酔いどれ小藤次留書 状箱騒動

佐伯泰英さんの「酔いどれ小藤次」シリーズの最新刊「状箱騒動」を二日前に読み終えました。

いよいよ水戸へ・・・

苦役列車

西村賢太さんの「苦役列車」を読了。

札幌のお友達が送って下さった本の１冊です。

しかし題名からして落ち込みそうでしょ？　で、なかなか手が出なかったのですが、本の厚みが薄いので・・・さっさと読み終わってしまいました。

読みながら『おいおい、大丈夫かい、こいつ』とか『もう少し先を見て頑張れよ』とか心の中で文句言いながら、呆れながら・・・

しかし、人間の本質って・・・こんなもんなのかなぁ。

寂しい写楽

宇江佐真理さんの「寂しい写楽」を読み終えました。

謎の人物・東洲斎写楽について彼を取り囲む、蔦屋重三郎、山東京伝、葛飾北斎、十返舎一九たちを書くことで写楽を書く。

歴史小説と言った方がいいのかもしれませんね。

京伝や北斎については高橋克彦さんの本いよく書かれているので、けっこう面白く読んだので今回の話も頭に入り易かったです。

口入屋用心棒 守り刀の声

鈴木英治さんの「口入屋用心棒」シリーズの「守り刀の声」を読了。

吟味方与力人情控

辻堂魁さんの「吟味型与力人情控」シリーズの「花の嵐」と「おくれ髪」の２冊を昨日読み終えました。

北町吟味方与力・鼓晋作の成長と活躍を描いているんですが、罪人として追われる人たちの心の闇もしっかりと書いてあって結構面白いです。

真っ直ぐすぎる晋作がこれからどんな難問にぶつかっていくのか、どんな罠が待っているのかと先回りして心配してしまいます。

八丁堀剣客同心 蔵前残照

鳥羽亮さんの「剣客同心」シリーズの新作「蔵前残照」を読み終えました。

罪深き海辺

大沢在昌さんの「罪深き海辺」上下巻を読了。

財政破綻寸前の港町に死後身寄りが無くて全財産を寄付した大地主。
その大地主の甥と名乗る男が６年後に突然港町に姿を現した。
遺産相続人となりうるその男の登場で町に隠れていた毒虫たちが姿を現し始める。

定年間際の刑事が真相に挑む。

なかなか面白く読みました。
定年間際の老刑事「安さん」こと安河内刑事がいい味出してます。

追撃の森

ジェフリー・ディーヴァーの「追撃の森」を読了。

文庫本の帯に『二人の女ｖｓ二人の殺し屋。夜明けまでの死闘。』と書いてありますが、まさにその通り。

手に汗握る追跡劇ですが、それだけではなく家庭の問題も・・・

そして思わずうなるどんでん返しが待ち受けていて、かなり堪能しました。

オリーブ

吉永南央さんの「オリーブ」を読了。

「喪失」とその後の「絆」を描いた６つの短編です。

どれも読みごたえがあります。

ダッシュ！

五十嵐貴久さんの「ダッシュ！」読み終えました。

軽く読める一冊です。