日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

手助けしない優しさ

2009-11-25 | 他人のフリ見て我が身を正す
我が子が転んだとき、あなたはどうされますか?

我が子が転んだときの対応にはお国柄があるということを
あるCDを視聴していて知りました。

日本では、我が子が転ぶと、大急ぎで駆け寄り、抱き起こしながら
「あら、可愛そうに、痛かった?大丈夫だった?」
かわいそう可哀想を連発し
下手をすると転んだ原因となった石ころを
こいつめ!、などと言って蹴飛ばして見せたりします。

この結果、日本人の子供達は依存する心
人を責める心
自ら動かずとも周囲がお膳立てをしてくれることを
期待する心を養って行っています。

アメリカでは、我が子が転ぶと
声も掛けずに、転んだ子供が立ち上がり
自ら傍に歩み寄ってくるのを待ちます。
結果、子供は独立心や自立心を培い
逞しく、自己責任を身に付け育つといいます。

圧巻はアフリカです。
転んだ我が子を見て、
その親は、自身も一緒に転び
子供と一緒の起き上がるということをするというのです。
結果、子供は転んでも直ぐに立ち上がる術を知り
また、親の愛情に感謝するようになるといいます。

ところ変われば子育ての方法も違います。
子供の泣き声は耳に付きストレスを感じるものです。
だからといって、親にとって心地の良い育て方をすると
今の日本の若者に多い
依存心の塊
思いやりの欠如
根性無し
そんな人間を育ててしまうことになります。

ただ手を差し伸べるだけが優しさではない。
心しておきたいものです。

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