yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

豹変

2015-10-31 21:11:23 | ミステリー
今野敏さんの「豹変」を読み終えました。

世田谷の中学校で3年生の少年が同級生を刺す事件が起きた。取り調べで少年は何かに取り憑かれたような言動を見せ、警察署から姿を消し…。刑事と祓師が不可解な事件を追う、長篇警察小説。

今野さんは守備範囲が広いですねぇ。

狐憑きとかの話は好みではないのですが、結構面白く読みました。
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昨日の海は

2015-10-31 20:37:38 | ミステリー
近藤史恵さんの「昨日の海は」を昨日読み終えました。

25年前の祖父母の心中事件に隠された秘密とは。残された写真、歪んだ記憶、小さな噓…。海辺の町を舞台とした切なくてさわやかな青春ミステリー。

高校生の光介が叔母の芹と従妹の双葉が同居することになり、祖父母の心中事件の真実を探ることに。

いろんな事実を知る事と共に一人の男として人間として成長していくその姿を瑞々しく書き上げている。
そして心中事件の驚く真実も・・・

読みごたえがありました。
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悲嘆の門 上下巻

2015-10-26 21:51:48 | ミステリー
宮部みゆきさんの「悲嘆の門」上下巻を読み終えました。

死体を切り取る戦慄の殺人事件が発生した。ネットに溢れる殺人者の噂を追う大学生の孝太郎。<動くガーゴイル像>の謎に憑かれる元刑事・都築。人の心に渇望が満ちる時、姿を現すものは?

読み始めはあれとこれとこの話がどうつながるのかなぁといろいろ予想しながら読んでいたのですが、

え?え?こういう展開になるの?どこに進んでいくの?  と驚きの展開でした。
上巻を読み終わって、下巻がどんなふうに話が進んでいくのか?どんな物語が紡がれていくのか?全く想像出来なかった。この展開は想像外で、コウタロウはあんな道を選ぶとは思いもしなかった・・・そうやって予想を裏切られ続けて話が進んでいきます。

こんなストーリーを作り上げる宮部さんってどんな頭脳の持ち主かと、本当にすごい!
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ドラマ「下町ロケット」を観て

2015-10-25 23:36:10 | その他
朝日新聞で「下町ロケット2」が連載になり、ドラマ「下町ロケット」が始まり・・・


録画してあったドラマの1回目を・・・2時間もあったんですよ・・・を観てやっと気づきました。

真山仁さんの「スパイラル」、下に感想書いてますが、読みながらすごく既視感があったのですが、何故かわからなかったんですが、

そう、特許侵害の訴えとか乗っ取りとか、この「下町ロケット」と同じ設定だったんですよ。

読んでる時に、なんか「読んだことある?」って感覚が付きまとってたのが解決!ですっきりしました。
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ハゲタカ外伝 スパイラル

2015-10-24 23:29:31 | その他
真山仁さんの「ハゲタカ外伝 スパイラル」を昨日読み終えました。

芝野と鷲津。宿敵二人の過去は、大阪の町工場を営む天才発明家のもと交錯していた-。ハゲタカシリーズ「レッドゾーン」「グリード」のサイドストーリー。

この本を読み終わってから旅行に出かけたいと思っていたのですが、読み終わらずに・・・帰ってきてから読み終えました。
「ハゲタカ」本編では大いなる脇役だった芝野がメインです。

ドラマのせいでどうしても柴田恭平さんになってしまうのは、、、、仕方ないですかしら。
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空より高く

2015-10-23 23:05:56 | その他
重松清さんの「空より高く」を22日の帰路の列車の中で読み終えました。

廃校が決まった東玉川高校、通称トンタマ。
卒業を控えた最後の生徒たちの「終わり」に満ちた平穏な毎日は、熱血中年非常勤講師・ジン先生の赴任で一変した。
暑苦しい「レッツ・ビギン!」の掛け声に乗せられて、大道芸に出会った省エネ高校生が少しずつ変わっていく・・・

きっと何かを始めたくなる、まっすぐな青春賛歌!

そう、こんなおばさんでも何か始めようかと思ったくらいですから・・・
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ウエザ・リポート 見上げた空の色

2015-10-23 22:48:09 | その他
宇江佐真理さんのエッセイ、「ウエザ・リポート」の第2弾となる「見上げた空の色」を旅先で読み終えました。

ここ10年以上、エッセイってほとんど読んでいないんですが、前作の「ウエザ・リポート」も読んでいます。
何故だろう?ってつらつら考えるに・・・同世代っていうのが大きいのかなぁ・・・宇江佐さんが一歳お姉さんですが・・・本の中に書かれていることも、ついつい『知ってるわ、そうよねぇ』と相槌をうってしまうお話が多いのですごく共感できるのが大きいのかもしれませんね。

そして巻末に書かれた「乳癌の闘病」に関しては、、、あまりにあっけらかんと書かれているだけにその厳しさに思いを馳せてしまいます。

どうかいつまでも私たちにあの温かいまなざしのお話を読ませてください。

いっそう宇江佐さんのファンになってしまいました。
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風の市兵衛 秋しぐれ

2015-10-23 22:31:07 | 時代小説
辻堂魁さんの「風の市兵衛」シイーズの最新作「秋しぐれ」を17日の旅の移動中に読み終えました。

今回はイマイチ面白味が少なかったですね。可愛いお子ちゃまも登場しなかったし・・・
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札幌方面中央警察署南支署 誇りあれ

2015-10-15 22:07:12 | ミステリー
東直己さんの札幌方面中央警察署南支署シリーズの2作目になる「誇りあれ」を読み終えました。

吹雪のススキので、道北の小さな町の町長が銃撃された。暗殺か、怨恨か、はたまた地上の縺れか・・・
合同捜査本部に加わった南支署の刑事たちは地道な捜査を進めるが、やがて見えてきたのは身内で会う警察すら取り込まれた巨大な利権の構造だった。

前作の「誉れあれ」から日が経っていて、どんな話か、そして題名さえも忘れていてまたもや二度買いをしてしまって・・・3ページで『読んでるよ』って気が付いた次第です。

キゼツと呼ばれる梅津と上司である班長の早矢仕のコンビだけでなく、『エダ』と中央警察署の刑事に呼ばれて目の敵にされている南支署の刑事たちが、見返してやるぞとの思いを胸に事件解決にまい進する姿が頼もしい。

場面転換が多く、『*』のマークを付けて場面が変わり南支署の面々が順次変わって現れるため、しばし思考停止になり・・・「これはどこの、どの事件の現場か」と考えながら読み進みました。

なかなか面白かったです。
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屑の刃 重犯罪取材班・早乙女彩香

2015-10-10 23:09:03 | ミステリー
麻見和史さんの「屑の刃」を今日読み終えました。

大手新聞社の記者をやめて、CS放送のクライムチャンネルの報道記者に転職した早乙女が頑張る話です。

最近、漢字パズルにはまりすぎて、、、読めてません。

が、結構面白かったです。
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