想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

株高でラップ口座に脚光

2015-05-30 16:54:04 | 社会・経済
株価が上昇し、バブル時の時価総額を超えたと、新聞紙上を賑わしている。
しかし、現在のところ、バブル期のように、誰もが株へ投資というような状況ではなさそうだ。
しかし、これだけ煽られ、「持たざるリスク」と騒がれると、また、当時の繰り返しになるかもしれない。
今話題になっているのは、「ラップ口座」らしい。
まとまった金額を、証券会社のプロに運用を任せて、一定の利益を得るものである。
果たして、そんなにうまく行くだろうか。
私にも、苦い経験がある。
2000年に、野村證券から薦められ、「ノムラ日本戦略ファンド」なるものを購入した。
当時、野村証券の業界における地位は高く、野村のスタッフが全力を挙げて取り組むので、大丈夫とのことだったが、結果は見事に裏切られ、一度の分配金もなく、30%以上の損失を出して、処分した。
この投資信託は、現在まで保持していれば、9900円まで回復している。
要するに、プロが運用しても、環境が悪ければ、どうにもならないということだ。
「ラップ口座」は、2%程度の余分な手数料がかかるので、5%の運用益では、3%にしかならない。
逆に、この程度の運用益であれば、環境が良ければ、素人でも充分可能なレベルである。
証券会社は、小額の投資家には冷たいものだが、どうなるだろう。

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