ブラジルのワールド・カップ開催反対のデモが、連日、TVを賑わしているが、どうやら無事開催され、予選リーグにほとんどの国が登場した。
残念ながら、日本は初戦を負けたが、なんとか引き分けに持ち込んでほしかった。この勝ち点1は、予選リーグ突破に大きく影響しそうだ。
1番の驚きは、前回の優勝国であるスペインが、大敗したことであろう。
印象に残った試合の一つが、スイス:エクアドル戦である。両チームとも、引き分けをイメージしたであろう正に終了寸前の失点であった。魔が差したのであろうか。
もう1試合は、ドイツ対ポルトガルである。好試合を期待したのだが、レッド・カード1枚で吹っ飛んでしまった。せめてイエロー・カードなら、なんとかなるが、リードされて人数が一人少ないのでは、ゲームにならない。
それにしても、一流と言われるスターたちのプレーは見事である。
ネイマール、メッシ、ベンゼマ、ロッペン・・・
彼らのプレーを見ていると、これらの国に勝つのはとてもじゃないという気がする。
ワールド・カップは、日本が予選リーグで敗退しても、決勝トーナメントの放映はあるので、最高のプレーを楽しむことはできそうだ。
私が、ブラジルを訪れたのは、20年近く前のことであるが、貧富の差が相変わらずの問題のようだ。
ワールド・カップとオリンピックの開催が決まったのが、BRICSに注目が集まっていた時期で、その後、経済成長が足踏みしているだけに、国民の不満はたまっており、オリンピックの開催に向けていろいろな摩擦が起きそうだ。
折角の祭典だから、最高の試合を見せてほしい。