yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

フォー・ディア・ライフ

2011-01-30 22:20:13 | ミステリー
柴田よしきさんの「フォー・ディア・ライフ」を読了。

感想は後日。。。。と書いては見たもの、すでに1週間・・・忘れてしまいそう。

新宿二丁目で無認可の保育園を預かる花咲慎一郎(通称ハナちゃん)は慢性的な資金不足に悩まされている保育園の為に、時々ヤバイ仕事も引き受けざる得ない探偵業もこなしている。

現代の都会の底辺で暮らしている人たちの闇をすこし考えさせてくれる本ではあります。
保育園の園長と裏稼業の探偵・・・そのギャップを狙った設定かなぁ?

読みやすくサクサク行けます。
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警視庁追跡捜査係 策謀

2011-01-27 23:29:52 | ミステリー
堂場瞬一さんの「追跡捜査係」シリーズの第2弾、「策謀」を読み終えました。

5年前に起こったビル放火事件と渋谷での殺人事件。

西川と沖田はそれぞれの事件を洗い直しながら少しずつ真相に近づいていく。

前作「交錯」に登場した三輪、そして新たに登場した三井さやか・・・あれ?どちらにも『三』の字が付くんだ・・・

少しずつ西川と沖田の周りに人が集まってきだしました。

これからどんな人物が加わるのか、楽しみ。
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ファイナル・ラップ

2011-01-26 22:53:44 | その他
川島誠さんの「ファイナル・ラップ」読了。

これも図書館で借りた本です。

裕と零と健の3兄弟のお話・・・いや、健をメインに今時の高校生の生態を描き出した作品です。

「海辺でロング・ディスタンス」(たぶんこの題名だったと思う)の続編にあたると思います。

健くんはかなり流されて高校生活を送っていて、私は読みながら「かなり怒って」尚且つ「許せないぞ」と。

しかし、こんな高校生って・・・いるんかい??
親は、ないも言わないんかい?

などなど疑問符だらけで読み終わりました。
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坂ものがたり

2011-01-26 22:52:00 | 時代小説
藤原緋紗子さんの「坂ものがたり」を読了。

図書館で借りた1冊です。

『坂』に纏わる4つの短編が綴られています。

其々に男と女の、、、いえ、人と人との切なく物悲しいお話。

それでも人は生きて行かなくちゃぁいけないんだなぁと・・・思わずにはいられません。
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魔女の盟約

2011-01-22 23:04:04 | ミステリー
大沢在昌さんの「魔女の盟約」を読了。

「魔女の笑窪」の続編です。

過去と決別すべく地獄島を破壊した水原のその後が描かれています。

釜山に潜伏していた水原は中国人の女警官・白理(バイリー)と知り合い、殺人事件に巻き込まれたところを彼女に助けられて中国へと・・・

日中韓と三国を舞台にした「女たちのハードボイルド」と言える作品。

なかなかにカッコいい女たちなのですよ。

読んでいくうちに前作の展開を思い出していきます。

このストーリーを忘れた頃に次回作が出るのかしら・・・
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居眠り磐音江戸双紙 姥捨ノ郷

2011-01-19 22:18:28 | 時代小説
佐伯泰英さんの「磐音シリーズ」第35弾、「姥捨ノ郷」を読み尾ました。

尾張で暮らす磐音の身元が公になり、磐音一行は身重のおこんを気遣いながら次なる身を落ち着ける隠れ里を求めて旅立つ。

行き着いた先は霧子の幼き頃の思い出の里であった。

やっと利次郎と辰平が登場!今後も引っ掻き回してくれそうな予感がして楽しみです。
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立場茶屋おりき 忘れ雪

2011-01-17 22:32:16 | 時代小説
今井絵美子さんの「立場茶屋おりき」シリーズの7作目になるのかなぁ・・・「忘れ雪」読了しました。

下足番の見習いをしていた三吉が絵の才能を見込まれて京に旅立つことに。
そして三吉を孫のように可愛がっていた善助の落胆と・・・

如月鬼一郎の最後と板頭・巳之吉へのこだわり。

おりきの身の回りも少しずつ変化が。。。

人の心の在り様を、人を思いやる優しさを細やかに描いて見せてくれます。

読んでいると優しくなれます。
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フランキー・マシーンの冬

2011-01-14 22:50:10 | ミステリー
ドン・ウィンズロウの「フランキー・マシーンの冬」をやっと読了。

この年になったら、カタカナの多い本は読むのが大変ですね。

簡単な感想は後日・・・
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第二音楽室

2011-01-12 22:28:58 | その他
佐藤多佳子さんの「第二音楽室」を読み終えました。

図書館で借りた単行本なので家でノンビリできる時間に読みました。
そのせいかどうか、心がほんのり桜色、みたいな感じです。
   (どう言う意味??なんて詮索しないで・・・)

4つの短編からなっていて、すべてが音楽に関わったお話です。

「第二音楽室」は小学5年生の鼓笛隊の中のピアニカを担当してる子たちのお話。

「デュエット」は中学1年生が音楽の授業で、課題として出された「相手を探してデュエットすること」をクリアするお話。

「FOUR」は中学1年生が4人、リコーダーで卒業式の卒業証書授与式中に演奏するために、バラバラだった4人が成長していく姿を描き出す。

「裸樹」は引きこもっていた女の子が、「裸樹」という音楽に助けられていく様を切なく厳しく優しく見つめていきます。

最後の「裸樹」は読むのがきついなぁ、苦しいなぁと思いながら読みましたが、他の3篇は可愛らしく愛しくそして懐かしい想いで読みました。
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カレンダーボーイ

2011-01-08 23:06:23 | ミステリー
小路幸也さんの「カレンダーボーイ」を読み終わりました。

年が明けて5日頃から一気に雑用が忙しくなって・・・仕事が忙しいのなら、嬉しいのですが・・・ブログに書くことだけでなく、読む時間を確保するのもなかなか難しくなって。

文庫本の表紙の絵がすごく可愛らしいのと帯に書かれているお勧め文句に引かれて手に取った一冊です。

ある朝目が覚めたら、小学5年生に逆戻り!

2006年6月、ある大学の教授と事務局長の二人・・・三都、安齋は生まれ故郷北海道で幼馴染だった・・・は同じように突然、2006年の中年の精神を抱いたまま身体は小学5年生に逆戻りしてしまった。

でも寝て目が覚めると2006年の現在へ。二人は2006年と1968年を一日ごとに行き来することになった。

あっと驚く設定に、『ありえないけど、なんか笑えると言うか楽しい。行き来してる二人はグロッキーだろうなぁ』なんてお気楽に読み進んでいたのですが、後半一気に走り出して・・・最後、ちょっと切ない終わりでした。
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