日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

お父さんはいくらがお望みですか?

2010-10-24 | 他人のフリ見て我が身を正す
久しぶりにご連絡を頂いた方から耳を疑うような言葉を聞きました。

労災で無くなられたご子息の死に納得できなかったご遺族
会社の担当者を呼びつけて「労災申請をする」と告げた結果
「示談で済ませて欲しい・・・。」
そんな返事が返ってきたというのです。

労働時間外で労働者が無くなった場合、
労働監督署に遺族が申し出しないと労災認定のテーブルには載せてもらえません。
従って、会社側は労災扱いにしたくないとの思惑から示談を申し出てきたようです。

もともと事を荒げたくて申し出ている訳ではないご遺族にとって
示談であろうと何であろうと会社側が非を認めてくれれば随分気が晴れるものです。
ところが会社側の担当者が言ってはいけない一言を言ってしまいました。
「示談に応じて頂けるのは感謝いたします。
 ところで、慰謝料はいくらをお望みですか?」
心ない一言を会社側担当者が発してしまいました。

「息子を返してくれ!それ以外は何も要らない!」
ご遺族の気持ちは心中察するところがあります。
人を歯車にしか見ていない会社
酷いものです…。

人と人のつながり
心と心のつながり
こんなことを皆さんに根付かせようとしている私にとって
ショッキングなお話しでした。

なんだかなあ~。。。

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