以下文は、米国ラスムッセンの大統領世論調査結果です。
米国民の多くの関心は医療制度のように思えます。米国は日本のように低価格の国民皆保険ではありません。少しでも経済負担が少ないような医療を国民、企業も求めているようですが、そうなると医療等関係者の利益が減少、トランプ政権はオバマケアに代わる医療策を成功させれば支持率は大きく改善すると思います。代案をもう直ぐ発表するようです。
ラスムッセンの調査は米国でも信頼が高い調査会社です。英文の概訳ですが、誤訳があるかも知れません。最後に英文を記しておきます。
ラスムッセンのトランプ大統領世論調査結果(Daily:毎日調査されています。)
2017年3月17日(金曜日)現在
有権者の48%がトランプ大統領の職務を承認、52%が否
トランプ大統領の成果を評価した人は34%、否43%、先日と比較し大統領承認指数は-9%低下です。
有権者は、トランプ大統領が主要な「政党」よりも、「国家」のための策、計画を進めていると認めています。
有権者の多くは2010年3月成立した、オバマ・ケアを支持していますが、議会が今後議論するにつれ、数ヶ月で医療法の大きな変化が起こる可能性が高いと考えているようです。
一説ではトランプ大統領がオバマ・ケアーに反対するのは、グローバル化策に過ぎず、米国民の幸せを考えていないとも言われています。グローバル化策の際立ったものは、オバマ・ケアー(医療制度改革法案)の1014ページにある、2017年に全米国民へのマイクロ・チップの体内(手の平等)挿入計画です。この件はトランプ大統領は熟知していると思います、NWO(新世界秩序)は着実に進行しているようで、オバマ大統領がグローバル化策に過ぎない、オバマ・ケア案をを改革したい一つとも言われています。この件は日本で報道されることはありません。
有権者の一部はオバマケア(下記にオバマケアとはの概要を記しています。)が崩壊しつつあると思っていますが、トランプ大統領、議会の共和党がオバマ・ケアーを大きく変えた場合に心配をしている人は52%、36%は保健医療法を変えることに否のようです。
オバマ・ケア代案が共和党員から出されたのは1週間前ですが、有権者は医療費、医療の質への影響に疑念を抱いています。オバマケアに代わる新しい代案は、すでに置き換えようとしているオバマケアの法律よりも高い評価を獲得するのか・・・
米国は先進国で法人税率が最も高く、42%の有権者がトランプ政権の景気拡大のために企業金利を半減させる計画を支持、42%が反対しています。
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「オバマケア」とは?
オバマケア は アフォーダブル(手頃)・ケア(医療)・アクト(行為)「ACA」と言われ、アメリカの医療保険制度を改革する法律のニックネームです。法律の目的は、より多くの米国民に医療保険(民間)に加入してもらうことです。
現在、4800万人の米国民は医療保険に入っていません。(米国は国民皆保険ではありません。)
この法律では、保険に加入していない人でも職場を通じ自分の保険(企業も一部助成)を買うことができるようになりました。
オバマケアによって、保険会社は持病の人でも保険加入を拒否できないし、医療費が巨額になったからといって加入している保険のプランから追い出されることもないし、保険金の支払に上限を設けることもできません。医療費の自己負担分も年間で一人当たり6350ドル(約62万円)、家族当たり1万2700ドル(約125万円)を超えてはならないとされています。上限を超えた医療費がかかる場合でも全額、医療保険が負担することになります。
トランプ大統領が気にしているのは、問題の一つとも言われる、 グローバル化策とも取れる、オバマ・ケアー(医療制度改革法案)の1014ページにある、2017年までに全米国民へのマイクロ・チップの体内(手の平等)挿入計画です。
実際のオバマケア後・・・
保険の値段は大幅な値上げ!オバマケアで保険会社に医療の提供を義務付けた為、パッケージングが大きくなり値上げとなったようです。
多くの保険会社が、保険内容の見直しを理由に、加入者に対して値上げを伴う再契約を通知、保険料が3倍になるケースもあると言われています。
オバマ政権は、保険会社が既往歴などを理由に加入を拒否することを違法化、HIV等10項目の医療の提供を保険商品に含めないと違法としましたから、保険商品としてのパッケージが大きくなってしまい、毎月支払う保険料は高くなってしまいました。
国民皆保険となるオバマケアにおいては、無保険者に対してはペナルティがかかることとなっていました。米国民は高い保険料を払うか、ペナルティで罰金を払うかの2択を迫られることになりました・・・
では、国民の3人に1人は雇用主を通した医療保険に加入・・・保険料は会社側と従業員の双方で負担、その高くなった保険料に対応しきれない企業が増えていきました。
50人以上の社員を持つ企業へは社員の医療保険提供が義務化、多くの企業は政府に罰金を払って企業保険を廃止するか、今いるフルタイム社員の勤務時間を減らし、大半をパートタイムに降格するという防衛策をとりました。1週間の労働時間として40時間(1日8時間、週5日)働く正社員には保険を提供する義務が生じるため、労働時間を減らし、企業保険にも加入できないというパートタイム労働者が増加、状況は悪化してしまいました。
オバマケアで保険加入者は大幅に増える一方、医師の66%は条件の悪いオバマケア保険のネットワークには参加していません。
患者はオバマケアを使える医者を見つけることが難しいと言われています。
オバマケアの患者を診療しても、国から出るお金は、他の患者よりも安く抑えられています。多くの開業医がオバマケアの患者お断りを掲げるという皮肉な結果になってしまいました。
このオバマケアに代わるものをトランプ大統領は、15日付けのワシントンポストのインタビューで、共和党が撤廃を進める医療保険制度改革法(オバマケア)に代わる新しい案の「完成は近い。近く提出する」と述べています。
Friday, March 17, 2017
The Rasmussen Reports daily Presidential Tracking Poll for Friday shows that 48% of Likely U.S. Voters approve of President Trump’s job performance. Fifty-two percent (52%) disapprove.
The latest figures include 34% who Strongly Approve of the way Trump is performing and 43% who Strongly Disapprove. This gives him a Presidential Approval Index rating of -9
Voters are more confident that the president has a plan for the nation than they are in either of the major political parties.
With Congress debating its future, voters are a little more protective of Obamacare, but most still believe big changes in the health care law are likely in the next few months.
Voters tend to agree that “Obamacare is collapsing,” but 52% worry the president and congressional Republicans will change it too much. Thirty-six percent (36%) are more concerned that they’ll change the health care law too little.
The Republicans’ proposed replacement for Obamacare is barely a week old, but voters are dubious about its impact on the cost and quality of health care. Still, the new proposal already earns better marks than the law it’s intended to replace.
The United States has the highest corporate tax rate in the developed world, and 42% of voters support the Trump administration’s plan to cut the corporate rate by over half as a boost to the economy. Just as many (42%) are opposed.