yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

花歌は、うたう

2018-02-21 22:42:28 | その他
小路幸也さんの「花歌は、うたう」を二日前に読み終えました。

天才的ミュージシャンだった父の失踪から9年。17歳の花歌は父親譲りの音楽の才能を花開かせていく。そんな中、父・ハルオの目撃情報が届き…。祖母・母・娘、三世代女子家庭の再生の物語。

家族再生の話と言えばそうなのかもしれないですが、父親を目覚めさせた娘の才能の開花のお話なのか・・・

しかし、近いご近所周りに才能あふれた人材が溢れてるってちょっと出来過ぎなんじゃないかと。
登場人物では何と言っても『うたおばあちゃん』が際立ってます。それにしてもこのおばあちゃん、私と同じ昭和25年生まれですって!!!(≧▽≦)
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銀杏手ならい

2018-02-16 22:07:38 | 時代小説
西條奈加さんの「銀杏手ならい」を2日前に読み終えました。

小日向水道町の手習指南所「銀杏堂」で、読み書き算盤を教える出戻りの萌。だが、親たちは女師匠と侮り、子供たちは反抗を繰り返し…。若き手習師匠の格闘の日々を鮮やかに描く時代小説。

子供に対する愛情あふれるお話です。そして女先生の萌の成長としてのお話でもあります。

心がほっこり豊かになる1冊でした。
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失恋バスは謎だらけ

2018-02-12 20:07:23 | その他
森沢明夫さんの「失恋バスは謎だらけ」を読み終えました。

失恋した参加者に、鄙びた旅館、わびしい粗食、うら寂しい観光地を提供してどん底まで落ち込んでもらう「失恋バスツアー」。しかし、添乗員・天草もフラれたばかりで…。

バスツアーに参加した乗客がみんな一癖二癖ありそうな個性的な人たちで、天草は振り回されながらもみんなと心を通わせていく。

なかなか面白くあり得ない設定ですが、ほっこりした読み心地でした。
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インフルエンス

2018-02-10 22:25:19 | ミステリー
近藤史恵さんお「インフルエンス」を読み終わりました。

小学2年の友梨は親友の里子が祖父から虐待を受けていることを知ったが-。友梨、真帆、里子。大人になった3人の人生が交差した時、衝撃の真実が見える! 幼い後悔が生む長編ミステリ。

すごく闇の深いお話なので、読み進むのがしんどいのですが・・・なぜか止めれない不思議な感覚で一気に読んでしまいました。

自分の中にも同じ感情があるのを自覚しながら読んでいくのがきついのですが、私だって同じように誤魔化しながら生きてきたことを強く考えさせられた本です。
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奪還の日

2018-02-06 09:42:54 | ミステリー
堂場瞬一さんの「奪還の日」を読み終えました。

新橋で発生した強盗殺人事件の指名手配犯が福島県内で確保された。その身柄を引き取るため、後輩の春山と共に福島へ出張していた一之瀬。しかし、被疑者を乗せ福島駅に向かう途中、護送車が襲撃され-。シリーズ第5弾。

このシリーズはあまり好きではないんだけど・・・一ノ瀬がなんかもう一つ魅力的ではないのよね。と、言いながら読んでるんですけどね。
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テーラー伊三郎

2018-02-06 09:28:08 | その他
川瀬七緒さんの「テーラー伊三郎」を昨日読み終えました。

保守的な田舎町の老舗紳士服店に飾られた美しいコルセット“コール・バレネ”。それは、貧困家庭に育つ高校生・海色の人生を変える、色鮮やかな「革命」の始まりだった…。

前半はなに?この話は?と訳わからないまま(だって男子高校生がコルセットに魅せられるってどうよ?)読み進んでいたんですが、お年寄りがその異能を披露しだしてから一気に話が進みだし、、、、
しかし、川瀬さんの書かれた本だからミステリーだと思ってたのですが・・・意外な展開でした。
お年寄り礼賛のお話でした。
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