極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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日本保有米国債、金

2013-08-22 06:26:46 | 日米
日本は現在、1,2387億ドルの外貨準備を保有していると言われています。そのうちの1,168,661(百万ドル) 1.2兆ドルが、外貨建て証券です。 具体的には米国国債です。1ドル=100円で換算すると120兆円の米国国債を保有(米国債証書はFRB保管!日本は預かり書のみを保有、預かり書と米国債証書を交換後、売却・・・絶対勝手に米国債売却は出来ない!哀れ!)しています。
重要なことは、為替レート変動によって、円換算金額が「激変」することです。
2012年9月、円ドルレートは1ドル77円、現在1ドル=97円。外貨準備高を1.3兆ドルとすると、その円換算金額は、 昨年9月時点で 100兆円 現時点で126兆円になります。1年足らずの間に、円評価額が26兆円も変化したことになります。日本がこれほどの外貨準備を保有する必要はまったくありません!日本の国債購入資金が、借金大国米国の財政を支えていますし、米国にとって日本は貢の神様でもあります。

 ドルが値上がりしたなら、当然ドル高の局面でドルを円に換金するべきでしょう!政府の当然の責務だと考えますが!再びドルが下落して日本政府保有資産の円評価価値を目減りさせることは、紛れもない国民に対する背信行為でしょう。
米国国債を売って、円資金に転換しない別の道!それは、外貨準備の構成を金地金に変えることを考えるべきです。ドル表示の金価格が急落した。昨年10月に1トロイオンス=1798ドルだった金価格が、 本年6月に、1トロイオンス=1179ドルに急落した。金市場に投機資金が流入し、金価格を大幅に押し上げていたが、高値警戒感が強まり、急激に資金が流出し、価格急落が生じたと思います。 世界的な金融緩和が長期化するなかで、趨勢としての金価格上昇のトレンドは残存している。6月末以降金価格は再上昇し、 現在は、1トロイオンス=1366ドル である。16%の反発を示している。

 日本は外貨準備を米国国債から、安全な金地金に切り替えるべきですが、米国の許可が絶対下りないのです!絶対に日本は金貨を保有、増加できない仕組みが存在するのです!(主な理由は、金貨保有は日本国内は安全保障上問題と言うのが統一見解、だったと思います。馬鹿げた理屈です!)

 米国国債というのは、日本政府が米国政府にお金を貸していることを意味しているが、何よりも問題なのは、米国に借りた金を「返す意志が100%ない」ことです!長期国債の満期が来ても新たに、国債の再購入を100%行うのです!(拒否できない!理由は差し控えます。)永遠に米国債を買い続け、日本は貢ぎ国家見たいな感じです。米国債購入の謝礼として、一部の口座に、確実に多額の金額が振り込まれるシステムは変わりません。日本政府は過去米国政府にお金を貸したが最後、返してもらったことが一度もありません!
かつて橋本龍太郎首相が、「アメリカ国債を売りたい(=アメリカ政府からお金を返してもらいたい)との衝動に駆られたことがある」と発言しただけで、大騒動になった。日本が米国債を売ると発言したら、「日本の米国に対する宣戦布告と見なす」といわれていますし、米国の法で、国家に損害を及ぼす場合は米国債の売り買いは禁止されます!日本は踏んだりけったりですね。間違いなく言えることは、米国は日本にお金を返す意志がまったく無い!100兆円あるいは130兆円のお金を、米国から安全保障費等として「かつあげ」されているのが現状です。 日本が、米国へ貸した金を回収してほしいのは国民の素直な気持ちでしょう。米国が金融緩和を続けて、ドルの下落を放置し続けると、米国国債はやがて紙くず・・・

 ドル下落=円上昇は、日本の外貨準備高の円換算金額をただひたすら減少させることをもたらします。財政危機で消費税大増税だなどと騒ぐ前に、外貨準備放置による、巨額為替損失のリスクを排除すべきことは当たり前のことだと思いますが!米国国債を売って円に換金するとうるさいなら、米国国債を金地金に乗り換えるべきでしょう。

2012年8月段階の数値だが、欧州諸国は外貨準備の多くを金地金で保有しています。
国名  金保有量 外貨準備に占める比率(トン) (%) 、ドイツ  3,395.5 71.90%、イタリア 2,451.8 71.30%、フランス 2,435.4 71.60% 、オランダ  612.5  60.20%、ポルトガル 382.5  89.90%等々

これに対して日本は、金保有量が765.2トン、外貨準備に占める比率は3.1%!(本当に日本に保管かも疑問ですね?)
金地金はNY連銀の地下に眠っていると言われますが、現在では本当に現物があるか疑問視されています。(中国の金地金調査等)

以前中国がアフリカ諸国から受領した金を抜き打ち的に、成分検査をしたところ、比重等が同じタングステンが発見され、中国が徹底的に追跡調査したところ、NY連銀内の金地金が大問題となり、保有数量、質等、米中両国は口外しないこと等を話し合ったとされています。(本当に勇気ある国家ですね!もちろん見返りの軍事技術等の取得が予想されます。)その後世界の大富豪は金取引から、完全に間違いなく身を引いているはずです、表面上は取引の形ですが・・・

ドイツはNY連銀に保管している金地金を本国に移送する方針を示しています。日本政府は外貨準備の巨大な米国国債を金地金に変換し、その金地金を日本国内、日本銀行内で保管するべきでしょう。しかし絶対日本に移動できない理由を国民は知るべきでしょう!戦後の日本は一貫して米国の支配下に置かれています。
その象徴は、 対米隷属政権の持続、、沖縄を中心とした米軍への領土提供、原発の推進、米国に対する上納、.対米自立派人材への人物破壊工作等々
対米自立派の政権は、ことごとく潰されてきた。片山哲内閣、芦田均内閣、鳩山一郎内閣、石橋湛山内閣、
田中角栄内閣、鳩山由紀夫内閣がその象徴です。自主独立政権が潰され、対米隷属を代表する政権が樹立されたから、日本の独立は夢、、、 現政権が、米国にものを言う可能性はゼロに近いと思います。絶望的な状況です。

旧ロシア帝国、ロマノフ王朝の膨大な金貨(シベリア出兵等により、日本に間違いなく持ちこまれました、戦後のアジアから持ってきた金貨どこへ消えたのでしょう、旧軍小野田少尉は真実を知ってると思いますが、でも又ブラジルに飛ばされるか心配ですが、、、
だからと言って、日本の自主独立を断念するべきではないと思います。政府保有の外貨準備の米国国債をまず金地金に転換し、その金地金を日本国内に移送する決断を示し、実行させてゆく勇気が必要です!
ドイツを等は、具現化に向け実際に行動を起こしています!米国債問題が本当に解決すれば、日本の税問題なんか微々たる事案に過ぎません・・・、
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