yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

隠蔽捜査6 去就

2017-02-23 21:56:04 | ミステリー
今野敏さんの「隠蔽捜査」シリーズの「去就」を先ほど読み終えました。

大森署管内で女性の連れ去り事件、さらに殺人が勃発。ストーカーによる犯行が濃厚になる中、捜査の過程で署長・竜崎は新任の上役と対立。家庭でも娘にストーカー騒動が発生し…。

毎回ですが、竜崎の変わらぬ姿勢の小気味よさがこのシリーズの売りですね。

普通だと組織の一員としてあり得ないと思うその生き方が、次第に認められていく・・・なかなか面白い。
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新・酔いどれ小藤次(七)大晦日

2017-02-23 21:27:04 | 時代小説
佐伯泰英さんの「新・酔いどれ小藤次」シリーズ新作の「大晦日」を昨日読み終えました。
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脇坂副署長の長い一日

2017-02-23 20:54:52 | ミステリー
真保裕一さんの「脇坂副署長の長い一日」を3日前に読み終えました。

アイドルが一日署長を務める当日、賀江出署は不測の事態に直面する。謎また謎、次々と連鎖する事件。捜査に奔走する副署長の脇坂が、最後に辿り着く真相とは? 分刻みの傑作ミステリー。

副署長の家族の問題、警官がインフルエンザと偽って休んだうえでバイク事故、その上アイドルの一日署長のイベントで署内は上へ下へと大忙し。そん時にすでに事故死となって終わっていたひと昔の出来事が殺人事件として蒸し返されてくる・・・

なんか、後半は本を読みながら走っているような感じでした。
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盤上に散る

2017-02-16 19:20:55 | その他
塩田武士さんの「盤上に散る」を読み終えました。

伝説の真剣師・林鋭生の人生を賭けた恋! 亡き母の字で「林鋭生様」と書かれた封筒を見つけた明日香は、将棋指しであるらしい男の捜索を開始する…。敗れざる者たちの熱き戦いの記。

「盤上のアルファ」を再読して、次作はだれをメインに描いたのかなぁと考えた時、この人しか思いつきませんでした。
西部警察の大門とそっくりの「林鋭生」は登場ページは少ないものの、思いっきり印象深いキャラクターだったので、前作を読み終わったときに、”この人の人生を知りたいなぁ”と思ったのでした。

将棋の駒って、作る過程もすごいのですが、値段もすごいんですね。

『新世界の登り龍』 めちゃかっこいいじゃないですか。
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盤上のアルファ

2017-02-12 15:31:03 | その他
塩田武士さんの「盤上のアルファ」を二日前に読み終えました。

真田信繁、33歳。家なし、職なし、目標・プロ棋士。とてつもなく迷惑な男と個性豊かな人物たちが織りなす、おかしくて熱い人生逆転エンターテインメント小説。

2011年に一度図書館で借りて読んだのですが、続編が出たので予約しましたが・・・この本の内容を全く覚えてなくって・・・まぁ、題名から将棋の話だろうとは予想がつきましたがあとは全く???。で、もう一度借りて予習をしたところです。

読みながら、『そうだ、そうだ、』と思いながら読み終えました。
次作はどんなお話かなぁと興味津々です。
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罪の声

2017-02-08 21:43:13 | ミステリー
塩田武士さんの「罪の声」を2日前に読み終えました。

父の遺品の中からカセットテープを見つけた俊也。幼い自分の声の音声は31年前の未解決事件で恐喝に使われた録音テープと全く同じだった…。「グリコ・森永事件」をモデルにした長編小説。

脅迫テープ声の主になる子供たちのその後の人生の対比があまりにも差がありすぎて・・・切なすぎました。

読み始めから引き込まれる展開で面白く読みました。

何故自分の声が・・・と悩む俊也と、特集を組むからネタを探して来いとイギリスまで行かされた阿久津がどこでクロスするのかと思いながら読み進んで、、、本当に終盤に出合い、一気に走り抜けました。

なかなか興味深い『グリコ森永事件』でした。
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橋廻り同心・平七郎控 冬の野

2017-02-03 21:58:01 | 時代小説
藤原緋沙子さんの「橋廻り同心」シリーズの12作目「冬の野」を読み終えました。

中だるみですねぇ。平七郎とおこうの仲も全く進展しないし、周りの人たちにも変化がなく
事件だけでは面白味に欠けます。
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シャルロットの憂鬱

2017-02-02 22:13:50 | ミステリー
近藤史恵さんの「シャルロットの憂鬱」を読み終えました。

シャルロットは雌のジャーマンシェパード。警察犬を早く引退し、池上家にやってきた。犬同士、飼い主同士、ゆるやかな連帯も生まれるが、なかには不穏な事件を持ち込む者もいて…。

読んでると、”そう、そうなのよね”とか ”さくらも同じだったわ”とかいろいろ思い出しながら読みました。
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警視庁捜査一課十一係 雨色の仔羊

2017-02-01 15:29:45 | ミステリー
麻見和史さんの塔子シリーズの8作目・・・多分・・・の「雨色の仔羊」を昨日読み終えました。

タオルに血で書かれたSOSを手掛かりに捜査を開始した刑事・如月塔子と相棒の鷹野。だが、被害者はすでに事切れていた。タオルを運んだ9歳の少年・優太は、頑なに口を噤むが、なぜか塔子にだけは懐く素振りを見せ…。

今回は子供がメインのお話なのでオブラートに包んだようなお話で、ちょっとシャープさが足らなかった感じで残念。
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