yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

インビジブルレイン

2011-07-30 22:33:31 | ミステリー
誉田哲也さんの「姫川玲子シリーズ」の4作目、「インビジブルレイン」を読了。

図書館に予約していたのがやっと順番が来たので、さっそく借りてきて読んでしまいました。

ついに姫川も恋することに・・・男に対してトラウマを抱えてる彼女が惚れちゃうってどんな男よって思ていたのですが。

そう来たか!!って感じですね。

9年前に起こった事件。被疑者死亡で終わったものとされていた9年前の事件の関係者が殺され、その犯人がその時の被害者と被疑者の家族とのたれこみが・・・

過去の事件を闇に葬ったままに捜査を進めたい上層部と真実を探し求める姫川。

秘密裏に捜査を始めた姫川は、一人の男と出会う・・・

段々とこのシリーズも面白くなりますねぇ。

この後もシリーズ続くのかなぁ。
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別冊 図書館戦争 Ⅰ

2011-07-27 22:51:35 | その他
有川浩さんの図書館戦争シリーズの第5弾、「別冊図書館戦争Ⅰ」を速攻で読み終えました。

タイトルにある「別冊」に意味があるようで無いようで・・・な1冊です。

前作の「図書館革命」を読み始めた時、

「え?結婚してしまってるの?恋人期間はどうなっちゃったの?一番面白いとこ抜かしちゃうなんて、有川さん、ひどい!」

って皆さんも思ったでしょ?私なんか思わず声に出してしまった口ですよ。

そんな不平不満が聞こえたかのような・・・大甘で可愛くて思わず『くっくっくっ』と笑えてしまうエピソードがいっぱいです。

でも甘いだけではありません。ラブラブな二人を謳いながらもちゃんと表現の自由や図書館の自由、検閲の在り様などの本質もちゃ~~んと議論されてますのでご安心を。

次回作で最後だなんて・・・今から残念で残念で・・・
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中国の高速鉄道の事故で・・・

2011-07-26 22:13:10 | 全般
連日報道されてる中国で起こった高速鉄道の大惨事。

あの事故車両を潰して地中に埋めてしまった事や、工事における利権や横領、わいろの話が報道されるんを聞いていて・・・連想してしまいました。

真山仁さんの書かれた小説、「レッドゾーン」と「ペイジン」を。
特に「ペイジン」はモノづくりに対しての中国の国民性というものをしっかり書き込んであったので、事故を知った時すぐにこの本に書かれてあった中国を思い出してしまいました。

小説の中で中国って怖いなぁと思いましたが、現実の世界でも『怖い』
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ビブリア古書堂の事件手帖

2011-07-25 22:38:19 | ミステリー
三上延さんの「ビブリア古書堂の事件手帖」を読了。

副題に『栞子さんと奇妙な客人たち』と付いていて何となくこの古書堂を訪れる人たちが魅力的なんだろうと想像させてくれます。

鎌倉の片隅でひっそりと営業している古書店「ビブリア古書堂」の若~~い女店主はひどく人見知りなのだが、本の話になると目を輝かせ饒舌になる。

そんな古書店でバイトを始めた就職浪人中の大輔は、人見知りな若い店主・栞子の古書の知識の豊富さと洞察力の鋭さに舌を巻く。

以前古本屋さんの本を読んで、すっごく良かったので思わず手にした1冊でしたが・・・なかなか良かったです。

いろんな人の手を経てきた古書。その歴史に思いを馳せるそんな楽しみもあるんだと知りました。
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音もなく少女は

2011-07-24 21:05:31 | 翻訳もの
ボストン・テランの「音もなく少女は」をやっと読み終えました。

お友達からお借りした1冊なのですが、本当に久しぶりの翻訳ものなので・・・なかなか読み進まなくって1週間もかかってしまいました。

貧困家庭に生まれた耳の聞こえない少女・イヴ。暴君の様な父親からイヴを救ったのはつらい過去を持った女性・フラン。

この二人の女性が自分の力だけで襲いくる悲惨な出来事に立ち向かい、自分たちの人生を切り開いていく話です。

ミステリーと言うより、女性への応援メッセージかの様です。
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ワーキングガール・ウォーズ

2011-07-21 14:53:11 | その他
柴田よしきさんの「ワーキングガール・ウォーズ」を読了。

37歳、未婚、入社14年と10ヵ月の上場企業の企画部係長・墨田翔子。

仕事と人間関係に疲れて、ふと思い立ってオーストラリア・ケアンズに旅行。

ネットで知り合ったケアンズ在住の旅行会社の女性・嵯峨野愛美と墨田翔子が其々に自分の心の中を語る・・・働く女性の心の叫びのお話です。
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八丁堀剣客同心 夕映えの剣

2011-07-20 22:21:59 | 時代小説
鳥羽亮さんの剣客同心シリーズの「夕映えの剣」を読了。

このシリーズ、そろそろ話題に行き詰ったかな。

隼人を囲む世界が狭いせいかなぁ。
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居眠り磐音江戸双紙 一矢ノ秋

2011-07-19 21:19:35 | 時代小説
「磐音シリーズ」の第37弾「一矢ノ秋」を読み終えました。

いよいよ磐音が動き始めました。。。。

江戸では品川柳次郎とお有に嬉しい出来事が。 しかし、一方尚武館同情が取り壊される。

姥捨の郷では磐音の嫡男・空也がすくすく育ち、豊かな四季が巡り・・・

そんな中刺客が姥捨の郷へと・・・そして磐音はついに江戸への旅立ちを声にした。

またまた、話が動き出しました。
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直木賞に

2011-07-17 21:11:56 | 全般
今年の直木賞に池井戸潤さんの「下町のロケット」が受賞したというニュースを読んで、思わずガッツポーズ!

私ってほとんど文庫本でしか読んでいなかったので、今まで文学界の賞と言うものと2,3年ずれた読書生活をしていたわけです。

が、最近図書館で新刊書を借りて読むようになって直木賞や芥川賞をライブで身近に感じられる様になってすごく嬉しいです。

「下町のロケット」すごく元気貰えるお話だったので、それも受賞の一因かなぁ。
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雨乞の左右吉捕物話 狐森

2011-07-13 22:28:41 | 時代小説
現代ものが続いたのでこの辺で時代物をと、大好きな長谷川卓さんの「雨乞の左右吉捕物話」シリーズの第2弾・・・・やっと発売になった・・・「狐森」を読み終えました。

何しろ前作から2年数か月振りの新作なので、人間関係がウル覚えだったので前作まで読み返してしまいました。

向柳原の御用聞き・富五郎の手下である左右吉は昔一緒に悪さをしていて今は古着屋で堅気として働いている豊吉の行方が分からなくなって、女スリのお千や長屋の隣に住む浪人・日根とともに探し始めるが・・・なにやら大きな事件に出くわしたような・・・

浪人の日根やスリのお千とのやり取りが妙に心地いいのですよ。
それに反して親分の富五郎の意気地のなさ。それを補って余りある富五郎の女房・鶴の気風の良さ。
そして、富五郎の親分に当たる久兵衛、火盗改方の笹岡に目をかけられるのが左右吉の優しさや真っ直ぐさと言うのが読むほどに伝わってきて、左右吉が大好きになります。

今作で初登場したお千のおっかさんのすごさには参りましたが、最高のキャラクターで今後もっと出番が増えそうな気がします。

それにしても第3弾は、またもや2年も待たせるんじゃぁないでしょうね、長谷川様。
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