日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

敢えて手を差し伸べない勇気

2007-05-20 | 自己啓発
困っている人を見たら手を差し伸べる。
人として至極当然のことです。
しかし、どんなケースでも手を差し伸べれば良いかというとそうではありません。

敢えて手を差し伸べてはいけない時があります。
例えば介護の現場においてです。
介助が必要な人の代わりに何でもしてあげることは
その介助をされる人にとって良い迷惑なのです。
人としての機能を失わされてしまうのです。

なぜ、介護保険の対象となる老人は
寝たきりにされてしまうのかという問題がありました。
寝たきりになった理由は、起きないで良い、立たないで良い
歩かないで良いという姿勢の介護体制が有ったからです。
これは、介護される老人が動けなければ動けないほど
介護保険がたくさん業者へ支払われるシステムが有ったからです。

会社経営においても同じことが言えます。
部下に身の丈よりも少しだけ高い仕事
少しだけ苦労をしないといけない仕事
少しだけ期限が短い仕事を与えてやるのです。
口では文句を言いながらも
気付いてみたら自分は周囲から頼られる存在になっているはずです。

是非とも敢えて手を差し伸べない勇気を持ちたいものです。

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