あさのあつこさんの「ランナー」を読了。
舞台は1万メートルでの敗北から始まる。
長距離選手として嘱望されていた碧李は陸上部へ退部届けを出した。
母から虐待されている妹を、そして母を守るためと・・・碧李は思っていた。
走ることが怖くなったとは思いたくなかった・・・でも怖かった。
「怖い」と素直に言える友人の久遠が眩しかった。
あさのさんが書かれるスポーツ小説ってひと味もふた味も違うんですよね。
「バッテリー」もそうですけど、汗水たらして頑張るスポーツ少年という括りから外れていて・・・巧はすごく自信家で鼻持ちならないし、、、、
で、碧李は家庭の事情で仕方ないとも言えますが、すごく背伸びして大人びていすぎだし。
碧李と妹の杏樹と母親との関係が今にもプッツンと切れるのではないかと思わされるほどの緊張感で、読んでいて息苦しくって。
最後が杏樹と母親の関係が少しずつ落ち着いてきそうな感じだし、碧李の走りも良くなりそうな気配でホッとしました。
舞台は1万メートルでの敗北から始まる。
長距離選手として嘱望されていた碧李は陸上部へ退部届けを出した。
母から虐待されている妹を、そして母を守るためと・・・碧李は思っていた。
走ることが怖くなったとは思いたくなかった・・・でも怖かった。
「怖い」と素直に言える友人の久遠が眩しかった。
あさのさんが書かれるスポーツ小説ってひと味もふた味も違うんですよね。
「バッテリー」もそうですけど、汗水たらして頑張るスポーツ少年という括りから外れていて・・・巧はすごく自信家で鼻持ちならないし、、、、
で、碧李は家庭の事情で仕方ないとも言えますが、すごく背伸びして大人びていすぎだし。
碧李と妹の杏樹と母親との関係が今にもプッツンと切れるのではないかと思わされるほどの緊張感で、読んでいて息苦しくって。
最後が杏樹と母親の関係が少しずつ落ち着いてきそうな感じだし、碧李の走りも良くなりそうな気配でホッとしました。