リミット

五十嵐貴久さんの「リミット」を読了。

「この番組が終わったら死のうと思います」

深夜の人気ラジオ番組に1通のメールが届いたことで始まる、番組関係者だけでなくリスナーまでも巻き込んででのタイムリミット・サスペンス。

ディレクター・安岡、パーソナリティ・奥田、そして企業理念を訴える上司・・・それぞれの立場で意見を戦わせてタイムリミットへ突き進む。

一気に走ってゴール！って言う感じの本です。

フェニモア先生、墓を掘る

ロビン、ハサウェイの「フェニモア先生、墓を掘る」を読了。

昔気質のフェニモア先生は小さな診療所の開業医。
愛猫を撫でながらミステリを読みふける彼だが、時には実際の事件に遭遇することも。

昔懐かしいミステリって感じの本です。

精霊の守り人

上橋菜穂子さんの「守り人シリーズ」の「精霊の守り人」（たぶん）を読了。

この本は青空文庫になったからとお友達から電子書籍としてもらったものです。

「十二国記」が好きだったらきっと好きですよと言われて読み始めたのですが・・・面白かったです。

「十二国記」はその国の在り様など設定を理解するのに時間がかかり楽しめるようになるのに1冊分かかりましたが、こちらは導入部から判り易く楽しめました。

次を読みたいのですが電子書籍であるのかしら？次回作もくれないかしらねぇ。

カミングアウト

高殿円さんの「カミングアウト」を読了。

心の中に抱えた秘密。

言ってしまったら取り返しのつかなくなるような言葉。

今なら、いえるんじゃないのか。

コインロッカーに衣装を預けて複数人格を楽しむ17歳の女子高生。
ロリィタ服趣味をひた隠しにしつつそろそろ結婚もしたい29歳のＯＬ。
恋人から妻へ、そして母親へ・・・そのあとは？女に戻れるのか？悩む主婦。
夫の定年を機に離婚を画策する妻。

それぞれがカミングアウトした時に、自分は、周囲は、どう変わるのか？

お友達が貸してくださった本で、自分では絶対買わなかっただろうなと思う1冊でしたが、意外にも面白く読みました。
連作で話が進んでいくうちにそれぞれのお話がリンクしあっていくのが面白くて楽しく読みました。
夫の定年退職を狙って離婚をって話は、なんか身につまされるようなお話で・・・いかにもありそだなぁ・・・自立できない旦那ってその辺にいっぱい転がってそうですし・・・ね。

鏡の顔

大沢在昌さんの「鏡の顔」を読み終えました。

大沢さんの短編なんて珍しいと購入したのですが・・・すでに刊行されている小説の中から抜粋された短編を集めた一冊でした。

「夜風」を読みながら・・・これって読んだことがあるみたいだけど・・・「新宿鮫」は全部読んでいるので何となくわかるんですよね。

佐久間公、ジョーカーが登場って喜んで買ったけどすでに読んじゃってますよ。

女中譚

中島京子さんの「女中譚」を読み終えました。

90歳を超えるおばあさんがアキバのメイド喫茶に通って語る・・・そして昔語りを始めるのです。　

そのお話が普通の歴史っぽくなって、あの時代のあの出来事をあの当時の普通の人はこんな風にしか感じてなかったのかって・・・・感じです。

伏流捜査

安東能明さんの「伏流捜査」読了しました。

「生活安全特捜隊」・・・風俗や少年犯罪、サイバー犯罪まであらゆる事案を追う警視庁の一組織。

生活安全捜査隊のメンバーが扱った、2つの事件・・・脱法ハーブの売買、そして老人ホームでの虐待と横領・・・で頑張るお話。

吉原裏同心（十八） 無宿

佐伯泰英さんの「吉原裏同心」しりーうの第18作目、「無宿」を読み終えました。

読みなれたお話なのでサクサク読めました。

ヘッドライン

今野敏さんの「ヘッドライン」読了。

わけのわからない「ニュースイレブン」の記者・布施、彼が一層わからなくなりました。

スパイクス

あさのあつこさんＮ「スパイクス」を読了。

ランナーの続編です。

東部第一高校陸上部の加納碧季（あおい）がライバルとなる三堂貢と出会って復活するまでのお話です。

読み始めて・・・あれ？よんだことある？・・・だけどどこで読んだのかわかんないんだけど読んでるのよねぇ。