yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

お勝手のあん

2020-09-28 20:18:13 | 時代小説
柴田よしきさんの「お勝手のあん」を2日前に読み終えました。

品川宿の老舗宿屋「紅屋」を営む吉次郎が、その類いまれな嗅覚の才に気づき、お勝手女中見習いとなったおやす。ひとつひとつの素材や料理に心を込め、おやすは一生懸命成長していく-。

柴田さんの小説はたくさん読んでますが、時代小説は初めてです。
どうなんだろうと「怖いもの見たさ」もあって読んだのですが、面白いです。
髙田郁さんの「みをつくし料理帖」を彷彿とさせるお話なのが気になりますが・・・『おやす』がどんな人生を切り開いていくのか。
すごく彼女の成長を楽しみに読み進められそうで、楽しみなシリーズが増えました。
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事故調

2020-09-25 10:14:55 | ミステリー
伊兼源太郎さんの「事故調」を昨日読み終えました。

志村市の人工海岸で、幼い男児が砂に埋まり意識不明の重体に。刑事から市役所への転職を経た黒木は、市長からの特命を帯び、被害者の家族や事故調査委員会の窓口役を任されるが…。ヒューマンミステリ。

早々に感想を言うと、最後まで面白かったです!
刑事をやめて市役所の職員として拾われた形の黒木が、市役所の一つの歯車として生きようとしていたのが一人の人間に目覚め、事故の裏に隠された諸々の隠ぺいを暴き出していく。
周りに配された人物もいいよね。生真面目すぎる宮前とか。
最後まで一気に読んでしまいました。
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見えざる網

2020-09-25 09:56:55 | ミステリー
伊兼源太郎さんの「見えざる網」を3日前に読み終えました。

テレビの街頭インタビューでインターネット上の希薄な繫がりに異論を呈した今光は、放送直後から危険な目に遭うように。駅の群衆雪崩事故、個人情報漏洩…。得体のしれない悪意にどう立ち向かうか? 新時代クライム・ノベル。

今の時代のネット社会の怖さを思い知らされるような事件に、前半はハラハラドキドキと読み進みました。
SNSで個人情報が丸裸にされ、同じ方向に操られ罪悪感も倫理観もなく行動する人の群れに恐怖感が沸き上がります。
終盤までドキドキで読み進みましたが、犯人が分かったころから一気にテンションが下がっていきました。
そしてこの事件の真相が・・・オイオイ、こんなセンチメンタルな動機でいいんかい! と突っ込みを入れてしまいました。

最後の締めがあまりにも残念。
巻末の「横溝正史ミステリ大賞選評」を読んで・・・そうだよね。
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地検のS

2020-09-25 09:49:32 | ミステリー
伊兼源太郎さんの「地検のS」を6日前に読み終わりました。

湊川地検の総務課長、伊勢雅行は、地検内の事務全般だけでなく、時には量刑の判断にまで関わっていると言われている。検事でもない総務のトップがなぜ…。

前に読んだ「Sが泣いた日」を読んで、前作があると知って図書館に予約してやっと読みました。
ポイントポイントに”S"と噂される伊勢が出てくるのですが、短編の連作となっています。
割と淡々とした流れで、「Sが泣いた日」の方が面白かったなぁ。
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海が見える家 それから

2020-09-08 19:18:44 | その他
はらだみずきさんの「海が見える家」の続編になる「海が見える家 それから」を昨日読みました。

父親の残した海の見える家を引き継いでそこに住み始めた文哉。
別荘の管理やこまごまとした雑用を引き受けて・・・1年。
生きることを考え、生き方を模索する文哉の心の葛藤がそのまま読み手の葛藤になっている気がしながら読みました。
魚を取ることを考え、野菜を作ることを考え、周りの人たちから教えられ助けられ日々成長していく文哉の成長が楽しかった。

続編、あるかなぁ?
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Sが泣いた日

2020-09-06 19:54:20 | ミステリー
伊兼源太郎さんの「Sが泣いた日」を今日読み終わりました。

国会議員にかかる収賄疑惑。金の受け渡しを目撃したホステス2人が行方をくらませる。総務課長ながら地検を陰で操る伊勢雅行は、事務官の久保信也と独自に調査を始めるが…。
結構面白く一気に読み終わったのですが・・・・ナントお話が尻切れトンボで終わってしまい、すごく消化不良。

続きはいつなの?と思いながら作者の紹介文を読んでたら、この本は続編だって!

探して読まなきゃ。

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風かおる

2020-09-06 19:41:35 | 時代小説
葉室麟さんの「風かおる」を5日前に読み終えました。

以前読んだ葉室さんの小説とはなんか雰囲気が違っていて・・・葉室さんてひたすらまっすぐで、不器用な生き方をする人を描いているけど、でもこのお話はその一方で結構軽いタッチで描かれてることが多くて。
読みながらあれ?

でも早く亡くなられてしまい残念。
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襲撃犯

2020-09-04 19:40:19 | ミステリー
安生正さんの「襲撃犯」を6日前に読み終わりました。
自衛隊の話で特殊な言葉が多すぎて頭が追いつきません。
なので読んでいても疲れました。
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警視庁犯罪被害者支援課 2冊

2020-09-04 19:27:40 | ミステリー
堂場瞬一さんの「警視庁犯罪被害者支援課」シリーズの2冊「不振の鎖」「空白の家族」を10日くらい前に読み終わりました。

最初に「空白の家族」を読んで、「あれ? 話が繋がんないなぁ・・・」って思ってたら1冊飛ばしていて、読み終わってから
「不信の鎖」を読み、「あ~そういうことなのね」
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