yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

火龍の剣

2013-11-29 19:55:37 | 時代小説
鳥羽亮さんの「八丁堀剣客同心」シリーズの最新刊「火龍の剣」を読了です。

「鬼」に跡取りが誕生です。
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感染遊戯

2013-11-25 22:36:44 | ミステリー
2,3日前からこつこつ読んでいた誉田哲也の「感染遊戯」を読み終わりました。

会社役員刺殺事件を追う姫川玲子に、ガンテツこと勝俣警部補が15年前の事件を語り始める。

4つの短編で構成された連作の1冊なんですが、それぞれの独立した事件と思われていたのが、最後パズルのピースがあるべきところにはまっていくが如くにすべての事件が一つの形を現せていく。

さすが誉田哲也!単なるスピン・オフの作品ではありません。かなり面白く読みました。

ガンテツは武田鉄矢、もちろん姫川は竹内結子・・・・になってしまいますよねぇ。
あっ、ノリこと葉山も登場です。こちらはどういうわけか西島さんにならないんだよなぁ。

厚生省、外務省、社保庁、農林省の元官僚が被害者になる。
現実世界に重なっていく、、、そして読みながら彼ら官僚が起こしたどうにも許しがたい事件を思い出し逃がす場所のない怒りに染まっていきます。。。。怖いなぁ。。。
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第Ⅱ捜査官

2013-11-25 22:31:22 | ミステリー
安東能明さんの「第Ⅱ捜査官」をどくりょうです。

ある事件の取り調べを担当した同僚が容疑者と失踪し、死体で発見された。死因は青酸カリによる毒死。心中か、それとも…。元教師の刑事「第Ⅱ捜査官」神村五郎と元教え子の新人刑事、異色の迷コンビが事件に挑む。

謎が謎を呼ぶって感じで進んでいくんですが・・・元教師の刑事ってのがわけわかんない奴で・・・こんな奴居ないだろうと文句たらたらで読んでしまいました。

謎解きやストーリーはそれなりに面白いのですが、神村の行動に教え子でなくともイラっとしてしまった。
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首斬り人の娘

2013-11-22 23:29:12 | 翻訳もの
オリヴァー・ペチュの「首斬り人の娘」を数日かかって2日前に読み終えました。

1659年、ドイツ南部の街で子供が殺された。
遺体にあった奇妙な印を見た住人たちは魔女の仕業だと殺気立つ。
そして産婆が魔女と疑われて投獄される。
だが、処刑史クィズルとその娘マクダレーナは産婆の無実を確信していた。

魔女裁判があったりしたかなり古い時代のお話なのですが、結構面白く読みました。

処刑史という存在とその立場というのもまるで知らなかったことなので興味深かったです。
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お鳥見女房 来春まで

2013-11-16 23:55:48 | 時代小説
諸田玲子さんの「お鳥見女房 来春まで」を読み終えました。

昔の大家族の暖かさや人と人の繋がりの温かさが嬉しい本です。
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真夜中のパン屋さん 午前3時の眠り姫

2013-11-16 23:52:37 | その他
大沼紀子さんの「真夜中のパン屋さん」シリーズの第4弾「午前3時の眠り姫」を2日前に読了。
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紫のアリス

2013-11-11 19:22:09 | ミステリー
柴田よしきさんの「紫のアリス」を読み終えました。

不倫を清算して会社を辞めた紗季は、夜の公園で男の死体と「不思議の国のアリス」のウサギを見る。

果たして幻覚か?引っ越したマンションでも不可解なことが・・・

途中までなんか先が読めちゃうなぁとか思っていたのですが、いや~そうきたかというドン伝返しでした。
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ふちなしのかがみ

2013-11-08 22:54:30 | ミステリー
辻村深月さんの「ふちなしのかがみ」を読了。

表題の他に4編のちょとというよりかなり怖いお話です。
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空ちゃんの幸せな食卓

2013-11-04 19:58:48 | その他
大沼紀子さんの「空ちゃんの幸せな食卓」を読み終えました。

血のつながりのない義母ときみゅな共同生活を始めた私と姉は、同じ食卓を囲むうちに、少しずつ新しい関係を築いていく。

表題の「空ちゃんの幸せな食卓」の他に、「ゆくとし くるとし」「僕らのパレード」が収められていてどれもが優しくて哀しい。

私は最後の「僕らのパレード」を読みながら切なくて切なくて。サムみたいに心が純で優しい子っていろんなことですごく傷ついて苦しいんだろうなぁと。
サムくんは本当に可愛かったです。

大沼紀子さんて「真夜中のパン屋さん」を書いてる方なんですが、なんかイメージが違って素敵な1冊です。
あっ、「真夜中のパン屋さん」も素敵ですよ。
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ブルー・ゴールド

2013-11-01 22:12:30 | ミステリー
真保裕一さんの「ブルー・ゴールド」を昨夜読み終えました。

若手商社マンの藪内は零細企業のゴールド・コンサルタントに飛ばされた。
社長は悪名高く敵だらけ。
同僚は凄腕ハッカーの青年と年齢不詳の派手な美女。
薮内はクセモノ揃いの面々と貴重な商品である「水」獲得に奔走するが、
予期せぬ妨害に悪戦苦闘する。

久しぶりに懐かしい真保さんの世界に再会したような気分で読み終えました。

私が読み始めた真保さんの作品は、たぶん「奪取」だったともいますがすごく細かいところまでしっかり書き込まれていて・・・あまりに専門的すぎてついて行けずにななめ読みで済ませてしまいましたが・・・そのあとに読んだ「小役人シリーズ」を彷彿とさせる1冊でした。

スピード感がある展開で大変面白く読みました。
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