真山仁さんの「レッドゾーン」上下巻、昨晩読み終えました。
実は面白くって、読み終えるのがもったいなくて何度か明日にしようと思って、本を置いては見たものの・・・気になって又読み始めてしまう・・・という繰り返しで、さっさと読み終えてしまいました。残念!
今回、鷲津は山口にあるアカマ自動車への中国からののっとり(?)に知らないうちに取り込まれていく。「敵対的買収」って言うのでしたっけ?専門用語はサッパリ身につかないし、ちゃんと理解できて無いのですが、それはそれ、関係なく楽しめます。
鷲津政彦のキャラはドラマと違ってこちらの方がず~~っと素敵。
この本でもジャズを演奏するシーンがありますが、「元ジャズピアニスト」それだけで魅惑的です。
そして、今回はアカマの社長の古屋さんに社長室長の大内さんのお二人がナイスミドルで・・・ではなくナイスな上司でしっかり会社を守るのです。
読んでいて、企業の在るべき姿を切々と説かれているようなそんな気持ちになりました。
残念なのは芝野さんが専務となって立て直しに頑張ってるマジテックがもう少しこのアカマの問題と絡んでくるのかと期待してたのですが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_4.gif)
クリーンディーゼルエンジンの開発がアカマとリンクしてくると睨んでいたのですが・・・その辺が次回作に(あるといいのですが)突っ込んでいただけると面白いなぁと思うのです。
映画「ハゲタカ」はこれが原作になってるらしいのですが・・・みようかなぁ?
DVDになったら絶対見るのですが、それまで待てるかどうかですね。