yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

クローズアップ

2013-10-28 22:08:38 | ミステリー
今野敏さんの「クローズアップ」を読み終えました。

週刊誌ライターの刺殺死体が発見される。報道番組の記者・布施と警視庁捜査一課の刑事・黒田は、それぞれの観点から事件の核心に迫る…。異色コンビが活躍する「スクープ」シリーズ第3弾。

今野さんのシリーズものの中で結構好きな部類に入ります。
ちょっと変わった布施の存在がイチバンの特色だと思います。

まぁ、こんな人は・・・どんな事にも動じない・・・いないと思うのですが、読んでいるとそんな布施に影響されていく人たちが結構面白いです。
小さな事件が入り組んで大きな事件へと変貌していく様も面白い。
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夜桜乙女捕物帳 2冊

2013-10-26 23:44:38 | 時代小説
和久田正明さんの「夜桜乙女捕物帳」シリーズの2作目「鉄火牡丹」と3作目の「鬼同心の涙」を読み終えました。

短編集の連作なのですが、短編だけで事件が完結していて、それぞれに一つの事件が繋がっているのではないのが、少々物足りないかなぁ。
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風の市兵衛 春雷抄

2013-10-23 22:45:56 | 時代小説
辻堂魁さんの「風の市兵衛」シリーズの「春雷抄」を読み終わりました。

知り合いの蘭医・柳井宗秀の紹介で人探しを頼まれた市兵衛の活躍を・・・
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夜桜乙女捕物帳

2013-10-21 22:14:36 | 時代小説
和久田正明さんの「夜桜乙女捕物帳」・・・シリーズものの第一巻を読み終えました。

お友達にお借りした本の中の一冊ですが、なんかすごく楽しく読めそうな本です。

大店・伊勢谷の主人が内儀に殺された。ただの刃傷事件と思われたが、その裏に大奥を巻き込む陰謀が蠢いていた。

主人公は北町奉行・遠山左衛門尉景元の娘・乙女で父親譲りの義侠心から事件にかかわっていく。

レギュラー陣は、北町奉行所の定町廻り同心の伊佐山、その小者の小吉、旗本の三男坊の右近。

そして乙女の義理の父・河原崎座座頭の歌右衛門、伊佐山の娘・千代くらいでしょうか?

シリーズで何冊か届いているので楽しみです。
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恋の聖地

2013-10-19 22:37:00 | その他
7人の女性作家による、7つの場所での恋のお話です。

登場する場所が馴染み深くって・・・白駒池、霧ヶ峰、名古屋のテレビ塔、宮島、阿蘇とかね。

楽しく読んでしまいました。

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吉原裏同心(十九) 未決

2013-10-18 23:21:21 | 時代小説
佐伯泰英さんの「吉原裏同心」シリーズの19作目を読み終えました。

シリーズものって連続のホームドラマを見てるみたいに慣れ親しんだ感じがして、
なんかホッとしますね。
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ランナー3 レーン

2013-10-14 19:32:26 | その他
あさのあつこさんの「ランナー」シリーズの3作目になる「レーン」を読了。

走ることを捨てきれなかった2人の天才ランナー、碧李と貢。走ることがこんなにも好きだったと気付いた碧李。走ることを敵だと捉えた貢。孤独に向き合い、情熱のままに走る少年たちの姿を描く。

あさのさんはスポーツに魅入られた子供たちを、その揺れる心と体をすべて掬い上げ描き切ろうとしているのかしら。

碧李と貢だけでなく、信哉や前藤杏子、そして光喜までもが魅入られていく。

今後この子たちがどのように成長していくのか、楽しみ。

それにしてもあさのさんってスポーツする男の子の深層心理に詳しいです。
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闇医者おゑん秘録帖

2013-10-13 00:01:20 | 時代小説
あさのあつこさんの「闇医者おゑん秘録帖」を読み終えました。

哀しい子を身ごもった女たちが闇医者・おゑんをすがってやってくる。憔悴した患者を優しく、時に厳しく受け入れるおゑん自身にも、実は哀しい過去があり…。しなやかな女の強さと美しさの物語。

三篇の連作で、どのお話も哀しい・・・けど、おゑんは哀しいだけでなく強い女を育てていく。

終盤でおゑんの人生も描かれているんですが、、、、全部じゃないので続編あるのかも・・・

読むと、女は強くあれ!ってすっごく思います。
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たまゆら

2013-10-11 22:23:19 | その他
あさのあつこさんの「たまゆら」を読み終えました。

あの人に遭いたい、もう一度だけ-。踏み込めば、二度と戻れぬとわかっていても。狂おしいほどの想いにとらわれ、呼ばれるように山へ入った人々の赦しと救いを描く慟哭の物語。

読み進むのが怖くなるような愛のお話です。
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橘屋草子 待っている

2013-10-09 21:31:28 | 時代小説
あさのあつこさんの「橘屋草子 待っている」を読み終えました。

すごく切なくて、それでも凛として生きるおふく。料理茶屋「橘屋」に奉公に出たおふく、「橘屋」を仕切っている仲居頭のお多代。「橘屋」にかかわる庶民の哀しみと矜持を七編の短編の連作として仕上げた一冊です。

下働きとして奉公に出たおふくの成長のお話の様でもあるけれど、江戸深川に生きる庶民の心のありようを切なくも凛と描いてあり、お多代の凛とした姿が魅力的です。
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