鏡のような水田
出発!
5月3日(祝)
夜半,体が右に傾いて寝ていた長椅子から落ちそうになったのを支えようとして右手を出したらそのまま肘からコンクリートの床に落ちて目が覚める。
4:00頃起床。湯を沸かしてお茶をつくり、前夜の残り飯に塩辛とお茶をかけて流し込む。他にインスタントみそ汁と魚肉ソーセージ。
再度茶をつくり水で冷やしてペットボトルに詰めるのに少々時間を食い、5:00のつもりが5:18発となる。
県道47号を直進,右手に能登島中学校を見て600mあまりで島で唯一のコンビニに着き(5:28)、食料と乾電池を購入。その場でパン1個を食べて5:41出発。ここで1つの選択をして向田町の交差点を右折し、目(えのめ)・長崎町方面に向かう。
この交差点を直進すれば1kmあまりで島の真ん中を横切って反対側の海岸に出てしまうので今日中にも本土に戻ることが出来る。それでは島を半分歩いたことにしかならないのでつまらない~,と足が考えたわけではないが、自然と体がそちらに動いて一番外側を大きく廻るコースを取る。
交差点を曲がって300mほど歩くと中学校と隣り合わせの能登島小学校に差しかかる。校門のすぐ先から海岸に向かって下る道があり、一旦そこを通り過ぎた後で気になってその道に戻る。
フユイチゴがびっしりと生えた法面の急坂を300mほど下った所に保育園の建物があり、その先の田圃の脇を下りきると広い道路に出る。そこから右手を見ると何とひょっこりの湯が見えた。つまり中学校,小学校,保育園等のある一画をぐるっと廻っただけで、そこから先に海岸線に沿う道はないことがわかって引き返す。無駄足と言えばそうだが、道があればどこでも歩いてやろうと腹が据わって来ているのでこれくらいのロスは何ともない。
戻って目・長崎方面の道を進むこと20分で目方面と二穴方面とを分ける交差点に到達,最大コースを歩くと決めているので分岐があれば当然右折する。
峠のような切通しの道をしばらく行くと前方が開けて水田が現れ、そこにたった1人で稲を補植している婦人を見る。
鏡のような水面に山々の影が映り、木々が映る静まり返った早朝の風景の中のただ1つの動き~,黙々と苗を植える婦人の手際よく淀みない身のこなしにしばらく見とれ、失礼なことと思いながらその光景をカメラに収める。
声をかけたい気持ちと仕事の邪魔をしてはいけないという気持ちが半々で黙って通り過ぎようと思ったが、ついつい『おはようございます』と声をかけ、『海岸線に出られますか』と訊ね、非礼を詫びて先を行く。
谷に沿った細い階段状の田圃が少しづつ高度を下げるとともに横に広がりを見せ、やがて島にしては広い水田のある集落に出る。
1人、また1人・・と自転車に乗って部活の朝練に向かうユニフォーム姿の中学生とすれ違って元気のいい挨拶を受け、言葉を交わして進むうちに海岸線に着いてそこが海城のある『二穴』と言う町であることを知る。
7:07,二穴城と言う名のその海城の説明板のある展望所に荷を下ろす。
一応地図を持ってはいるが大雑把な道路地図なので細かい部分の役には立たず開いて見たこともない。どこにどう言う集落があるのかは現地に着いてから知る今回の旅である。
出発!
5月3日(祝)
夜半,体が右に傾いて寝ていた長椅子から落ちそうになったのを支えようとして右手を出したらそのまま肘からコンクリートの床に落ちて目が覚める。
4:00頃起床。湯を沸かしてお茶をつくり、前夜の残り飯に塩辛とお茶をかけて流し込む。他にインスタントみそ汁と魚肉ソーセージ。
再度茶をつくり水で冷やしてペットボトルに詰めるのに少々時間を食い、5:00のつもりが5:18発となる。
県道47号を直進,右手に能登島中学校を見て600mあまりで島で唯一のコンビニに着き(5:28)、食料と乾電池を購入。その場でパン1個を食べて5:41出発。ここで1つの選択をして向田町の交差点を右折し、目(えのめ)・長崎町方面に向かう。
この交差点を直進すれば1kmあまりで島の真ん中を横切って反対側の海岸に出てしまうので今日中にも本土に戻ることが出来る。それでは島を半分歩いたことにしかならないのでつまらない~,と足が考えたわけではないが、自然と体がそちらに動いて一番外側を大きく廻るコースを取る。
交差点を曲がって300mほど歩くと中学校と隣り合わせの能登島小学校に差しかかる。校門のすぐ先から海岸に向かって下る道があり、一旦そこを通り過ぎた後で気になってその道に戻る。
フユイチゴがびっしりと生えた法面の急坂を300mほど下った所に保育園の建物があり、その先の田圃の脇を下りきると広い道路に出る。そこから右手を見ると何とひょっこりの湯が見えた。つまり中学校,小学校,保育園等のある一画をぐるっと廻っただけで、そこから先に海岸線に沿う道はないことがわかって引き返す。無駄足と言えばそうだが、道があればどこでも歩いてやろうと腹が据わって来ているのでこれくらいのロスは何ともない。
戻って目・長崎方面の道を進むこと20分で目方面と二穴方面とを分ける交差点に到達,最大コースを歩くと決めているので分岐があれば当然右折する。
峠のような切通しの道をしばらく行くと前方が開けて水田が現れ、そこにたった1人で稲を補植している婦人を見る。
鏡のような水面に山々の影が映り、木々が映る静まり返った早朝の風景の中のただ1つの動き~,黙々と苗を植える婦人の手際よく淀みない身のこなしにしばらく見とれ、失礼なことと思いながらその光景をカメラに収める。
声をかけたい気持ちと仕事の邪魔をしてはいけないという気持ちが半々で黙って通り過ぎようと思ったが、ついつい『おはようございます』と声をかけ、『海岸線に出られますか』と訊ね、非礼を詫びて先を行く。
谷に沿った細い階段状の田圃が少しづつ高度を下げるとともに横に広がりを見せ、やがて島にしては広い水田のある集落に出る。
1人、また1人・・と自転車に乗って部活の朝練に向かうユニフォーム姿の中学生とすれ違って元気のいい挨拶を受け、言葉を交わして進むうちに海岸線に着いてそこが海城のある『二穴』と言う町であることを知る。
7:07,二穴城と言う名のその海城の説明板のある展望所に荷を下ろす。
一応地図を持ってはいるが大雑把な道路地図なので細かい部分の役には立たず開いて見たこともない。どこにどう言う集落があるのかは現地に着いてから知る今回の旅である。
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