yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

語りつづけろ、届くまで

2016-02-27 23:00:36 | ミステリー
大沢在昌さんの「語りつづけろ、届くまで」を読み終えました。

食品会社のサラリーマン・坂田勇吉がまたまた大変な目に遭う・・・お話です。

久しぶりに大沢さんの本を読みました。サクサク読める本です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五峰の鷹

2016-02-26 22:08:32 | 時代小説
安部龍太郎さんの「五峰の鷹」を昨日読み終えました。

戦国時代、朝廷から金掘り御免の認可を得ていた三島家は石見銀山から莫大な収益をあげていたが、近隣勢力によって家を滅ぼされる。
危ういところで難を逃れ、都で剣の腕を磨いた嫡子・清十郎はお家の再興を目指し、海商・王直の知遇を得て貿易商人として才覚を見せ始める・・・

石見銀山や瀬戸内の島々のお話が沢山出てきて興味深く読みました。清十郎が若いのに出来すぎていていかにも作り物っぽくってちょっと引っかかりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サウンド・オブ・サイレンス

2016-02-23 21:30:19 | その他
五十嵐貴久さんの「サウンド・オブ・サイレンス」を昨日読み終えました。

高校一年の夏子は、クラスで浮いた存在の春香が、実は聾者だと知る。春香の聾学校時代の友人・美紗と知り合った知り合った夏子は、ダンスをしたいという美紗に協力して、春香とやはり中途失聴者の澪を説得してダンスチーム結成にこぎつける・・・

なかなか楽しめた一冊でした。特に、聞こえない人が大音響の振動によってリズムを感じるってところにはびっくりしてしまいました。
この本のように短期間にダンスが上手くなるとは上手く出来すぎるとは思いましたが・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

螺旋宮

2016-02-21 20:59:52 | ミステリー
安東能明さんの「螺旋宮」を3日前に読み終わってます・・・多分。

地下数十メートルに造られた居住空間でひと月過ごせば、待ち望んでいた子供を授かる・・・・・
不妊に悩む高代夫妻は入居を決断した。
そして得た念願の我が子を腕に抱き絶頂にいた二人であったが、同様に生まれた子供たちが生後125日目で突然死を迎えていたことを知る。

なんか本当に穴倉に居るかのような気分にさせられる本で、読み心地は・・・良くなくて、何度も読むのを止めようかと思ったほどでした。

子供が出てくるのでと手にしたのですが、全く好みではなかったです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新酔いどれ小藤次<四> 姉と弟

2016-02-12 22:21:41 | 時代小説
佐伯泰英さんの「新酔いどれ小藤次」シリーズの新作「姉と弟」を読み終えました。

今回はメインのお話以外の、惚けてしまった長屋の差配さんだった新兵衛さんの在り様が・・・すごく和んでしまいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

髪結い伊三次捕物余話 竃河岸

2016-02-12 21:57:46 | 時代小説
宇江佐真理さんの「髪結い伊三次」シリーズの最新刊「竃河岸」を昨日読み終えました。

自らの手下を持つよう父に言われた龍之進。頭に浮かんだのはかつて自分が捕えられなかった男だった-。廻り髪結いの伊三次とお文夫婦の周りで起こる心揺さぶられる事件の数々。

宇江佐さんの本、ゆっくり楽しみながら読もうと思いながらも、登場人物の進む道がどうなって行くのか気になって気になって・・・
ついつい読み急いでしまってあっという間に読み終えてしまいました。

このあと、もう少しはこのシリーズを楽しめるのでしょうか? 心が残ってしまいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十字架

2016-02-08 22:03:32 | その他
重松清さんの「十字架」を読み終えました。

いじめを苦にして自殺したあいつの遺書には、僕の名前が書かれていた。あいつは僕のことを「親友」と呼んでくれた。でも僕は、クラスのいじめをただ黙って見ていただけだったのだ。。。。

3年くらい前に買って、なんか重すぎる感じでどうにも読む気になれなくって・・・

今、手許に本がムチャクチャ少なくって仕方なく読み始めたのですが、一生懸命読みました。

とは言っても、 時々休憩しながらでなくてはキツかったです。

本の帯に、『いじめを停めなかった。ただ見ているだけだった。それは「罪」なのですか__?』  とあります。

誰でも、『いじめてたわけではない、ただ見てただけで・・・』という加害者になりえる今の時代。

すごく怖い。「親友」なのに見てただけの彼は、一生その十字架を負い続けていく・・・

その苦しさを知ってたら・・・いじめはなくなる?無くならないか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1950年のバックトス

2016-02-03 20:32:52 | その他
北村薫さんの「1950年のバックトス」を読み終えました。

風邪っぴきで仕事もほとんどしてない私は、眠ってばかりではと本でも読もうと思うのですが・・・買いこんであった本は読んでしまっていて・・・長いこと積んであった本の中からこの本を。

短編集なのでいろんなお話が詰まっているのですが、最後の「ほたてステーキと鰻」は以前に読んだ「ひとがた流し」のサイドストーリーっぽいので楽しく読みました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする