yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

天国はまだ遠く

2018-01-30 21:50:51 | その他
瀬尾まいこさんの「天国はまだ遠く」を今日読み終えました。

仕事も人間関係も上手く行かず、毎日辛くて息が詰まりそう。
23歳の千鶴は会社を辞めて死ぬつもりだった。
辿り着いた山奥の民宿で、睡眠薬を飲むのだが・・・・

丸一日眠り続けて目覚めた時の爽快さを、千鶴と一緒に味わったようで読んでいて私まで気分が爽快になりました。

目覚めた千鶴が毎日毎日山奥の村を当てもなく歩いて、のんきに過ごす様を読んでいるだけなのに、民宿の田村さんとたわいない会話をしてるだけなのに、生きる力が湧いてくるって、

不思議ですね。
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時限捜査

2018-01-29 20:19:21 | ミステリー
堂場瞬一さんの「時限捜査」を2日前に読み終えました。

太陽の塔、USJなど、大阪の名所で連続爆破が発生。府警が混乱する現場に出動するなか、
大阪駅で人質を盾にした立てこもり事件が起こる。
犯人は現金10億円と逃走用のヘリを要求。
駅を封鎖した管轄の署長・島村は早急な解決を目指すが・・・
膠着した現場に、東京の神谷刑事から驚愕の情報が入る。

大阪駅の事件は動きがなく中だるみ感がいっぱいなんだけど、その他で起きる事件があるのでその退屈感が意外にも重くならずに済むので良かったかな。

しかし、ほぼ一日の事件なのに分厚い1冊なのがすごいです。
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総力捜査

2018-01-26 16:27:33 | ミステリー
安東能明さんの「柴崎警部」シリーズの「総力捜査」を2日前に読み終えました。

捜査二課から異動してきた『刑事の中の刑事』上河内警部が相棒に指名したのは、
なんと、『内勤のプロ』柴崎警務課長代理だった。

このシリーズ、柴崎のイメージがドラマのせいで固定してしまったのが残念ですが、今回登場の上河内警部がイケイケのできる男なのが面白く、いつもこれでいいのかと悩み多い柴崎と好対照でよくできています。
しばらくはこのコンビで行くのかしら?
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菜の花食堂のささやかな事件簿 きゅうりには絶好の日

2018-01-23 21:54:57 | ミステリー
碧野圭さんの「菜の花食堂」シリーズの第二弾「きゅうりには絶好の日」を昨日読み終えました。

「このあたりでは評判らしいですよ。ちょっとしたヒントから真実を見抜く、日本のミス・マーブルだって。」
グルメサイトには載っていない、だけどとっても美味しいと評判の菜の花食堂の料理教室で靖子先生が教えてくれるのは、ささやかな謎と悩みの答え、そしてやっぱり美味しいレシピ。

う~~ん、ドライカレーを作ってみたい!詳しいレシピ希望です。
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紫のアリス

2018-01-18 19:49:11 | ミステリー
柴田よしきさんの「紫のアリス」を今日読み終えました。

この本、再読でした。読み始めてしばらくして「読んだ気がするなぁ」と思ったのですが、ストーリーは全く覚えてなくって・・・そのまま読んでしまいました。

今年は年初めから再読の本が多くて、そんな一年になりそうですね。
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最後の晩ごはん 海の花火とかき氷

2018-01-18 19:43:57 | ミステリー
椹野道流さんお「最後の晩ごはん」シリーズの最新刊を3日前に読み終わりました。

このシリーズ、BSでドラマ化されるそうなんですが、夏神に杉浦太陽さんだそうで、見た目が可愛らし過ぎません?料理の腕は良さそうなのですが、もっとごっつい人のほうがイメージに合うのですが。
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あと少し、もう少し

2018-01-14 15:33:03 | その他
瀬尾まいこさんの「あと少し、もう少し」を読み終えました。

陸上部の名物顧問が異動となり、代わりにやってきたのは頼りない美術教師。
部長の桝井は、中学最後の駅伝大会に向けてメンバーを募り練習を始めるが・・・

元いじめられっ子の設楽、不良の大田、頼みを断れないジロー、プライドの高い渡部、後輩の俊介。
寄せ集めの6人は県大会出場を目指して襷をつなぐ。
あと少し、もう少し、みんなと走りたい。

顧問の先生が異動になった後から駅伝大会までの出来事を、それぞれの独白でつづってあるのですが、一つの出来事でも6人それぞれの思いがあって、読んでいると『こんな思いもある、あんな感じ方もある』となかなか面白く読みました。

「強い風が吹いている」を書かれた三浦しをんさんの解説も嬉しいです。
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ハゲタカ2.5 ハーディ 上下巻

2018-01-12 19:38:31 | ミステリー
真山仁さんの「ハゲタカ2.5 ハーディ」を昨晩読み終えました。

日本を代表するクラシックホテルの日光ミカドホテルは、世界的リゾートグループのリゾルテ・ドゥ・ビーナス傘下に。
創業家の長女、松平貴子は、執行役員になって目標値を達成すればミカドを返すとビーナスから約束される。
一方、謎多い中国の大富豪から救済案の提示が・・・

今回のお話は、あまりにもきわどい話でエンターテイメントに走り過ぎた感じがしました。
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鶏小説集

2018-01-09 22:13:12 | その他
坂木司さんの「鶏小説集」を読み終えました。

様々な岐路で迷い、奮闘する全ての人に送る、旨さあふれる「鶏小説」短編集。思春期のゆらぎと成長を描いた「トリとチキン」をはじめ、全5編を収録。

坂木さんの本は好きなんですが、この題名に引いてしまってしばらく無視していたのですが、、、
読む本も少なくなって、図書館に予約しておいた本でした。

「鶏小説」って何?  って不思議でしたが読んでみると、いろんな場面に鶏料理が登場していた李、メインの題材だったりしています。

父親がどうしても息子を可愛いと思えない、まるで自分と違ってどう接したらいいかわからないという告白は・・・意外でしたが、結構ありうる問題なのかなぁと。
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活版印刷三日月堂 星たちの栞

2018-01-07 20:01:07 | その他
ほしおさなえさんの「活版印刷三日月堂 星たちの栞」を読み終えました。

古びた印刷所「三日月堂」が営むのは、昔ながらの活版印刷。
活字を拾い、依頼に応じて一枚一枚手作業で言葉を印刷する。
そんな三日月堂にはいろんな悩みを抱えたお客が訪れ、活字と言葉の温かみによって心を解きほぐされていく・・・

初めて読んだ作家さんの本ですが、癒し系ですね。
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