凶犬の眼

柚月裕子さんの「凶犬の眼」を４日前に読み終えました。

田舎の駐在所に異動となり、穏やかな毎日に虚しさを感じている日岡。ある日、懇意のヤクザから紹介された男が、指名手配中の国光であることに気づき…。

やくざ関係のお話は好きではないのですが、珍しく最後まで読みました。
やくざの国光がかっこよく書かれ過ぎていて・・・いいのかなぁ、、、

鳶 新・戻り舟同心

長谷川卓さんの「戻り舟同心」シリーズの最新作「鳶」を４日前に読み終えました。 久々の長谷川さんの新作なのでルンルン気分で読んでいたのですが、ふと表紙の内側に書かれてる『著者紹介』を目にして・・・ここにはまだ読んでない本や知らない作品が載っていていつもチェックしているのです・・・もうびっくり！ショック！ 慌てて最後に書かれてる「あとがきにかえて」を読みました。 奥様が未完に終わったこの本と著者の長谷川さんについて書かれていて・・・・・・本当に亡くなられたんだぁ（涙、涙、( ；∀；) 「嶽神伝　風花」のあとがきにご自身で闘病中のことを書かれていたのですが、そんなに悪いとは。 本当に、本当に残念です。 大好きだった宇江佐真理さんも亡くなられて、今度は長谷川さん・・・悲しいなぁ・・・

検事の信義

柚月裕子さんの「佐方シリーズ」の「検事の信義」を４日前に読み終えました。

認知症の母を殺害して逮捕された息子の裁判を担当することになった、任官5年目の検事・佐方貞人。彼は、遺体発見から逮捕まで「空白の2時間」があることに疑問を抱き…。心ふるわすリーガル・ミステリー全4編を収録。

読みごたえがあり大満足の１冊です。　　人の心は難しい。

「最後の証人」では佐方は弁護士になっていたので、何が起こっていたのか・・・いつ教えていただけるのか？もう書かれているのか？
調べないといけないわ。

雪に撃つ 道警・大通警察署

佐々木譲さんの「道警シリーズ」の「雪に撃つ」を５日前に読み終えました。

さっぽろ雪まつり開幕前日に起こった、自動車窃盗事件、少女の家出、そして発砲事件。無関係に見える事件が、一年で一番賑わう札幌でひとつに収束していき…。書き下ろしタイムリミット・サスペンス。

このシリーズは時間との闘いが基本になっていて、読んでいてもすごくせかされる感じがします。
今回もいくつもの事件が絡み合って駆け抜ける展開で息が切れました。
登場人物で主役級の人が多いので目移りしますよね。

合理的にあり得ない 上水流涼子の解明

柚月裕子さんの「合理的にあり得ない　上水流涼子の解明」を昨日読み終えました。

不祥事で弁護士資格を剝奪された上水流涼子は、探偵エージェンシーを運営。明晰な頭脳と美貌を武器に、怪人物がらみの「あり得ない」依頼を解決に導くのだが…。

連作でその都度仕掛けた罠が後で明かされるのだが、あまりに出来過ぎで・・・ちょっとやり過ぎな感じ。

パレートの誤算

柚月裕子さんの「パレートの誤算」を５日前に読み終わりました。

市役所で生活保護受給者のケアの担当になった聡美。不安を抱く彼女を励ましてくれた先輩の山川が殺された。優秀な先輩の知られざる一面が見えてきたとき、新たな惨劇が…。社会派サスペンス。

パレートの法則なるものがあるそうで、それが底辺に流れているのだと思うのですが・・・
調べてみても、読んでみてもなかなか難しい。

2割の人が全体を動かしてるってことなのかなぁ・・・
生活保護の不正支給の問題を描いた作品ですが、これにこの法則がどう繋がるのか？　う～～～ん・・・

静おばあちゃんと要介護探偵

中山七理の「静おばあちゃんと要介護探偵」を８日前に読み終わりました。

元東京高裁判事・静と名古屋の経済界の重鎮で「要介護の探偵」と異名を持つ玄太郎の老老コンビが謎を解くミステリー。

軽～いミステリーですが、」私にとっては懐かしい名古屋の地名などが出てきて、その辺りは面白く読みました。

朽ちないサクラ

柚月裕子さんの「朽ちないサクラ」を昨日読み終えました。

所轄署が被害届の受理を延ばし、慰安旅行に出かけた末にストーカー殺人を防げなかったと新聞にスクープされる。県警広報事務の森口泉は、親友の新聞記者が記事にしたと疑うが、その彼女が殺されて…。

このお話にも公安が絡んできて・・・
その上釈然としない終わり方で不満が残りました。