朝井まかてさんの「御松茸騒動」を読み終えました。
頭の切れる若き藩士・小四郎が、御松茸同心に飛ばされた。やる気のない面々に囲まれて、右往左往する小四郎。やがて、幕府に蟄居を命じられた徳川宗春公の幻影までちらついて…。殿への上納2000本は用意できるのか?
前半は小四郎の可愛げのない思いあがった気持ちが煩わしくてつまんなかったのですが、後半は小四郎の生真面目さと一生懸命さが生きてきて面白く読みました。
頭の切れる若き藩士・小四郎が、御松茸同心に飛ばされた。やる気のない面々に囲まれて、右往左往する小四郎。やがて、幕府に蟄居を命じられた徳川宗春公の幻影までちらついて…。殿への上納2000本は用意できるのか?
前半は小四郎の可愛げのない思いあがった気持ちが煩わしくてつまんなかったのですが、後半は小四郎の生真面目さと一生懸命さが生きてきて面白く読みました。