想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

安倍の日銀人事への疑問

2018-02-17 11:07:20 | 社会・経済

日銀の黒田総裁の留任と副総裁人事が決まった。
黒田総裁の評価については意見の分かれるところだろうが、総裁任期の5年間は、充分に長い期間で、公約の実現にも程遠いことを考えると、やや疑問の残るところだ。
一方、FRBのイエレン議長は、むしろ留任させることが世界経済にとっても良かったのではと言う気がしている。
副総裁にいわゆるリフレ派を起用し、政権へのバック・アップをさせようとの魂胆のようだが、安倍の人事は、お友達内閣といわれたように、自分に都合の良い人事が多すぎる。
佐川の国税庁長官人事にしても、別の処遇であったら、ここまで問題にならなかっただろう。
同じ意見の人間ばかりでは、危機対応が後手になる危険性が強い。
長期金利の上昇の兆しがはっきりしており、国債の金利負担が重くなり、財政赤字の解消にどう対応して行くかが試されている。

映像の世紀プレミアム 第8集の衝撃

2018-02-16 11:09:35 | 政治

映像の記録はTV番組の中でも優れた番組の一つである。
先日放映された映像の世紀プレミアム第8集「アメリカ 自由の国の秘密と嘘」は、トランプのフェイク・ニュースと相俟って、考えさせられることが多いとともに、衝撃の内容が含まれている。
日本でも、森友や加計学園問題で、嘘が横行しているが、この程度の嘘は可愛いもので、アメリカの秘密と嘘は深刻である。
ケネディ暗殺のショックは、今でも記憶に新しいが、公表される予定だった真実は、又、延期され、真実は闇のままだ。
新聞王ウイリアム・ハーストのアメリカ・ファーストは現在と重なるし、フーバーFBI長官の行動、ネバダの核実験など、アメリカ人に是否見てもらいたい内容だ。
我々は、秘密と嘘の社会、時代に生きていることを認識させられる。

プロ野球キャンプ情報

2018-02-15 14:29:55 | スポーツ

プロ野球のキャンプが始まって半月経ったが、オリンピックの話題に押され、あまり情報が伝わってこない。
パ・リーグは、ソフトバンクの層の厚さが目立ち、日本ハムは、清宮の加入で、話題だけは先行している。
一方、セ・リーグは、今年も巨人の補強が目立つが、Denaは、ポイントを押さえた補強に成功したようだ。
さて、阪神であるが、4番候補の右打者にロザリオを獲得し、久々に期待できそうだ。
彼が4番に定着し、糸井、福留が脇を固め、若手の高山、中谷、大山が順調に成長すれば、昨年以上の打線が期待できそうだ。
投手力は、先発不足は解消されておらず、藤浪への期待が大きい。
中継ぎ、救援は、昨年並みの活躍をしてくれれば、そこそこと評価できる。
捕手はどんぐりの背比べで、誰が飛び出してくるか。
二遊間の守備に足の速い選手が欲しい。
今年は、去年のように、広島の独走とならない面白いシーズンを期待しよう。

冬季オリンピックの初メダル

2018-02-13 17:37:22 | スポーツ

オリンピックでありながら、話題は北朝鮮の美女軍団の報道ばかりであったが、やっと競技の放映が本格化してきた。
羽生、小平、高木、高梨、渡部他メダル期待の話題の選手も多く、盛り上がってきたようだ。
ただ、馴染みのない競技も多く、夏季オリンピックほどには、TVに釘付けになることはない。
冬季の競技は、スキーもスケートも、順番に競技してタイムを争う競技が多く、陸上競技のような競り合う迫力はあまり感じない。
高梨が銀メダルを取り本当に良かった。
ワールド・カップで抜群の成績を残しながら、メダルを逸した前回大会はどんなにか悔しかっただろう。
4年間、努力を続け、最近の成績からは、3位が妥当な順位で、メダルだけは取らせてやりたい気持ちが強かった。
2回目のジャンプで、3位を確保したときはホットした。

映画「幕末太陽伝」4Kデジタル修復版

2018-02-12 11:09:43 | アート・文化

日本映画史の中に必ずリスト・アップされる川島雄三監督作品の「幕末太陽伝」を4Kデジタル修復版で見直した。
昭和33年の売春禁止法前の昭和32年の作品である。
われわれの年代は、遊廓については、映画や落語の中の世界である。
遊廓といえば、北国の吉原が有名であるが、みなみの品川宿は落語に良く出てくる。
落語に接したのは、中学生の頃であるが、当時、漫才の横山エンタツ、古河ロッパ、花菱アチャコが人気であったが、私は、落語のほうが好きで、古今亭志ん生や三遊亭金馬の落語をラジオで聞いていた。
もちろん、遊廓を題材にした落語が理解できたはずはない。
最近、落語人気が回復したようで、民放でも放映されている。
その中では、「落語研究会」という国立劇場での公演が面白いが、名人、圓生の廓話は、この歳で聞くと理解できる。
映画、「幕末太陽伝」には、「品川心中」他、落語の場面がいろいろ登場し、とても興味深かった。