米国で多発する、理不尽な人種差別事件、何故黒人は人種差別を受けるのか・・・有色人種である私達には米国内の人種差別は理解出来ない部分がありますが、やはり差別する根本原因があると思います。
1500年代以降、アフリカの黒人達には何の罪も有りませんが、理不尽にも黒人と言うだけで奴隷とされ世界に売られました。当時の奴隷商売人達(主にアシュケナージ・ユダヤ人)は何の躊躇もなく、犬猫同様に黒人の売り買いをしています。
自分なりに内外のプログ等々を精査すると、根底は旧約聖書創世記(9・20・21)にあり、当時の白人の一部は、黒人の売り買いに都合のいいように旧約聖書の一部を解釈したように思います・・・結果、奴隷売り買いは、聖書のお墨付きと言う結果になっています。決して肌が黒いからでは無いように思います。
有名な旧約聖書に出てくるノアの方舟の話は多くの人は知っているようです。簡単に言えば、大洪水の予言を受けたノアが方舟を突くって、家族、動物達を救ったという話です。(旧約聖書・創世記6・11-7・22)
以後、ノアは農夫になり、畑で葡萄を作っていました、ある時、ノアは葡萄酒を飲んで酔ってしまい、裸になって寝てしまいました。(創世記9・20・21)
ノアの子供はセム、ハム、ヤペテです。
裸で寝ている、全裸の父親(ノア)を見たノアの息子「ハム」は面白がって、恥ずべきもの見たと、2人の兄達(セム、ヤペテ)にそれを話します。2人の兄弟(セム、ヤペテ)は、裸を見ないよう後ろ向きに歩いて行き、顔を背けたまま着物で父親の裸を覆いました・・・目を覚まし、ハムのことを知った父親ノアは激怒、息子ハムの子・カナンを呪います。
***カナンは呪われよ、「奴隷」となり、兄弟達に仕えよ。(創世記9・25)***
一部白人達は、この「ハムの子・カナンが黒人」であると都合のよい解釈をしています。その結果、カナンの血統である黒人は奴隷である・・・本当に理不尽なことです。
旧約聖書に「奴隷となり・・・」、奴隷売人達にとって、奴隷制度は旧約聖書のお墨付を得ていたと言えるでしょう。
人類最大の恥ずべき解釈です。一部白人の自分達に都合の良い旧約聖書解釈により、多くの黒人達が苦難の歴史を歩く結果となってしまいました。
この解釈は表に出ることはありません・・・現在も一部の白人達の中で生きていると言われ、白人優越の世界を作っているかも知れません。
これらの旧約聖書の解釈は世界のタブーと言われているようで、一部の白人は知らないふりをしていると言われています。勿論世界中、学校等で教えることはありません。
ノアの息子3人(セム、ハム、ヤペテ)が全世界に広がり諸民族となったと言われています。
*セム系(黄色人種)の子孫はイスラエル民として、アブラハム、イサク、ヤコブを出して、旧約 聖書の血統的ユダヤ人(スファラディ・ユダヤ人)になります。
*ハム系(黒人)の子孫はエジプト、アッシリヤ、カナン、シドン、アモリ人等です。
*ヤペテ(白人等)の子孫はゴメル、マゴク等北方民族等となり世界に広がります。
どの人種も何の罪もないように思えます。
対する、偽ユダヤ人(アシュケナージ・ユダヤ人、有名なアンネ・・・等々)は、カザール人でこれらの血統とは何の関係も有りません。
現在も続く黒人の人種差別、この理不尽な誤った旧約聖書解釈を白人達等々が認めれば、黒人に対する見方は変わるように思います。
米国内の人種差別問題・・・対する黒人出身、母親はユダヤ人(アシュケナージ・ユダヤ人)、父親はイスラム教徒のバラク・フセイン・オバマ米国大統領の心の中は黒人、イスラムに対する思いやり等々、表に出すことが出来ない苦悩はまだまだ続くと思います。
米国内での黒人に対する人種差別反対運動に多くの白人が参加している事実はまだまだ米国の片隅には良心が生きていると思う昨今です。
この文は、内外の一部ネット等々資料を参考としています。