yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

神去なあなあ日常

2012-09-30 21:41:57 | その他
三浦しをんさんの「神去なあなあ日常」を読み終えました。

平野勇気、18歳。高校出たらフリーターで食っていこうとのんびり構えてたら・・・なぜだか、三重県の林業現場に放り込まれていた。

副題に『お仕事小説”自然編”』となっていて、林業の初歩から問題点まで手取り足取り教えてもらって尚且つ楽しめる1冊です。

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酔いどれ小藤次留書 政宗遺訓

2012-09-30 14:02:58 | 時代小説
佐伯泰英さんの「酔いどれ小藤次」シリーズ第18弾「政宗遺訓」を読み終わりました。
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荻窪シェアハウス小助川

2012-09-29 22:26:09 | その他
小路幸也さんの「荻窪シェアハウス小助川」を読了。

やりたいこと、夢、特になし。自慢は家事の腕前だけ。そんな僕が、医院を改築した大きな家で、赤の他人との共同生活を始めて…。不器用な若者たちの成長を温かく描いた長編小説。

『僕』こと沢方佳人は高校卒業後も就職もせず保険の外交員として働くははと双子の弟妹の為に主夫として頑張っていたが・・・

母親に勧められて自宅の近くにあるシェアハウス小助川で暮らすことになり、大家であり元お世話になった医師・タカ先生や同居人たちと触れ合ううちに自分の将来を見つけていく。

アパートやマンションでの一人暮らしと比べて良い事ばかりではないはずですが、昔懐かしい下宿・・・みたいな雰囲気を味わせてくれます。

今の時代、人と触れ合うことが少なかったり苦手だったりすることが多い中、人と係り合うことの大切さや素晴らしさを教えてくれます。
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県庁おもてなし課

2012-09-28 23:20:24 | その他
有川浩さんの「県庁おもてなし課」、予約していてやっと順番がきてさっそく読みました。

とある県庁に突如生まれた新部署“おもてなし課”。観光立県を目指すべく、若手職員の掛水は、地元出身の人気作家に観光特使就任を打診するのだが…。

おもてなし課職員の掛水を観光特使を受けた人気作家・吉門が鍛え上げていくお話なんですが、それと並行して掛水、吉門二人の恋模様も彩りを添えていきます。

「お役所感覚」と「民間の感覚」との大きなずれを、県庁の職員たちが一向に自覚してないことを思い知って読みながら愕然としてしまいますね。

『そりゃぁ、いくら予算があっても足りんわなぁ』『いくら要望書を提出してもらちが明かんわなぁ』

そんなまどろっこしさいっぱいで読みました。

あとがきを読むと有川さんが実際に高知県の観光特使を頼まれたことでこのお話の構想が出来たとのこと。

営利を求めろとは言いませんがもう少しお役所全体をシェイプアップしてもらわないといけないなぁと実感でした。
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立場茶屋おりき 虎が雨

2012-09-28 23:18:40 | 時代小説
今井絵美子さんの「立場茶屋おりき」シリーズの11作目になる「虎が雨」を昨日読み終えました。







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聖なる黒夜

2012-09-26 22:15:02 | ミステリー
柴田よしきさんの「聖なる黒夜」上下巻を読了。

10年ぶりに麻生龍太郎の前に現れた山内練・・・東日本連合会春日組大幹部・韮崎誠一の男妾上がりの企業舎弟・・・となっていた。

殺人事件を追う一方で麻生と練の魂の戦いも闇へと追いつめられていく。

なんかねぇ、すごく練が愛しくて堪らなくなってきちゃうのよ、読み進むと。

男女間だけでなく男同士の愛や三角関係、嫉妬・・・そんなものすべてをひっくるめた愛の在り様が変に迫ってくるのです。

そして「人が人を裁く」ことの怖さ。「正義」ってなんなんだろう?

いろんなことが答えを求めていながらも霧の中・・・そんな鬱々とした思いが残ってしまいました。

順番はバラバラで読みましたが時代から言うと、

「所轄刑事・麻生龍太郎」
「聖なる黒夜」
「私立探偵・麻生龍太郎」
「RIKOシリーズ」3冊  になるんでしょうね。

ちょっと違う警察小説です。
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ドラマ みをつくし料理帖 

2012-09-22 22:31:08 | 全般
「みをつくし料理帖」のドラマを観る気は無かったのですが・・・今、観ながらキーを叩いてます。

澪と旭太夫の配役は逆の方がらしいのになぁと思ったのですが。

原作では小松原様っておっさんっぽいって勝手の想像してたんだけど、松岡君の小松原様を観て・・・澪が惚れるにしてはかっこよすぎないかなぁ。
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贖罪

2012-09-21 22:26:31 | ミステリー
湊かなえさんの「贖罪」を読了。

15年前、田舎の小学校で一人の女の子が殺された。直前まで一緒に遊んでいた四人の女の子は犯人の顔を見ていたにもかかわらず、何故かその顔を思い出すことが出来ず事件は迷宮入りとなる。
娘を亡くした母親は四人の女の子たちにこう言った。

『あなたたちを絶対に許さない。必ず犯人を見つけなさい。それができないなら、私が納得できる償いをしなさい。』

幼い彼女たちが事件とこの言葉の呪縛を心の奥底にしまって成長し・・・悲劇の連鎖は止まることなく・・・

4人の少女と母親の独白で綴られていきますが、読んでいくうちにどれほど心に傷を受けているのかが思い知らされていきます。
今の時代「心的ストレス」とか「トラウマ」とかよく言われますが心の奥底に蓋をされていても・・・怖いなぁ。
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握りしめた欠片

2012-09-18 21:55:36 | ミステリー
沢木冬吾さんの「握りしめた欠片」読了です。

高校2年生の芒正平の姉は7年前に行方不明になった。

当時姉と付き合っていた男が島に帰ってきた。

それが引き金になったのか・・・一気に島の中が騒々しくなってきた。

うん?主人公は正平?  いや、杜間か? なんか全体にぼやけてますよね。
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私立探偵・麻生龍太郎

2012-09-16 22:00:29 | ミステリー
柴田よしきさんの「私立探偵・麻生龍太郎」を読み終えました。

警察を辞めて私立探偵として生活始めた麻生が関わっていく事件が連作で綴られていきます。

その合間に練との関係もすこしずつ見え隠れしていきます。

麻生が登場する作品を順序立てて読んでいないのが残念。

今はやっと探し出して「所轄刑事・麻生龍太郎」を読み返しているところです。

残るは「聖なる黒夜」上下巻なのですが、なんか相当ハードなみたいでちょと怖い。
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