極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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素朴な疑問、何故テロは発生するか・・・

2016-07-09 23:57:44 | 戦後

以下文は可笑しな文が多々あると思います、素人が思うテロの一側面と言うことで記しています。

 世界ではイスラム圏以外にもアジア、アフリカ、中米等々、世界中で多くのテロが発生していますが、テロ発生原因は主に経済格差等々の問題で発生してると思います。この経済格差は、本来は自国民が享受できる利益が理不尽な支配により失われている事実に対し、無差別・殺人テロを起こし意義等を唱えている面があるように思います。勿論、都合のよい主義主張のためもあると思います。

特にイスラムのテロに関しては、私達はマスコミを鵜呑みにすることは極めて危険と思いますし、テロの細部は日本の報道で知ることは難しいようで、海外の報道はかなり細部を報道し、国民に判断材料の資としています。日本の報道とは相当の違いが見られます。

 

エドワード・スノーデンは過去、情報を分析した結果、米国(CIA)と英国(MI6)、そしてイスラエル(モサド)が共同でISIS(イスラム国)を作り上げたと明言しています。

三カ国の目的は、スズメバチの巣(Hornet nest)と呼ばれるオペレーション(作戦)によって世界の全ての過激派を一カ所に引き寄せる事にあります。

ISISの指導者は、過去に1年間、米国の管理下でモサドから神学や演説法を教わり、さらに戦闘訓練も受けていました。この事実は米国家安全保障局(NSA)の文書に明確に記されています。ユダヤ国家を保護する唯一の策は、その国境近くに敵を作り出すことなのです・・・

ISIS(イスラム国とは国では無く、海外募集傭兵・テロ集団で、ある目的のために作った集団と言えるかも知れません。)のISISのテロとイスラムのテロは分けて考えるべきと思います。

日本では無報道ですが、日本もアルジェリア系フランス人と結婚した女性が、1名ISIS(イスラム国)に参加していることが分かっています。世界80ヵ国以上から呼応して15000人が集結、フィリピンやインドネシア等にはイスラム国の下部組織があると言われています。ロシアからは80人が参加、オーストラリア人は200人以上がイスラム国に参加していると言われています。

ISIS=イスラム国・傭兵・テロ集団 & 中東地域支配、利権の理不尽さに無差別・殺人テロで意義を訴えている元祖中東・イスラムのテロリスト

 

テロ発生原因の核心部分?

第1次大戦終了後、フランスとイギリスは中東地域にあったオスマン帝国(第1次世界大戦参加時の領土はトルコ、イラク、シリア、パレスチナ、サウジアラビアの沿岸部辺りまでです。)を自国の益のために力で解体して両国が互いに利益を得るようにしました。これらの中東地域は世界最大の油田を擁した地域でもあります。

特筆すべきは、フランス、イギリスは中東地域、部族間の対立地域の細部を徹底的に調べ上げ理不尽にも国境線等々を引いています。これらの中東地域が一致団結することなく対立するようにしているように思います。両国は力で宗教心が強いイスラム社会を追い出してしまいました。本来のイスラムは国境を必要としないと言われています、国境線等々を引くということはイスラムの人にとって理解できないし納得出来ないでしょう。 中東・イスラム圏のテロリストは支配されてる地域外の拡大までは求めていないように思えます。経済格差是正のために、主に石油利権等々を返してくれ等が本音と思えます。

 相手(欧米等々)は話し合い等絶対に認めず、強力な力を持つ欧米等々相手にイスラムは如何することもできず、誰かがこの地域を変えなければ子孫はこれからもずっとずっと貧しい地獄のような生活しかないと思っているでしょう。最悪、自分の命を引き換えに、宗教心により無差別・殺人テロ、自爆テロと言う手段で「異議」をとなえているのがイスラム社会かも知れません。これらがテロの根底にあるかも知れません。

常識的に考えれば、無差別殺人テロは絶対に認めることは出来ませんが、イスラム側の言い分は全て可笑しいと言うことは出来ないと思います。

 

この欧米に追随する、現日本は当然、対イスラム & ISISとなるでしょう。

政府は昨今のイスラムのテロ&ISISのテロの本当の細部情報を持っているでしょう・・・だからと言って日本は、欧米に追随しなくて生きていけるかと言うと極めて困難だと思います。日本は日米同盟を結んでいます、米国、欧米に追随するのは当然かも知れませんが・・・関連本を読めば日本は中東地域に関与していない国で、イスラムからも大変信頼されていた国です。日本が堂々と自己主張出来る国となり、中東地域でリーダーシップを取れる時代が来たらいいですね。

 ISIS(Islamic State of Iraq and Syria、イスラム国ですが国では有りません。)・・・この呼び方は本当のイスラムは使用しません、明白に傀儡、ある目的のために作られたテロ集団だと思います。私達世界は強引に作られたISISに関心を持つように向けさせられているかも知れません。

 ポール・クレイ・ロバート・Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補でウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者、ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニューズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニストです。彼はISIS(イスラム国)は米国の支援を部分的に受けていると言うのは、常識の範疇であると述べています。

 

エジプト・アズハル大学のイスラム法学者団体が声明を発表し、「ISIS・イスラム国」を名乗るテロ組織の呼称は不正であり、これはイスラム教とイスラム教徒への侮辱とみなされるとしました。

 

イスラムへの対応の難しさ・・・

過去、イランのローハーニー大統領はイスラムは慈悲と平和の宗教であり、常に暴力と過激派を否定してきたと語っています。

イラン大統領府のインターネットサイトによるとローハーニー大統領は、イラン北東部の聖地マシュハドで開催されたホラーサーン・ラザヴィー州調整計画評議会の会合で残念ながら、今日、イスラムとイスラム教徒に対するプロパガンダのテロ攻撃が行われているがテロや彼らの犯罪は、イスラムやコーランとは何の関係もないと明確に否定しています。

イランのコーラン専門の国際チャンネル・イクナー通信によると、ISIS(イスラム国)・テロ組織にイスラム国の呼称を使用するのはイスラム教やイスラム教徒に対する明らかな侮辱であり、エジプトやアラブ諸国のメディアは西側のメディアの呼び方を使ってはならないとされています。

アズハル大学のイスラム法学者団体は、イスラム国とはアズハル大学の資料においても、現代的な民主主義国家として扱われているがこのテロ組織はそのような特質を持ったこともなく、また持っていない。このため、このような名称をこのテロ組織に使うことは許されないと強調しています。

このテロ組織は、初め、イラクとシャームのイスラム国という名前を使って存在をアピールし、その後イスラム国という名前に変えています。このテロ組織はシリア、イラクの一部を制圧しており、これらの制圧地域で人々、とりわけ女性に対する犯罪を行っていると批判しています。ISIS(イスラム国)・テロリストがイスラム教徒を名乗っていることが、イスラムやイスラム教徒に対する国際世論の誤った判断を招いていると述べています。ISIS・(イスラム国)は、その残虐性からアルカイーダさえ縁を切ったくらいのレベルのテロ集団です。

 

日本人には、中々理解出来ないイスラムの一面

イスラムに関するニュースで特筆すべき、過去の殺人事件

イスラムではコーラン以外でムハンマドをネタにすることを禁じています。

肖像画を描くことも彫像を刻むことも厳禁です。

だから読まなくてもネタにされているということだけで反発します。

悪魔の歌は簡単に言えば、神は他にもいるんじゃないかと比喩した文だと認識しています。イスラムではアッラーは勿論一人です。この本はイスラムから見たら冒涜に思えます、日本人の感覚では理解できない部分もあると思います。

1991年7月11日、筑波大学助教授の五十嵐一氏が大学の7階エレベーターホールでバラバラに刺殺、切断されました。現場からO型の血痕(被害者の血液型ではないため、犯人の血液型)や犯人が残したとみられる中国製カンフーシューズの足跡(サイズ27.5cm)が見つかりました。五十嵐助教授は1990年にサルマン・ラシュディの小説『悪魔の詩』を日本語に翻訳しています。1989年2月にイランの最高指導者のルーホッラー・ホメイニーは反イスラーム的を理由に「悪魔の詩」の発行に関わった者などに対する死刑宣告を行っていたため、事件直後からイラン革命政府との関係が取り沙汰されていました。

日本の警察は犯人を特定できましたが、今後の日本国民のことを考え、成田出国時に逮捕しませんでした、超法規的判断だと言われています。イスラム圏への対応の難しさを示唆した事件と言えそうです。

イスラム圏 & ISISを精査することは、未来の世界を予測することが出来るかも知れません。

世界は無秩序を作るため・・・ISISのテロを最大限利用してる人達がいると言う説もあります。

 

世界中での「イスラム人の爆発的人口増加」を、最も危惧しているのが「欧米人」です!

世界の宗教別人口は現在キリスト教徒が最大勢力です、2070年にはイスラム教徒とキリスト教徒がほぼ同数になり、2100年になるとイスラム教徒が最大勢力になるとの予測を米調査機関ピュー・リサーチ・センターがまとめています。

2010年のキリスト教徒は約21億7千万人、イスラム教徒は約16億人で、それぞれ世界人口の31.4%と23.2%を占めた。イスラム教徒が住む地域の出生率が高いことなどから、2050年になるとイスラム教徒は27億6千万人(29.7%)となり、キリスト教徒の29億2千万人(31.4%)に人数と比率で急接近するとしています。40年間のイスラム教徒の増加率は73%で、キリスト教徒やヒンズー教徒の増加率の2倍以上に達します。現在、世界最大のイスラム教国はインドネシアですが、調査は2050年にはインドがヒンズー教徒の優位を保ちつつ、イスラム教徒の数が世界最多の国になると予測しています。

 

イスラムの人口増加による将来の欧米、キリスト教文化等々の地位低下等を危惧・・・世界中にイスラムは悪だと報道するための事件が、間違いなく「9・11」だと言われています。

欧米の対応次第で世界は紛争、戦争が起きる可能性があるという説があります。

私達にはついていけないような、欧米 VS イスラム世界、無差別・殺人テロだけはやめてほしいと思う昨今です。


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