宇江佐真理さんお「十日えびす」を読了。
飾り職人の夫が急逝したあと、後添いの八重に襲い掛かる理不尽な仕打ち。
義理の息子に家を追われ、実の親子のような義理の末娘・おみちと引っ越した裏店で小間物やを営みながら暮らしていくことになったのだが・・・
人が日々暮らしていくと避けては通れない人との係わり。
町の人、身内のもの、いろんなことにちゃんと向き合って生きていく八重の生き様が清々しい。
引っ越した先で猛女お熊に悩む八重だけれど、『なにか事情があるんだよ。あのひとがあんなふうになったのは』と何も知らないので批判することを躊躇う常識がある。
八重とおみちが引っ越した2月から1年間を・・・嫌なこと、嬉しかったこと、哀しかったこと、楽しかったことがいっぱいあった怒涛の1年を、ごくごく普通の女の人の感覚で描ききってある。
結構、日々の私の行動を考えさせられたお話でした。
飾り職人の夫が急逝したあと、後添いの八重に襲い掛かる理不尽な仕打ち。
義理の息子に家を追われ、実の親子のような義理の末娘・おみちと引っ越した裏店で小間物やを営みながら暮らしていくことになったのだが・・・
人が日々暮らしていくと避けては通れない人との係わり。
町の人、身内のもの、いろんなことにちゃんと向き合って生きていく八重の生き様が清々しい。
引っ越した先で猛女お熊に悩む八重だけれど、『なにか事情があるんだよ。あのひとがあんなふうになったのは』と何も知らないので批判することを躊躇う常識がある。
八重とおみちが引っ越した2月から1年間を・・・嫌なこと、嬉しかったこと、哀しかったこと、楽しかったことがいっぱいあった怒涛の1年を、ごくごく普通の女の人の感覚で描ききってある。
結構、日々の私の行動を考えさせられたお話でした。