yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

カンパニー

2017-08-29 20:13:24 | その他
伊吹有喜さんの「カンパニー」を昨夜遅くに読み終えました。

バレエ団出向を命じられた製薬会社社員と引退危機のダンサー。各々が再起を賭ける公演は難問山積で…。直面する壁と闘う大人たちのブレイクスルー小説。

どこかで読んだような・・・と思いながら・・・そうだ、指揮者のお話とよく似てるんだと。

しかし、体のケアの話とかもろもろ結構面白く読みました。
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銀盤のトレース

2017-08-23 22:25:29 | その他
碧野圭さんの「銀盤のトレース」を読み終えました。

名古屋でフィギュアスケートに打ち込む小6の竹中朱里。だが、レッスン費用がかさむスケートを辞めさせたい両親に「バッジテストで5級に受かるか、県大会で3位以内に入らない場合はクラブを辞める」という条件を出されて…。

可愛らしいお話です。 今のフィギュアスケートの選手たちもこんな環境で頑張ってきたんだなぁと思いながら読みました。
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失業パラダイス

2017-08-22 20:17:29 | その他
碧野圭さんの「失業パラダイス」を読み終わりました。

やらせ事件に巻き込まれ、TV番組制作会社をクビになった敦は、一緒に失職した脳天気な先輩ディレクターが始めた一般人相手の映像制作会社を手伝うハメに。そこに天使の歌声を持つ17歳の引きこもり少女・沙良が現れ…。

イジイジしたお話かなぁと思っていたのですが、引きこもりの少女・沙良が登場したとたんに面白くなってきました。
まぁ、敦の人の好さが心地よいお話でした。
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薫風ただなか

2017-08-21 22:18:51 | 時代小説
あさのあつこさんの「薫風ただなか」を読み終えました。

石久藩の藩学で心身に深い傷を負った新吾は、庶民も通う薫風館で新たな友と学びを得る。しかしある日、「薫風館にはお家を害する陰謀が潜んでいる」と、父から間者になるよう命じられ…。

この時代、13,14歳でも子供ではいられない・・・そんな切なさがいっぱいです。

読み始めから、以前に読んだ感じがして、読み進むにつれて確信・・・

・・・そう、藤沢周平さんの「蝉しぐれ」の雰囲気というか空気感が同じなんですよね。

元服前の男の子、この時代では男の子ではいられないのが哀しいです。
そして友人三人とお家騒動が絡んで。

あさのさんの書かれる時代小説、すごく楽しみです。「燦」とも違うし、もちろん「弥勒」シリーズとはまるで趣が違う。どれも読みごたえがあります。
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新・酔いどれ小藤次 八 夢三夜

2017-08-17 22:00:09 | 時代小説
佐伯泰英さんの「新・酔いどれ小藤次」シリーズの8作目「夢三夜」を読み終わりました。

レギュラー陣におりょうの両親が加わりました。

駿太郎がなかなかいい働きをしていますが、おいおい、本当に12歳かい?
現在はこのシリーズの希望の星ですが、次巻には登場回数が減るのかなぁ・・・
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標的

2017-08-15 21:46:07 | ミステリー
真山仁さんの「標的」を読み終えました。

若さと美貌を武器に総理の座を狙う越村みやび。そんな彼女に致命的なカネの問題が浮上する。東京地検特捜部の冨永真一の追及に、越村みやびは沈黙という戦闘態勢に入った-。

読み始めは検事や記者そして弁護士に国会議員とかが入れ乱れて、なかなか頭がついていかずに読むペースもえらく遅くって・・・

中盤からは周りの人間関係がわかってきて一気に読み進みました。

真山仁さんは最近は政治問題が多いのかしら。エネルギー問題をだいぶ頑張って見えてましたが、今回は介護問題というか高齢者問題ですね。「質か量か」なかなか解決がつかない問題です。
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あの家に暮らす四人の女

2017-08-10 20:28:11 | その他
三浦しをんさんの「あの家に暮らす四人の女」を昨日読み終わりました。

謎の老人の活躍としくじり。ストーカー男の闖入。いつしか重なりあう、生者と死者の声-古びた洋館に住む女四人の日常は、今日も豊かでかしましい。ざんねんな女たちの、現代版「細雪」。

谷崎潤一郎の「細雪」を読んだこともないし、映画や舞台の「細雪」にも縁がなかったのでどこがどう細雪なのか判然としないのが残念ですが・・・

女ばかりの暮らしって、見栄やら嫉妬やらでなかなか大変なんではなかろうかと危ぶむ反面、相性が良ければ人生を楽しめそうだなとうらやましかったり。

今の世の中、昔の下宿生活と似たような『シェアハウス』なるものが大手を振っていて、これも結構楽しげだなとこの本を読みながら思いました。
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書店ガール6 

2017-08-03 20:17:29 | 時代小説
碧野圭さんの「書店ガール6」を読み終えました。

彩加が取手の駅中書店の店長になってから1年半、ようやく仕事が軌道に乗り始めたと感じていたところ、本社から突然の閉店を告げられる。
一方、編集者の伸光は担当作品のアニメ化が決定して喜ぶものの、思わぬトラブル続きとなり・・・

今回は、彩加の取手書店の閉鎖と、伸光のコミック化やアニメ化になることでの大変さの二本立てでお話が進んでいきます。

彩加の道は見えてきたので、次回はどういう展開になるのかと楽しみです。
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新・戻り舟同心 雪のこし屋橋

2017-08-03 09:15:07 | 時代小説
長谷川卓さんの「新・戻り舟同心」の2作目「雪のこし屋橋」を昨日読み終えました。

五編の短編の連作なのですが、表題の「雪のこし屋橋」の話が心に引っかかってしまいました。

主人公・伝次郎の孫の正次郎がどういうわけか、長嶋一茂さんに重なって・・・歳はまるで違うのに、ぴったりはまってしまって・・・まいったなぁ。
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新・戻り舟同心 父と子と

2017-08-01 21:04:50 | 時代小説
長谷川卓さんの「戻り舟同心」の新シリーズの第一作目「父と子と」を読み終わりました。

シリーズ前作までの4冊は・・・『長谷川卓さんの本にしては鋭さがいまいちだなぁ』と思っていて、
この新シリーズも買うのをためらってたのですが、読む本が手元に少なかったので買ってきたのですが、、、、

ごめんなさい(~_~;) 面白くて一気に読みました。
といっても、前回までの周りの人物まで覚えていなくって、手下の背景がわからない分が面白みを削いでいますが。
これから次作を読みます。
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