yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

かんじき飛脚

2016-08-31 22:11:41 | 時代小説
山本一力さんの「かんじき飛脚」を読み終えました。

「金沢から密丸を運べ」 幕府を敵に回した加賀藩を救うため、雪の山を越えて国許へ走る飛脚たち。行く手には大雪、荒れる海、刺客、そして裏切り。期限は10日-。飛脚たち、駆ける駆ける!

登場人物が多くて、なかなか読み進まなかったのですが終盤はさすがに面白かったです。

ドキドキさせたり、ウルウルさせたり見せ場もしっかりありました。

でも、もう一つ好みじゃないんだなぁ。もう一冊読んでみよう。
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スイム!スイム!スイム!

2016-08-29 21:51:54 | その他
五十嵐貴久さんの「スイム!スイム!スイム!」を読み終えました。

世界的超ビッグな大会の競泳で、2種目2連覇をしたオレ。まだまだやってやるぜと思っていたが、引退勧告を受け…。もう一度、あの舞台で輝いてやる! 笑って泣けるスポーツ小説。

『ありえねぇー!』ってお話なんですが、あまり細かいことを考えないで読むとそれなりに楽しめます。

今、主流の管理されたスポーツに対して一石を投じた・・・そんな風にも考えられますが。
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二度泣いた少女  警視庁犯罪被害者支援課3

2016-08-23 20:52:16 | ミステリー
堂場瞬一さんの「警視庁犯罪被害者支援課」シリーズの3作目の「二度泣いた少女」を読み終えました。

このシリーズは重いので読む気はなかったのですが、ついつい買ってしまって・・・

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燦 8 鷹の刃

2016-08-20 22:52:59 | 時代小説
あさのあつこさんの「燦」シリーズ完結編です。
えっ?もう終わりなの?と思いながら今日読み終わりました。

いや~~、最後は思いもしなかったドンデン返しで・・・『えーーー!そんなのアリ??!』

ひょっとして、あさのさんはこのどんでん返しを最初から頭に置いてこの本を書いたのかしらと勘ぐってしまいました。

少々、終わるのが早すぎた感じで残念。なかなか面白かったです。
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新・酔いどれ小藤次(五) 柳に風

2016-08-20 22:49:40 | 時代小説
佐伯泰英さんの「新・酔いどれ小藤次」シリーズの新作「柳に風」を昨日読み終えました。

このシリーズはいつまで続くのでしょう?
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島はぼくらと

2016-08-19 22:01:20 | その他
辻村深月さんの「島はぼくらと」を昨日読み終えました。

瀬戸内海に浮かぶ島、冴島。朱里、衣花、源樹、新の四人は島の唯一の同級生。
フェリーで本土の高校に通う彼らは卒業と同時に島を出る。
ある日、四人は冴島に「幻の脚本」を探しに来たという見知らぬ青年に声を掛けられる。

淡い恋と友情、大人たちの覚悟。

辻村さんの書かれるものは、結構女の心の奥に隠されている嫉妬や妬みなどの負の感情を描いてるものが多くて、読み始めはこの本も結構読みづらいかなと心配してたのですが・・・

全然違っていて、久しぶりに読み応えのある内容でした。辻村さんも守備範囲が広いです。

島の子供たち四人が、それぞれにしっかりと自分の将来と島のこれからを考えながら成長していく様子は誇らしい感じを受けました。
そして、子供は周りの大人や親の姿を見ながら、いろんなことを考え自分の中で消化して成長していくものなんだなぁと実感した次第です。

高校生が主人公だけど、いろんな問題を提示しているお話です。
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深紅の断片

2016-08-13 22:24:33 | ミステリー
麻見和史さんの「深紅の断片」を読み終えました。

少女の監禁事件が発生。衰弱した彼女の背中には、どれだけ痛めつけたのかを表すトリアージタッグを模したシールが貼られ、次の事件を示唆していた。救急隊の若き隊長・真田たちは、人々の命と町の平穏を守ることができるのか?

救急隊の活動をよく知らなかったので、そのハードな日々に驚いてしまいます。

わが家の近くには介護施設が数多くあって、日に何回も救急車があの音をけたたましく鳴らして走っていきます。ハードワークなんだろうなぁと実感しています。

その救急隊の人が事件の謎解きをする・・・現実ではそんな暇はないんでしょうねぇ。
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警視庁文書捜査官

2016-08-12 10:01:16 | 時代小説
麻見和史さんの「警視庁文書捜査官」を昨日読み終えました。

警視庁捜査第一課文書解読班-文章心理学を学び、文書の内容から記述者の生まれや性格などを推理する技術が認められて抜擢された鳴海理沙警部補が、右手首が切断された不可解な殺人事件に挑む。

書かれた字の癖や文章、紙質等で、そこまでいろんなことが推測できるのか?

『そりゃぁないでしょう』っていうのが読みながら感じた事です。
あんなにバチバチ推測が当たるとなんか現実味が薄いです。
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残り者

2016-08-12 09:47:14 | 時代小説
朝井まかてさんの「残り者」を2日前に読み終えました。

徳川家に江戸城の明け渡しが命じられる。官軍の襲来を恐れ、女中たちが我先にと脱出を試みるなか、大奥にとどまった「残り者」がいた。彼女たち5人が起こした思いがけない行動とは…。

江戸城明け渡しの2日間を、大奥の女5人の目を通して語り、また大奥での暮らしも思い起こされていく。

少々退屈ですね。
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疾れ、新蔵

2016-08-08 22:45:37 | 時代小説
志水辰夫さんの「疾れ、新蔵」を昨日読み終わりました。

姫を国許に連れ戻すため、越後岩船藩の江戸中屋敷に向かった新蔵。江戸表と国許の確執、弱小藩の生き残りをかけた幕府用人へのあがき…。巡礼の親子に扮し、手に汗握る逃走劇が始まる!

志水さんが書かれる時代小説の主人公の男は、長谷川卓さんが書かれる毅然とした男たちと重なってしまいます。

10歳のお姫様がすごくかわいくて男ばかりの中で彩りになってますし、足をくじいた姫のために雇われた駕籠かきの二人が全体に笑いと柔らかさを加えていい味を出していて楽しい。
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