江戸に戻り役者が揃ってそろそろ田沼父子との戦いが始まるのかな・・・
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刑事の子

2012-07-04 22:51:05 | ミステリー
宮部みゆきさんの「刑事の子」を読み終わりました。

新しさと古さが同居する町に、ひたひたと忍び寄る不可解な噂と殺人事件の謎。刑事の息子である中学生の順は、友人とともに「奇妙な家」の秘密に挑む。

読み終わって知ったのですがこの本は「東京下町殺人暮色」を改題したものだったのですが・・・以前に読んでる筈なんですが最後まで気が付きませんでした。

それにしても前の「東京下町殺人暮色」って言う題の方が趣があって好きだけどなぁ。
どうして改題したのかしら。

内容については、刑事の子である順が出来のいい子で、その意の家政婦さんであるハナさんがカッコいいです。

可愛く読める本ですよ。
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アリアドネの弾丸

2012-07-03 22:03:10 | ミステリー
海堂尊案の「アリアドネの弾丸」を昨日深夜に読み終えました。

東城大学病院内で起きた射殺事件。仕掛けられた完全無欠のトリック。タイムリミットは72時間。田口と白鳥は東城大学病院を救えるのか? メディカル・エンターテインメント「田口&白鳥」シリーズ。

読み始めてすぐに気が付きました。少し前にドラマで放送されてたって。
もう少し間を開けて読めば良かったなぁと思いましたが後の祭りです。

海堂さんが死因究明の為に何冊も本を書かれて推奨されている「エーアイ」ですが、今日の新聞に

  『成果挙げる「福井大Aiセンター』と言う記事が載っており、死因究明率は70%とありました。

小説の中だけでなく現実の世界でも「Aiセンター」って増えてるのを知りました。
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