yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

愛こそすべて、と愚か者は言った

2014-04-30 21:19:01 | ミステリー
沢木冬吾さんの「愛こそすべて、と愚か者は言った」を読み終えました。

七年前に別れた久瀬の 息子・慶太が誘拐された。犯人からの身代金の運搬係に指定されたのは探偵を生業にしている久瀬だった。犯人側のトラブルで慶太は無事に帰ってきたが、日を置かず別れた妻とその夫が失踪してしまった。

誘拐事件と夫婦の失踪がさらに色々な問題を引き起こし、一方久瀬は慶太との共同生活を始めて行く。
事件の不可解さと遠慮しがちな父と子の関係が少しずつ変化して行く様・・・どちらも楽しませて貰えます。
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鎌倉河岸捕物控 後見の月

2014-04-29 22:09:20 | 時代小説
佐伯泰英さんの「鎌倉河岸捕物控」シリーズの二十四作目になる「後見の月」を読み終えました。

昨晩、二ヶ月ぶりに本屋さんに行ってあれやこれやと本を買って来て目の前に積んで読み始めました。

シリーズものは安心して読み進みますが、流石にドキドキ、ワクワク感が無いのが残念です。
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髪結い伊三次捕物余話 名もなき日々を

2014-04-24 13:18:46 | 時代小説
宇江佐真理さんの「髪結い伊三次」シリーズの最新刊「名もなき日々を」の順番がやっと来て、今しがた読み終えました。

伊三次とお文に支えられ、絵師修業を続ける息子の伊与太。一方、女中奉公に出た茜の運命は、大きく動きはじめ…。廻り髪結いの伊三次とお文夫婦の周りで起こる心揺さぶられる事件の数々。

六つの作品の連作となっていて、それぞれに伊三次、お文、伊与太、茜、お吉、そして不破龍之進と妻のきいの日々の出来事が書かれています。

龍之進ときいには赤ちゃんが生まれ、お吉は女髪結いの修行を始め・・・でも伊与太と茜のこれからがどうなって行くのか見えてこないのが心配でもあり楽しみでもあり。
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誘拐の誤差

2014-04-24 10:58:14 | ミステリー
戸梶圭太さんの「誘拐の誤差」を二日前に読了。

馬鹿な男に殺された小学生の男の子が、その体から離脱した魂で自在にさまよってこの事件にかかわった人たちの頭の中を覗き込んで、、、ため息をついて大人と子供そして世間に失望するといったお話なんですが。

全然好みじゃなかった。まぁ、以前に読み始めて10ページくらいで投げ出していた本を引っ張り出してきて読んだので仕方ないですがそれにしても読み終わった後味が悪いです。
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鉄童の旅

2014-04-19 19:37:09 | その他
佐川光晴さんの「鉄童の旅」を読み終えました。

国鉄がまだ健在だった1981年、北海道から東京までひとりで旅をする男の子がいた。彼はなぜ、ひとりぼっちで列車に乗っているのか…。切なくてあたたかい、人と鉄道の「絆」の物語。

所謂『鉄っちゃん』が読むと喜ぶんだろうなぁというお話が散りばめられていて・・・私には宝の持ち腐れですが。
主人公が鉄道の非破壊検査技師で若かりし頃鉄道雑誌の編集に関わっていたので、鉄道に関するいろんな裏話とかもあって面白いんだろうなぁと思います。
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COW HOUSE

2014-04-17 14:10:17 | その他
小路幸也さんの「COW HOUSE」を読み終えました。

25歳で、ワケあって窓際族になった「僕」の仕事は、端から端まで歩いて何分もかかるような、会社所有の豪邸の管理人。そこに集まってきた人たちは、なぜか丑年ばかりで…。飄々としてあたたかな物語。

一人として悪い人が登場しない小説です・・・これってすごく珍しくないですか?

『飄々として』という表現がピッタリとはまってしまうそんなお話です。
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アナザーフェイス4 消失者

2014-04-16 21:53:25 | ミステリー
堂場瞬一さんのアナザーフェスシリーズの4作目の「消失者」を読了。
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吉原暗黒譚

2014-04-15 19:45:56 | 時代小説
誉田哲也さんの「吉原暗黒譚」を読み終えました。

誉田さんの時代小説です。
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幸せの条件

2014-04-13 21:21:39 | その他
誉田哲也さんの「幸福の条件」を読み終えました。

「新燃料・バイオエタノール用にコメを作れる農家を探してこい!」 突然の社長命令を受け、片山製作所・伝票整理担当で農業知識ゼロの梢恵は単身農村へ…。

読み始めて余りに誉田さんの本らしくなくてびっくり。
そして梢恵の仕事に対する態度や暮らしぶりにイライラ、読みながらストレスが溜まって行くようでしたが、長野に行って農業を手伝い始めて面白さが一気に増しました。

米作りについて詳しくなること請け合いの一冊です。
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なくて七癖、あって四十八癖  高砂

2014-04-13 16:06:14 | 時代小説
宇江佐真理さんの「なくて七癖 あって四十八癖 高砂」を昨晩に読み終えました。

4人の子持ちで飲んだくれの畳職人、小普請組の武家に嫁いだ大工の娘、幼い頃から見世を支えた口入れ屋の若お内儀…。懸命に生きる男と女の縁を描いた全6編を収録。

材木仲買人だった又兵衛は店を息子に譲って、おせいと二人で会所の管理人を引き受けた。
町内でのいろいろなもめごと、厄介ごとにかかわっていく二人の情愛の深さをしっとりと描いて問題ごとを解決していく。
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