yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

吉祥寺探偵物語 六つの希望

2014-10-31 22:11:56 | ミステリー
五十嵐貴久さんの「吉祥寺探偵物語」シリーズの三作目「六つの希望」を昨日読了。

川庄がバイトするコンビニにフルフェイスのヘルメットをかぶってゴルフバッグを持ったお茶句が6人入ってきた。
防犯上の理由でヘルメットを取るように言うと、お客はゴルフバッグからライフルを取り出して言った。
   「今からこの店を占拠する。」

人質となった川庄と犯人とのやり取りで読ませていくわけですが、、、敬老精神に溢れた小説?お年寄りに元気を与える小説?

ほとんどコンビニの狭い空間だけで進行するお話なのですが、意外にも退屈しませんでしたがエンディングはなんとなく予想がついてしまいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉祥寺探偵物語 最後の嘘

2014-10-29 23:01:08 | ミステリー
五十嵐貴久さんの「吉祥寺探偵物語 最後の嘘」を昨夜遅くに読み終えました。

今回は17歳の女子高生を探すお仕事です。

政治家から娘を探してほしいと頼まれ、その報酬に目がくらんで・・・いかにも川庄らしいでしょ?・・つい引き受けてしまう。
探すのは上手くいって早々に見つけ出すのだが。

回を重ねるごとに川庄が素敵に見えてきそうな予感。

先ほどから3作目に手を付けました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉祥寺探偵物語 消えた少女

2014-10-27 22:33:27 | ミステリー
五十嵐貴久さんの「吉祥寺探偵物語 消えた少女」を読み終えました。

吉祥寺のコンビニでアルバイトして暮らす川庄は離婚して息子と二人暮らし。
昼からバイトし夕方には息子の夕食を作り、家事を終えると夜な夜なバーに繰り出していた。
そんな川庄はたまたま頼まれた猫さがしが上手くいくと、いろいろ探し物を頼まれるように。
そして、一年前に忽然と姿を消した女の子を探すことに・・・

五十嵐さんの読んだ本の中では一番好きかも。

川庄のなんか人をホッとさせる柔らかさ温かさが読んでいても心地よく、そんな川庄が推理すると意外にも鋭くって、そのギャップも魅力です。

続編が3巻まで出てるので・・・読みますよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さいとう市立さいとう高校野球部 甲子園でエースしちゃいました

2014-10-26 21:15:31 | その他
あさのあつこさんの「さいとう市立さいとう高校野球部 甲子園でエースしちゃいました」を読了。

温泉好きの山田優作は野球部のエース。1年生だった去年の地区予選は監督不在のなか、準決勝まで勝ち進んだ。そして今年、復帰した監督とともに活動してきた野球部は、甲子園大会出場を決め…。

如何にミーティングが大事か・・・と言うより、いろんな思いを口に出すことが精神確立に大切ってお話とか、笑いに中に結構大切な話が織り込まれていてなかなかに奥深いです。

甲子園、敗れた勇作が翌日の試合を観戦しながら悔し涙を・・・なんかわかる気がするなぁ。

ひょっとして続編あるの?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

口入屋用心棒 九層倍の怨

2014-10-22 22:19:19 | 時代小説
鈴木英治さんの「口入屋用心棒」シリーズの29冊目になる「九層倍の怨」を2日前に読み終えました。

そろそろ終わりになるかなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チア男子!!

2014-10-17 20:14:58 | その他
朝井リョウさんの「チア男子!!」を昨夜読み終えました。

大学1年の晴希は、道場の長男として幼いころから柔道を続けてきた。だが、負けなしの姉と比べて自分の限界を悟っていた晴希は怪我をきっかけに柔道部を退部した。
同時期に部をやめた幼馴染の一馬に誘われ、大学チア初の男子チームを結成することになる。

ページをめくると、チアの用語やルールが絵付きで説明してあり、いやーこれはとっつきにくいかもなんて心配してしまったけど・・・全然大丈夫でした。

一馬が誘って一緒にチアを始めたメンバーのそれぞれが、なんと個性的なことか。
そしてその個性的なメンバーを丁寧に書き込んであってみんなが生き生きチアを頑張ってる姿がまぶしかった。
バラバラだったメンバーがそれぞれのことを次第に理解し、みんなが一つのモノを創りあげていく・・・圧巻な演技が繰り広げられます。

朝井リョウさんの「桐島、部活やめるってよ」は全然ついて行けなかったけど、「星やどりの声」を読んで他の本も読んでみたいって思ったの。
この「チア男子!!」って2冊目だそうですが、まるで1冊目とタイプが違って驚きですがすごく良かった。ほかの本も図書館に予約済なので楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

老いの入舞い

2014-10-14 13:49:22 | 時代小説
松井今朝子さんの「老いの入舞い」を昨晩読み終えました。

若き定町廻り同心の仁八郎は、上役の命で訪れた先で元大奥勤めの年齢不詳の庵主と出逢う。その周囲で次々に怪しい事件が起こり…。新米同心・間宮仁八郎の江戸麴町事件帖。

謎解きの妙というより、庵主を描くのが中心かなと言う感じがしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

憂いなき街

2014-10-11 23:48:21 | ミステリー
佐々木譲さんの「道警シリーズ」の第7弾「憂いなき街」を読み終えました。

機動捜査隊の津久井卓はピアニストの奈津美と出会い、仲を深める。一方で、中島公園近くの池で女性の死体が見つかり、捜査を進める津久井は奈津美の犯行ではないかという疑惑を深めていく…。

津久井の純情のために、佐伯、小島、新宮が非番を潰して・・・頑張るのよね。

もう七冊目なのかぁって言うのがイチバンの感想です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケモノの城

2014-10-10 19:32:23 | ミステリー
誉田哲也さんの「ケモノの城」を昨晩遅く読み終えました。

ある街で起きた監禁事件。保護された少女の証言に警察は翻弄される。そんな中、少女が監禁されていたマンションの浴室から何人もの血痕が見つかった-。

すごくおぞましい描写が多く、じっくりとは文字を追うことがいやで結構ななめ読みで読み飛ばしました。よく似た事件が現実にもあり、たんに架空の話と笑い飛ばすことができなくって、怖かったです。

人間って恐怖でからめ捕られて、考えることも自分の意志を持つこともプライドも何もかもなくしてしまうんですねぇ。
ちゃんと教育を受け普通に生活し社会的にちゃんと認められてた人でも・・・人間でなくなってしまう。その現実を考えると、怖い。

そんな一冊です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グレイ

2014-10-08 22:24:19 | ミステリー
堂場瞬一さんの「グレイ」を昨日読了。

著名な経済評論家が主宰する「北川社会情報研究所」。大学2年生の波田は、街頭調査のバイトで見込まれ、破格の待遇で契約社員になる。それが運命を大きく狂わせる一歩だとは知らずに…。

何がメインの小説なのか?ミステリー?それともうまい話には気をつけろってこと?

事件後の波田は何を目指すのか?

すっきり感のない一冊でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする