ＮＢＡファイナルの激戦続く

ＮＢＡファイナルでウォリアーズとキャバリアーズが激戦を続けている。
第１戦、２戦ともに延長戦に突入し、第３戦も僅差の勝負となった。
第３戦は、第３クオーターで、キャバリアーズが２０点差をつけ、ホーム・アドヴァンテッジもあり、一気に決めるかと思ったら、第４クオーターでウォリアーズの驚異的な反撃で、また延長戦かというところまできた。
私はあまり好きではないのだが、ファウルとタイムアウトをうまく利用しながら、攻撃するのは、アメフトも似ている。
「皮を切らせて肉を切る。肉を切らせて骨を切る。」戦術であり、ファウルで相手にフリー・スローを与え、プレッシャーから１本失敗すれば、攻撃権を得て、３ポイント・シュートが決まれば、２点差が縮まる計算である。
残り時間３分で１０点差であれば、ほとんど逆転は不可能なのだが、これを可能にする戦術である。
第３戦では、ウォリアーズの戦術が見事に当たった。
結果的には、あと１歩及ばなかったが、これも、ゲームの醍醐味なのだろう。
３戦とも、どちらが勝ってもおかしくない接戦であり、残りの試合が楽しみである。