日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

悪は悪人が作り出すのではなく思考停止の凡人が作る

2015-09-28 | 元気が出る経営塾
日経ビジネスに書いてあったくだりです。

東芝の不正の根源はどこにあったかを探って行くときに
犠牲者と思われている従業員達は実は加害者でもあったという事です。

不正だとわかっているのに悪に手を染めるのはやっぱり悪です。
悪以外の何物でもありません。

会社を守るためのなら人殺しをしても良い!
なぜなら私は会社を守るために行動したのだから…。

これは数年前に中国で流行った「反日無罪」と同じ思考です。
当時中国人のことを侮蔑していた人が今回の東芝事件に関与していないことを願うばかりです。

アウシュヴィッツ収容所でユダヤ人の大量虐殺を指揮したアイヒマンを
「上からの命令を真面目に実行しただけの凡庸な男」と断じたアーレントは
「ナチス擁護」のレッテルを張られましたが
まさにアイヒマンは根っからの悪人ではなかったのかもしれません。
(しかし、罪は罪です。断罪されるべきです。)

誰かさん(当時の首相)が「滅私奉公」なんて言って逆に悪人にされたことがあります。
滅私奉公をして会社に尽くすのではなく正義に尽くす気概を持ちたいものです。

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