鈴木英治さんの「口入屋用心棒」シリーズ第24弾、「緋木瓜の仇」を読了です。
朝井リョウさんの「桐島、部活やめるってよ」を読み終えました。
バレー部のキャプテン桐島が、突然部活をやめた。それがきっかけで、同じ高校に通う5人の生活に、小さな波紋が広がり…。野球部、バレー部、映画部といった部活をキーワードに、至るところでリンクする5人の物語。
5人の中には桐島君が含まれてないのが・・・あれ?って感じですが。
現代の高校生気質を、そしてその表面からは窺い知れない心の奥に秘めている思いを軽やかなタッチで書いてあります。
私なんかは読みながら、”へぇ~”とか”そうなんだ”とか思いながら読みました。
生活のすべてが学校生活と言うような高校生の在り様が見えてくるようなお話です。
バレー部のキャプテン桐島が、突然部活をやめた。それがきっかけで、同じ高校に通う5人の生活に、小さな波紋が広がり…。野球部、バレー部、映画部といった部活をキーワードに、至るところでリンクする5人の物語。
5人の中には桐島君が含まれてないのが・・・あれ?って感じですが。
現代の高校生気質を、そしてその表面からは窺い知れない心の奥に秘めている思いを軽やかなタッチで書いてあります。
私なんかは読みながら、”へぇ~”とか”そうなんだ”とか思いながら読みました。
生活のすべてが学校生活と言うような高校生の在り様が見えてくるようなお話です。
あさのあつこさんお「グラウンドの空」を読了。
夏の甲子園の圧倒的な空気に魅せられ、中学で本格的に野球を始めたキャッチャーの瑞希。
しかし、地元の小さな中学校では先輩たちの卒業に伴いエースピッチャーがいなくなってしまった。
このままでは地区大会すら絶望だ。
そこへ、幼馴染でチームメイトの良治が飛び込んできた。
「ピッチャー、見つけたぞ!」
しかし、透哉というその少年は、心に傷を負っていて人と会うのを怖がっていた。
瑞希、良治と係ることで失っていた野球に対する思いを思い出す透哉。
野球が好きだと言う強い想いが一人の引きこもった男の子の心を溶かしていく・・・
あさのさんが書かれるお話は、心が洗われます。
夏の甲子園の圧倒的な空気に魅せられ、中学で本格的に野球を始めたキャッチャーの瑞希。
しかし、地元の小さな中学校では先輩たちの卒業に伴いエースピッチャーがいなくなってしまった。
このままでは地区大会すら絶望だ。
そこへ、幼馴染でチームメイトの良治が飛び込んできた。
「ピッチャー、見つけたぞ!」
しかし、透哉というその少年は、心に傷を負っていて人と会うのを怖がっていた。
瑞希、良治と係ることで失っていた野球に対する思いを思い出す透哉。
野球が好きだと言う強い想いが一人の引きこもった男の子の心を溶かしていく・・・
あさのさんが書かれるお話は、心が洗われます。
中田永一さんの「くちびるに歌を」を読了。
中学合唱部顧問の松山先生は産休に入るため、元神童の美しすぎる臨時教員・柏木に期限付きで指導を依頼。すると、柏木目当て男子が多数入部する。ほどなくして、練習に打ち込まない男子部員と女子部員の対立が激化して…。
自閉症の兄がいて、自分も学校で「ぼっち状態」で本当に影の薄い桑原サトル君と、
母親が病気になった途端愛人を作って家を出て母が亡くなった時にも帰ってこなかった父親のせいで男嫌いに育った仲村ナズナさん
が交互に独白するやり方で話が進んでいきます。
サトルが気になる女の子がいるので入部してしまった合唱部・・・最初は何処にいるのかわからない様なサトルだったが、友達ができ、ひょっとしたら彼女も出来たのかなぁ。
ナズナは幼馴染の男の子が美人の先生に憧れて合唱部に入部してきたことで、、、、男嫌いが治ったのかも。
先生に出された宿題、15年後の自分への手紙。
サトル君が書いた手紙は切なくて、涙なしには読めませんでした。
中学生が自分の生まれたことを・・・自閉症の兄を助けて生きていくために命を与えられた・・・と考えて人生を生きているってことが、もうどう言葉をつないでいいのか判らない。
そんなサトルが合唱部に入ったことで少しずつ変わっていく姿が嬉しいです。
中学合唱部顧問の松山先生は産休に入るため、元神童の美しすぎる臨時教員・柏木に期限付きで指導を依頼。すると、柏木目当て男子が多数入部する。ほどなくして、練習に打ち込まない男子部員と女子部員の対立が激化して…。
自閉症の兄がいて、自分も学校で「ぼっち状態」で本当に影の薄い桑原サトル君と、
母親が病気になった途端愛人を作って家を出て母が亡くなった時にも帰ってこなかった父親のせいで男嫌いに育った仲村ナズナさん
が交互に独白するやり方で話が進んでいきます。
サトルが気になる女の子がいるので入部してしまった合唱部・・・最初は何処にいるのかわからない様なサトルだったが、友達ができ、ひょっとしたら彼女も出来たのかなぁ。
ナズナは幼馴染の男の子が美人の先生に憧れて合唱部に入部してきたことで、、、、男嫌いが治ったのかも。
先生に出された宿題、15年後の自分への手紙。
サトル君が書いた手紙は切なくて、涙なしには読めませんでした。
中学生が自分の生まれたことを・・・自閉症の兄を助けて生きていくために命を与えられた・・・と考えて人生を生きているってことが、もうどう言葉をつないでいいのか判らない。
そんなサトルが合唱部に入ったことで少しずつ変わっていく姿が嬉しいです。
堂場瞬一さんの「逸脱」を読了。
捜査一課・沢村慶司と副題がついていて、新たなシリーズとなりそうですね。
トラウマを抱えた刑事、沢村をこれからどう料理してくれるのか、楽しみです。
捜査一課・沢村慶司と副題がついていて、新たなシリーズとなりそうですね。
トラウマを抱えた刑事、沢村をこれからどう料理してくれるのか、楽しみです。
小路幸也さんの「空を見上げる古い歌を口ずさむ」読了しました。
みんなの顔が『のっぺらぼう』に見える。
息子がそう言った時、僕は20年前に姿を消した兄に連絡を取った。
この本が小路さんのデビュー作なんだそうです。
かなり不思議なお話でした。小路さんのお話には子供がメインになってる話が多くて隙ですね。
みんなの顔が『のっぺらぼう』に見える。
息子がそう言った時、僕は20年前に姿を消した兄に連絡を取った。
この本が小路さんのデビュー作なんだそうです。
かなり不思議なお話でした。小路さんのお話には子供がメインになってる話が多くて隙ですね。
辻堂魁さんの「風の市兵衛」シリーズの新作です。8作目ですね。
今回は唐木市兵衛は今までと違って、貧乏旗本の息子が犯した事件の真相を知りたいと言う親からの依頼だ。
いつも市兵衛の相棒になる子供が登場してたのですが今回は無くって寂しい。
今回は唐木市兵衛は今までと違って、貧乏旗本の息子が犯した事件の真相を知りたいと言う親からの依頼だ。
いつも市兵衛の相棒になる子供が登場してたのですが今回は無くって寂しい。