交流戦は、久しぶりにセ・リーグ球団が善戦し、巨人の優勝で終了した。昨年日本一を逸したが、選手層の厚さは一番だ。
後半は、サッカーのワールド・カップが始まったので、野球はほとんど見ていないが、交流戦の上位は、巨人、ソフトバンク、オリックスで、シーズン順位予想の上位チームである。
好調だった広島が、最下位に沈んだのは意外で、中日の健闘と阪神のだらしなさが目立った。
セとパの成績が拮抗したのは、パ・リーグの有力投手であったダルビッシュ、岩隈、和田、田中といったところが、大リーグへ転身し、杉内がセへ移籍した影響もあるだろう。
交流戦が終わっての順位を見ると、以前「プロ野球雑感」で予想したシーズン順位とほぼ同じであり、後半戦はあまり面白くないかもしれない。(阪神の順位は期待が入っているが・・・)
キューバから来日したセペダ(巨人)とグリエル(DNA)がどんな活躍をするかは興味深い。
いずれにせよ、外国人の助っ人の活躍度合いが成績に大きく影響することだけは確かなようだ。
阪神についてコメントすると、阪神の投手陣は、先発のコマ不足に加え、抑えの呉もやや期待外れで、福留に至っては論外。このままでは、ずるずると沈んでしまうだろう。7月末までに、思い切ったトレード等での補強がないとセ・リーグは面白くないシーズンで終わりそうだ。
それにしても、阪神のスカウトの目はよほど節穴らしい。藤浪以外、ドラフト1位の投手が活躍していない。
阪神の甘え体質はいつになったら改善されるのだろう。