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日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

こんなこと言わせちゃダメっ!!

2011-06-11 | 危機管理
大きな波です。
ひょっとすると東北を襲った以上の大波です。
日本にとって
日本経済にとって
言わせてはいけない一言を言わせてしまいました。

この責任をだれが取るのでしょうか?
ただただ政争に明け暮れ
決断もできないのに総理大臣という席にしがみつき
誰も手を出せない状況にしてしまっています。

トヨタ社長「日本で物づくり、限界超えた」(読売新聞) - goo ニュース

日本の宝「トヨタ」社長に言わせてはいけない言葉を言わせてしまいました。
私はトヨタ社長を責める気持ちなど微塵も有りません。
それどころかここまでよく耐えて来てくれたと感謝するほどです。

東北に大きな地震が有りました。
これに誘発され、福島原発の事故が起こり、結果として大きな人災になっています。
そして、今回の他地域への電力の節約要請の悪の連鎖です。
日本をどうしたいというのでしょうか?

いま日本がすべきことは
法人税の大幅減税と1ワットでも多くの電力を作りだす事です。
発電機を作らねばなりません。
どれだけお金を積んででも海外から発電機を調達しなければなりません。
工場を止めてはなりません。

製造で成り立ってきた日本から製造を奪ってしまったら
夢も未来も持てない抜け殻だけの日本列島と
甘い民主党の政策に買い馴らされた物乞いするニッポン人しか残らないのです。

もう一刻の猶予も有りません。
日本が危ない!
たった一人の我が儘総理大臣を一日も早く退陣させないと
本当に私たち自身が生き残れなくなってしまいます。
立ち上がらなければ・・・

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5つのキーワード

2011-06-11 | 経営改善
昨夜参加した某研修会
参加者のほとんどが企業再生に関わるプロの集団です。
その中に私もこっそり混ぜて貰って来ました。

研修会の中で「震災後の企業のこれから」について解説してくれた部分が有ります。
それは「これからは5つのキーワードを意識しなければ企業はやっていけない」というものでした。

1、複数
2、別法人
3、持っちゃダメ
4、借金
5、現金

1、の複数は一つの会社、一つの地域、一つの業種、一つの顧客
この形態で経営しようとしてもこの震災ではっきりしたのが
「ひとつ」に拘って来た所(企業)が身動きが取れなくなっているという事実です。

2、事業を細分化しその事業ごとに会社を作るというものです。
別々の法人で有ればそれぞれの中でやっていける企業、やっていけない企業が出来
やっていける企業はどんどん前へ進め、やっていけない企業は改善を進めればよいというものです。

3、この震災で命を無くされた方達を色々な角度から再確認してみると
意外に多いのが津波の第2波以降にお亡くなりになった方達です。
そうです、自分の持っている不動産、自分の持っている動産がどうなっているかを確認しに帰り
結果として津波に巻き込まれてしまったというのです。
「持つ」から「借りる」の意識変化も大切なようです。

4、国が復興資金の融資制度を作りました。
しかし、その資金を借りる事が出来る企業はごく僅かです。
その理由は、既に借入をしている場合、その借入の返済原資も見当たらないのに
新たな借入をさせても返せる目処が立たないからです。
既存の借入が返済を免除されるとしても新たな借入をさせてくれることはないのです。

5、被災地での現状です。
どんなに不動産を持っていても現金の無い人は不自由な生活をしています。
しかし、現金を持っていた人たちは多少の不自由が有るにせよ
食事に困ることもなく
行動範囲を狭められることもなく
着る物に困ることもないとのことです。
また、現金を持っていた人たちの中には
この震災を機に事業拡大に至った人たちも多数いるとの事でした。

ひょっとすると日本人の感情には合わない部分もあるかもしれません。
しかし、ドラスティックな企業再生の現場を見ていると
自分を助けるのは自分だけということになりそうです。

今一度、5つのキーワードを反芻(はんすう)してみたいと思います。


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