極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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核実験=Z・マシン(核融合実験装置)?

2017-04-14 12:48:45 | 戦後

以下文は、FAS(アメリカ科学者連盟)、SIPRI(ストックホルム国際平和研究所)、ウィキペディア等々を参考にしていますが、素人で誤訳等多々あり、意味不明分が多いかと思います。ロシア、中国等は今も小規模、臨界前等核実験を行っていると言うプログも一部あるようです。 

米国の核実験は1945年7月に史上初めて実施以降、地上や海洋などで繰り返され、分かっているだけで世界の核実験の50%は米国で1032回に上ります。核実験が問題視されると、実験の場を地下へ移して継続、1992年を最後に地下核実験は停止、1997年からは爆発を伴わずにプルトニウムの状態を調べる地下施設での臨界前核実験に替わっています。

2010年からの米国のZ・マシン(核融合実験装置)による実験は、臨界前に替わる実験と言えそうです。核爆発を伴わない点では臨界前核実験と同様ですが、核実験場が不要で火薬も使わないなどの特徴があると言われています。
保有する核兵器の信頼性、品質等を維持するには実験によるプルトニウムの反応は不可欠と言われていますが、米国はどのようにして核兵器の信頼性、性能維持等をしているか・・・それに代わるものが核実験装置、Z・マシンと言われています。

 

Z・マシンの施設建設、実験費用はエネルギー省傘下の国家核安全保障局の核兵器予算で、実験の大半が核兵器の性能維持が目的です。米エネルギー省傘下の国家核安全保障局(NNSA)は、今後も核実験を継続する方針を明確に示しています。

 

ニューメキシコ州のアルバカーキのカートランド空軍基地内・サンディア研究所サンディア国立研究所にある、Z・マシンという装置は強力なエックス線を発生させ超高温、超高圧の核爆発に近い状況を再現し、プルトニウムの反応を見ることが出来ると見られています。Z・マシンは核実験場、爆薬は必要としません。これらの実験から保有する核兵器の品質や確実性を維持できると言われています。世界で最も強いエックス線を発生させるZ・マシン・・・核兵器が爆発した時に近い超高温、超高圧の状態をつくり、核兵器の材料になるプルトニウムの反応を調べることができると言われています。

通常、臨界前核実験では高性能火薬を爆発させ、原爆の爆発前と同じように衝撃波でプルトニウムを圧縮しますが、Z・マシンは火薬を使いません。使用プルトニウムは少量だそうです。実験結果は、爆発を引き起こす中枢部分プルトニウム・ピットがどのぐらい長期間、信頼性を保てるか評価するのに役立ち、核兵器の運用、信頼性向上に大きく寄与してるようです。

2004年、米国のオバマ大統領は核なき世界を目指すとチェコ・プラハで演説、核兵器廃絶を求める人々に大きな希望を与えました。Z・マシンでの核実験はオバマ大統領就任後の2010年11月に行われ、以降現在も核兵器を保有し続けるのに必要な性能、品質情報等を得るためとして、核実験を継続していると言われています。

 

国家核安全保障局(NNSA)は地下核実験や臨界前核実験を行ってきたネバダ核実験場での仕事を補完するものと位置付け、今後もZ・マシンによる核実験を継続する方針を明確に示しています。

 

Z・マシン稼働状況
第1回(10年11月18日)サンディア国立研究所
第2回(11年3月31日)
第3回(11年9月22日)
第4回(11年11月16日)
第5回(12年5月17日)
第6回(12年8月27日)
第7回(12年10月3日)
第8回(12年11月7日)
第9回(13年5月15日)
第10回(13年9月12日)

・・・

アメリカ(イスラエル)は核兵器を保有し続けるため、Z・マシンを最大限利用するでしょう。世界の現実を見た場合、原、水爆、化学兵器等保有国は世界に対し大きな力を秘めているようです。

原爆、水爆、化学兵器等を開発したのは、全てオッペン・ハイマー(原爆)、エドワード・テラー(水爆)、フリッツ・ハーバー(化学兵器)等、多くのアシュケナージ・ユダヤ人(タルムードを規範とする人達で米国、イスラエルの2重国籍者とも言われています。)と言われる人達です。米国保有の原爆、水爆、化学兵器等は当然イスラエルも保有しているとも言われていますが、イスラエルへの国連査察は世界のタブーの一つと言われ絶対に出来ませんし、メディアに報道されることはありません。

オーストラリア映画、「渚にて」が空しく思える昨今です。


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