極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

I am grateful that I can freely write my daily thoughts

行方不明、フランス留学生・黒崎愛美(なるみ)さんと、チリ人・殺人容疑者・ニコラス・ゼペタ・コントレラス(26)

2017-03-07 21:56:48 | 女性の尊厳・性犯罪等

以下文は、主に英文・The Japan Times News(2017.2,15)、プログ・こんとん速報-(コピー、一部の文を省略)、AFP(2017.2.15)等々を参考にしています。

 

2016年12月4日にフランス東部ブザンソンで筑波大3年、留学生・黒崎愛美(なるみ)さんが行方不明となった事件で、元交際相手、チリ人、ニコラス・ゼペタ・コントレラス(26)をフランス警察は2017年1月3日、殺人容疑でインターポール(ICPO:国際刑事警察機構)により国際手配・・・ブザンソンの検察官が殺人容疑にしたと言うことは、重要な手がかりを十分に得ていたと言われています。黒崎さんの家族がチリ人の男が執拗で問題のある人格だと指摘していたとも述べ、男が危険な人物だったと言われています。

警察は男が使った携帯の電波の位置などから、黒崎さんの行方を追っていたと言われますが、現場は自然が豊かな広大な土地で、現在も捜索は難航していると言われています。

2017年1月7日のニュースでは、チリ当局は依頼捜査は終了と報じています!

以後、何も日本国内で反論が起きない、日本国民はお人好しなのか!

殺人容疑で逃走中のこの男の名前はチリ人、ニコラス・ゼペタ・コントレラス(26)で、2017年になってからようやく画像や動画が公開されました。海外に長期滞在した場合、細かい事件は発生しますが、今回のフランスの事件は殺人事件容疑でもあり、海外とは言え日本は徹底した強い態度でチリに再考、抗議すべきです!もう3ヶ月以上経過しました。

日本政府もチリ政府に対して、事件の全容解明に向けた協力を要請しています・・・弱々しい日本の態度、国家は国民を保護等する責務等があります。もし被害者が米国人だったら米国は許さないでしょう。殺人容疑者は堂々とチリにいます。

政府は今回の事件で得ていた情報を可能な限り、細部部分も国民に開示すべきです。日本国とは、何なのと思ってしまいます。

チリの国内報道では、チリ人が殺人容疑者だとして事件が報じられていましたが、容疑者宅が資産家、有力企業幹部、政府等々にも関与しているとも言われ、報道に圧力をかけたのか、その後は全くチリ国内では報道がないようです。

この事件の未解決は日本国民が許さないでしょう。

これだけ条件が揃っています!

日本はチリに舐められたものです!

今後、ニコラス・ゼペタ・コントレラス(26)が日本に入国した場合は、即拘束等し、フランス等に送るべきです。

 

チリ人のニコラス・セペダ殺人容疑者(26歳)とは?

出身地のチリ南部テムコの高校卒業後、チリ大学へ進学

コレヒオ・センテナリオ・デ・テムコという幼稚園から高校までエスカレーター式で上がれるチリ有数の進学校に通学(コレヒオ・センテナリオ・デ・テムコは少人数制学校、チリ政府助成の私立校)、ニコラス・セペダ容疑者は殺人容疑者でありながら高学歴、優秀と言われています。

英語、スペイン語、フランス語、日本語が堪能、パソコンにも精通、IBM勤務経験有り。

2014年~2015年の春まで筑波大学へ留学、語学サークルで黒崎愛海さんと知り合い、交際

2016年初め再度、日本訪問、黒崎愛海さんも、チリを2015年夏訪問

 

2016年7月以降に、ニコラス・セペダ容疑者と黒崎愛海さんの間に深刻な問題が発生

2人の間に破局が訪れたのは、回転すし店でのデート以降と言われています。ニコラス・セペダ容疑者が黒崎愛海さんのフェイスブックのアカウントを乗っ取り、不正アクセスしてデータを全て削除するという嫌がらせをしていたと言われています。

ニコラス・セペダ容疑者は嫉妬深い性格だったので、黒崎愛海さんの交友関係にある人物(特に男性)の情報を削除したかったのではないかと言われています。嫉妬の異常な行動が黒崎愛海さんがニコラス・セペダ殺人容疑者と別れる決心をつけさせた出来事になったようです。黒崎愛海さんは親しい友人にニコラス・セペダ殺人容疑者の攻撃的でストーカーのような振る舞いを相談していたそうです。

黒崎愛海さんの家族は、ニコラス・セペダ容疑者との交際を反対していたそうです。黒崎愛海さんは2016年9月からフランス東部のブザンソンのフランシュ・コンテ大学附属の応用語学センターに留学、当時、ニコラス・セペダ殺人容疑者は日本にいました。

黒崎愛海さんはフランスへの留学、すでに関係が破綻していたニコラス・セペダ容疑者と距離をあける良い口実にしたのかも知れません。2016年11月に黒崎愛海さんと話した知人によると、黒崎愛海さんはニコラス・セペダ容疑者と別れて良かったと話していたそうです。

ニコラス・セペダ容疑者は自身の行いを振り返ることなく、自己中心的でドス黒い思いを募らせ、黒崎愛海さんがニコラス・セペダ容疑者の信頼を損なう行動をしたと感じていたようです。ニコラス・セペダ容疑者は黒崎愛海さんにプロポーズしたことがあり、自分の思い通りにならなかったことで黒崎愛海さんを逆恨みしていたのではないかとも言われています。

9月7日、ニコラス・セペダ容疑者が動画投稿サイトに、彼女は信頼を取り戻し、自分がしたことに対し、少し代償を払わなければならないと警告とも脅迫とも取れるビデオ声明を投稿しています。さらにビデオ声明の中で、9月21日までにその条件を守れば許すことにすると2週間の期限を指定していました。ビデオ声明で指を2本立てているシーンは、その期限の2週間を表しているとも・・・しかし黒崎愛海さんはその条件をのみませんでした。ニコラス・セペダ容疑者の勝手で一方的な条件だったので、守りようがなかったでしょう。

黒崎愛海さんはすでにフランスで別の男子留学生と交際を始めていましたが、その交際の事実がニコラス・セペダ容疑者には許せなかったのかも知れません。黒崎愛海さんがフランスへ行った後、ニコラス・セペダ容疑者は共通の知人に私もフランス留学を検討していると打ち明けていたそうです。

 

10月に入ってニコラス・セペダ容疑者は一旦チリに帰国、日本へ留学する前と同じくサンティアゴにある大学で授業の補助をしています。大学教授に黒崎愛海さんとはもう終わったので、大学に戻ってきたと話していたそうです。

12月4日、ニコラス・セペダ容疑者は黒崎愛海さんと会うためにフランスへ向かいます!何らかの目的!を持って!黒崎愛海さんは別れた後もストーカー行為に悩まされていたようで、フランスまでストーキングされるとは思ってもいなかったでしょう。

 

黒崎愛海さんは2016年12月4日の午後4時まで、ダンスサークルに参加して楽しく踊っていたと言われています。12月4日の午後4時以降、ニコラス・セペダ容疑者と会い、本人運転の車でブザンソンの学生寮から南東へ約20km離れたオルナンへ向かっています。オルナンにある美術館見学後、レストランで食事・・・

 

ニコラス・セペダ容疑者は12月4日にスイス・ジュネーブの空港からヨーロッパに降り立ち、そこでレンタカーと携帯電話を借りて、フランス入国、フランスでは東部ディジョン(ブザンソンから80kmの距離)にあるショッピングモールでごみ袋!洗剤!燃料!などを購入

ごみ袋、洗剤、燃料を何の目的で購入したのか?

ごみ袋は何かを小分けして入れるため、洗剤は何かを洗い流すためでしょうか?

そして、燃料!は何かを燃やす!ためだったとしたら・・・ブザンソンのホームセンターでも電動工具を購入していますが、電動工具が何かまでは分かっていないようです。

 

以後、フランシュ・コンテ大学へ向かい、大学の構内で黒崎愛海さんを探し回っています。日本で別れたはずのニコラス・セペダ容疑者がフランスまで追いかけて来た事実、レストランでは、黒崎愛海さんは深刻な表情でニコラス・セペダ容疑者と話していたという目撃情報があります。

12月4日の夜遅く(午後11時以降)、黒崎愛海さんの学生寮の部屋へニコラス・セペダ容疑者が入っています。学生寮設置の防犯カメラには、2人の姿がはっきりと映っています。

12月4日の深夜(午前3時頃)、学生寮の同じ階の複数の住人が、どんどんと何かをたたくような音がして目が覚めた。その後、女性が必死で叫ぶような甲高い絶叫が5~6秒続いたと証言しています。異変の後、ニコラス・セペダ容疑者も黒崎愛海さんも学生寮を出たことを確認されていません・・・学生寮の防犯カメラには2人の姿は映っていません。ニコラス・セペダ容疑者は防犯カメラの死角を利用し、学生寮の外に出たと言われています。

その際に黒崎愛海さんが日頃持ち歩いているポーチと、スーツケースとパソコンを持ち去ったと言われています。その後の学生寮関係者への取材で、黒崎愛海さんの部屋には外出する際にいつも着ていたブルゾンとマフラーが残されたままだったそうです。部屋に争った形跡はなかったそうですが、外出準備ができない状態で連れ出されたとみられています。12月4日以降、黒崎愛海さんの姿を見た人は誰もいません。

その後の報道で、12月15日頃、学生寮の裏口に当たる非常口付近のコンクリートの床の上で、複数の血痕を学生寮の住人や従業員が見つけています。血痕はそれぞれ2~3cmの大きさで、非常口の外側に約30cmの範囲に散らばっていたようです。学生寮付近で車を急発進させたようなタイヤ痕もあったという報道もあるようです。

 

ニコラス・セペダ容疑者は12月4日以降、普段人が行かない深い森や川沿いなどに立ち寄っていたことがレンタカーのGPSの位置情報記録で判明、状況を考えると黒崎愛海さんの遺体を深い森の中に遺棄した疑いがあります。

1月5日の報道では、フランス警察当局がブザンソンから車で1時間ほどにある、ショーの森と呼ばれる2万1000ヘクタールの森林地帯を、フランス軍施設で特別な訓練を受けた嗅覚の鋭い犬などを投入して捜索、さらにライン川に注ぐドール付近の運河では、ダイバーを出動させて水中を捜索しています。ショーの森は大変広大なうえに雪も積もり始めていて、捜索は難航を極めていると言うことです。

ニコラス・セペダ容疑者はブザンソンから西部のドール方面へ向かった後、ホテルを転々としながらフランス国内を移動、12月7日にフランスから列車で出国、その後、スイスのジュネーブ、スペインのマドリードを経由で、12月13日に南米チリに帰国(逃亡)したようです。

当初、ニコラス・セペダ容疑者はクレジットカードや携帯電話の使用を控えていたという報道がありましたが、その後、2016年11月30日から12月7日にかけてクレジットカードを複数回、使用していた形跡が判明、黒崎愛海さんと食事をしたオルナンのレストラン、ガソリンスタンドでの給油、ディジョンでの買い物などをクレジットカードで支払っています。

12月14~15日頃、黒崎愛海さんの母親、筑波大学の共通の知人に黒崎愛海さんが無事であるように見せかけるため、黒崎愛海さんのフリをした偽装メールを送っています。

チリに帰国したニコラス・セペダ容疑者は、何食わぬ顔をして先述の大学の授業補助の仕事を12月21日まで続けていました。

 

12月末に自宅マンションでニコラス・セペダ容疑者は目撃されています。

ニコラス・セペダ容疑者の自宅マンションは、サンティアゴの「ラス・コンデス」と呼ばれる高級住宅街にある16階建ての高級マンション、1階の10号室に、ニコラス・セペダ容疑者の双子の妹たちと3人で居住、1階の部屋は他の部屋より広い間取りで、家賃は1000ドル(約11万7000円)、チリの最低賃金は日本円で月額4万6000円なので高級賃貸物件と言われています。

 両親は、サンティアゴから北に500km離れたラ・セレナという街(チリでも有名なリゾート地)に居住、父親は、チリの大手携帯電話会社「Movistar」の幹部役員、チリ国内にいくつもの不動産を所有、母親はラ・セレナの市役所に勤務、2016年12月に突然退職、母親の突然の退職?

このマンションの6階の601号室にニコラス・セペダ容疑者の両親、現在は双子の妹二人も一緒に居住、妹は、日本からの取材に対して攻撃的な意思を表しているそうです。

 

フランス警察はニコラス・セペダ容疑者を極めて危険な人物と捉え、今回の事件を誘拐と監禁容疑から計画的殺人容疑に切り替え、逮捕状を取って捜査を進めていますが・・・フランスには死刑はなく、通常の殺人だと最高で懲役30年ですが、計画的殺人の場合は最高で無期懲役となるそうです。逮捕された場合、無期懲役になる可能性があるということです。

12月30日にニコラス・セペダ容疑者はサンティアゴの警察で任意で事情聴取されていますが、事情聴取は言い分をただ聞いただけで、もちろん身柄を拘束されることもなくあっさりと済んでいます。事情聴取後、午前11時15分頃、サンティアゴの自宅マンション前で、父親が運転する白いピックアップトラックの荷台に隠れるように乗り込むニコラス・セペダ容疑者の姿が目撃されています。

年が明けて1月2日まで、チリの中部ラ・セレナにある両親のマンションで過ごしたニコラス・セペダ容疑者ですが、1月3日以降、そのマンションから姿を消しています。ラ・セレナには観光客に人気のビーチがあり、リゾートホテルや別荘が数多く立ち並んでいますが、父親が契約したそのビーチ近くの短期アパートに滞在しているようです。

父親は1月3日から約10日間の休暇を勤務先に申し出ていて、ニコラス・セペダ容疑者と一緒にいたとみられています。逃亡中の分際ながらも自身のフェイスブックに、自分は悪くない。何もしていないと投稿、事件への関与を否定しているようですが、その投稿はすでに削除されているそうです。

2017年1月、フランス当局はチリ政府に、身柄引き渡しを正式に要請、チリの最高裁は2月3日、ニコラス・セペダ容疑者を身柄拘束をするための証拠が不十分だと指摘、フランス当局の要請を退ける決定を下しています。

ニコラス・セペダ容疑者に2ヶ月間の出国禁止を命じています。

日本政府はチリ政府に対し、事件の全容解明に向けた協力を要請、チリのムニョス外相は、できる限りの協力を約束するとコメント・・・

チリの最高裁は現地時間で2月7日、ニコラス・セペダ容疑者に、2月14日午前9時に最高裁へ出頭するよう命じました。今後、フランス側から身柄引き渡しの要請が来る見通しであることなどについて、最高裁の書記官が、ニコラス・セペダ容疑者に説明するようです。

フランスの捜査当局がチリの裁判所に提出したニコラス・セペダ容疑者の供述書によりますと、フランスからチリに帰国した理由は、学術的な仕事が残っていた、講師のアシスタントの仕事をチリ大学でする必要があったなどと説明、アリバイ工作をしながら帰国、逃走したわけではないと言っているようです。

最高裁に出廷したニコラス・セペダ容疑者は2人の弁護士を連れていました。弁護士は、我々は(フランスからの)すべての要請に対しセペダ容疑者を弁護するとコメント、全面的に争う方針を明らかにしています。今後、フランスから追加の捜査資料が届いた場合、公開の法廷で事情を聞く可能性もあるということですが・・・

私達日本に美味しい農海産物、ウニ、ワイン等々を輸出してくれる南米チリ・・・多くのチリ国民は、善良だと信じていますが、本当に極一部の権力者、既得権者等がチリ国の信頼を落としている事実は間違いないと思います。

絶対に日本!チリ国民!は、ニコラス・セペダ殺人容疑者を許してはなりません!

日本、チリの未来のためにも!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする